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貞操逆転世界 男女比不明 日本の場合  作者: 可愛い
貞操逆転以前

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41/50

二人の距離

まだ貞操逆転してません。シリアス?リア充ぽくなってます。

どちらか片方でも許容できない方はブラウザバック推奨です


本日は複数投稿しております。確認の上お読みいただければ幸いです


よろしくお願いいたします。

まだ腕が痺れてる。感覚が戻っただけマシか

「でかけるか・・・」そうだな。出かけよう。塞ぎ込んでしまいそうだし


親父の為に夕飯の用意をして簡単な書き置きをする

今日は外泊するか・・マンガ喫茶かスーパー銭湯あたりかな


そう思って家を出たがレナのことが気になる。気まずいけど様子を見に行こうかな

インターフォンを押すと小父さんが応対して玄関まで出てきてくれた


「やあ。渉君」小父さんの簡単な挨拶に続き俺も挨拶を返す

「渉君、レナが泣きながら帰ってきたんだが、何か知っているのかな?」俺は返事に困る


困った俺は下を向いてしまう。小父さんは返事を待っていたが暫くして

「なあ、渉君。何があったか知らないが今日はレナを一人にしてやってくれ」


「レナは立ち直ることを知ってる。だから信頼して待ってやってほしい」ハッとして顔を上げる

「なーに、明日になれば笑顔が戻るから。泣き顔より笑顔を見てやってくれ」


俺は何も言えず頭を深く下げて踵を返す。レナ、泣いてたんだな・・

レナが見てる気がして見上げると窓のカーテンを引かれてしまう。見ていてくれたようだ


色々と考えながら駅前まで歩いて行く。よく使うマンガ喫茶は営業していた

マンガ喫茶か・・でも銭湯でお湯に漬かりながら落ち着いて考えたほうが良いかな・・


スーパー銭湯は隣町だったな。まだ日は高いし閉店してても戻ってこれるから行ってみるか・・

駅の路線図を見ながら考えてると大きな声で俺を呼ぶ声が聞こえる


「わたる!」

え!?振り向くと自転車に乗ったレナがいた。息を切らしている


「ああ、レナか」いざ会ってみると目を見れない。淡白な返事をしたのに気づき自己嫌悪になりそうだ

「渉、どこいくの?」自転車を押しながら近づいてくる


なんか周囲の注目を集めてる気がする

「まだ、決めてない」そうとしか言えない


「うふふ、そんな感じに見える」

「ねえ、お勧めは近所の公園なんだけど・・一緒にどう?」


俺はレナを見返して目を合わせる。ほんと、レナは強いな

「ほら、自販機で飲み物買って行くよ!」そう、そしてレナは気配りが出来る


うん、そうだな、そうすっか・・・・強さと気配り、どちらも俺に無いものだと痛感する

自販機で飲み物を買い近所の公園へと来た道を戻る


「ほら、座ろう」うん、レナの後に続きベンチに座る

「ねえ、渉、憶えてる?この場所」ああ、憶えてる


この公園はレナとよく遊んだ場所だ。小学生の頃に毎日来ていた気がする

「私は憶えてるよ。一緒に良く遊びに来たよね」レナはベンチに座ってから俺を見ていない


多分、この公園も見ていないと思う。きっと過去の俺たちを見ているんだろうな

そう思わせるほどレナの横顔は、公園を見る瞳は透き通って見えた


「私に兄がいるの憶えてる?」俺は会った憶えはないんだけど、会っていたのかな・・?

レナの語り口から俺に回答を求めていないのが分かる


「お兄ちゃんは、というか双子だったから気づいてないよね」

レナの瞳が更に遠くを見た様な気がする


暫くして俺に向き直り問いかけてくる

「ねぇ、渉はおじさんから何か聞いてるの?」え?レナが双子って話は聞いてないな


正直に聞いていないと話すと「そっか」と言って公園に顔を向けてしまう

「ねえ、渉は緑子の事・・・・好き?」唐突だな。そんな流れでは・・まあ正直に答えるか


「いや、気にかけたことも無いよ」あいつは女神さまを取り囲むモブだからな。まあネームドだけど

「そっか・・・好きになる予定とか、ある?」え!?それも無いぞ。ハーレムに空きがあっても無いぞ


「それも無いな」緑子は異世界で輝いて欲しいわ

ってレナが覗き込んできてるな。可愛いな、ほんとカワイイ


「そっか・・・多分、緑子ね、渉に恋してると思う、って言っても?」

あー、あの態度、そうも取れるよな。中学の時に聞こえたリア充どもの会話みたいだったしな


恋愛弱者の俺には恋とか未知の世界だし・・恋をせずに肉欲からスタートだったからな

とはいえ、緑子は無いんだよな。なんでだろう?自分でも分らんけど直感を信じるしかない


「それでも無いな。嬉しいけど、無い」

「そっか・・・でも嬉しいんだ」まあ、誰かに好かれて悪い気はしないしな


「まあ、誰であれ好意を寄せてもらえるのは嬉しいと思うぞ。レナもそうだろ?」

「うふふ、そうだね」


「ねえ。これから緑子との関係は・・どうするの?」関係?関係と言うほど深い付き合いは無いしな

俺としては訪問先の受付嬢程度の関係だと思ってるんだけど


「どうともしないぞ。地球代表として異世界の事務子との関係性を保つだけだよ」

「そっか・・・うん、そうだよね。渉らしくて安心した。えへへ」お、おぅ、なんだよ安心って


「ねえ、お腹すかない」うーん空いてないけど、まあ、場所移動で仕切り直しもありだな

「おう、移動するか」って言いながらも滑り台を久しぶりに滑ろうと提案して滑ることに


なんか童心に戻って笑みが漏れる。レナも同じようだ

その後、一旦邪魔になる自転車を置きにレナの家へ


レナが着替えがしたいと言うので玄関まで出てきていた小父さんに挨拶をする

レナを夕飯に誘ったので駅前の店に行きますと言うと喜んでくれた


俺もレナに笑顔が戻って嬉しい。ああ、そうだ夕食の店どうしよう?

レナって何が好きだったかな・・

お読みいただきありがとうございました。

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