第9話:ラフロイグのひと時
ひとまず仕事が終わった。次は海を渡る仕事になる。
ついに東南州の州都ラフロイグに着いた!
あとはロズウェルに戻ればお仕事終了。うん3/4が終わったわけだ。
そういえばポンシューハさんが仕事の手が空いたら早急に声をかけてくれって言ってたな。
お土産を渡しに行くときついでに聞こう。
ラフロイグも名物はお酒…って、お酒しか名物が無いのかな?
この仕事でどこに行ってもお酒しか勧められない気がする…渡す相手がお酒以外だと不機嫌になるから問題ないけどね。
あとクァヴィ導師がおつまみをよこせって言ってたっけ。
ニョータさんは漁業具の出物が欲しいって言ってたな。
町に滞在すると嬉しいのは、重焼パンじゃなく普通のパンが食べられることかな?
重焼パン…何か月も悪くならないので遠出の際に重宝するけど、一度焼いたパンを重ねてさらに焼くことで水分を減らし長期保存ができるようになる。だって言ってた気がする…つまり、ひたすら固いしパンをかじるたびに口の中が乾いていく食感が食事というより拷問のような…
お土産も買ったし、帰り道で再確認しつつおうちに帰ろう!
無事報告を終え、ポンシューハ先輩の家に。先輩は不在で手紙だけ残されている。
「聖女の魔力は万華鏡、姿をとどめず、姿を変えず、時は揺蕩い止めず流れ」
なんの呪文だ?
「白のイェッタは赤く染まり、赤のオーハイネは黒きに流れ、黒のエストは白く輝く」
「白は聖女、赤は精霊、黒は魔導師、三位一体で守り守られる」
「⎛´・ω・`⎞というわけで東方列島に行くのだ」
意味が本当にわからない?南方領の東方列島に行け仕事なのはわかるけど…先輩は何が言いたいんだ。
※橘由華先生の、聖女の魔力は万能です の題から何となく浮かんだ「聖女の魔力は万華鏡」という言葉をたたき台に聖女と呼ばれる魔法使いを助けるお仕事が決まったようです。




