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経験値は   になる  作者: 杏原 千鶴


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希望の国

遙昔から、この世界には勇者が必要でした。

魔族や魔獣から人々を守り救う勇者が

勇者は試練を乗り越え己の力で聖なる剣を掴み取り

悪しき魔族や魔獣の脅威から多くの人々を救い守り

彼が死ぬまでの約50年

我が国ミファス王国や様々な各国の人々に幸せをもたらした。


とここまでは様々な本で書かれた物語

この世界には本当に勇者なんて存在しているのだろうか


あるところに希望の国と呼ばれるに相応しい(ふさわしい)国があった。 

雲ひとつない満天の青空

時より吹く 爽やかな風が人々の頬を優しく覆う 

風の神に愛された王国


この王国 名はミファス王国 

正式名称 ミファタリアリルバイス王国


王国の周りは自然豊かな森や海に囲まれており

太陽の光が海に反射して穏やかにきらめいていく

大地に聳え立つ草花に覆われ

生命力に満ちた木々が生きている山




ミファタリアリルバイス王国は嘗て(かつて)はこの世界に数十百もある小国の

一つだった


特産品や有名な物もない、ただの小国だ



だが、きっかけは突如訪れる

王国は何十年という長い年月 

時を経て


王国に住まう子供が大人に育ち

彼ら彼女らが

先人達が考えたことがない新たな産業の産声をあげる



試行錯誤の繰り返し

その繰り返しで

ミファタリアリルバイス王国の大まかな形が築き上げられたのであった


__________________________


ミファタリアリルバイス王国では

嘗て農業や新工業や学術が盛んであった。

毎年のように、各分野で見たことのない

新たな技術が生まれ、その恩恵で国の人々の生活は格段に豊かになった。


王国の最大の誇りとして

名が高かったのが魔法学 

今は名称が変わり、魔法技術と呼ばれている


農業

新工業

学術

魔法技術


4種の産業と事業で、

ただの小国だった国が

王国になるまで国は栄えていた。



そうそうこの王国には


グレア (グレベリア)

アルマ(アルベリマ)に分類される人間がいたんだったな


魔法技術の才能を持たない人間 グルア

魔法技術 才能持ちの人間 アルマの2種類に分かれる

それこそ勇者様が生まれた時代は

魔法技術才能持ちの、アルマの方が多かった


俺かぁ?魔術師に見えるかよ?

見えねぇだろ


まぁ別に、そんなことどうでもいいけどよ



でもよぉ、この枠組みができたの自体もう遥か昔の話

150年以上も前の話


今では魔術師の存在自体が少なくなっているため。

魔法技術は衰退の一歩を辿っている


だが、同時期の150年前に新たな産業がミファタリアリルバイス王国に誕生した


産業の話をする前に

俺らの国王様

ミファタリアリルバイス王国 国王陛下の話をしてやろうか?


ミファス・レモド国王 

現国王の曽祖父にあたる人物が国王を務めていた時期は

歴史上の中でも暗黒期と呼ばれていた時代だった


彼が王国を治めていた

年月は40年4ヶ月と23日ほどだったが

治めていた40年間の王国の状況は


悲惨で最悪な状況


その一言に尽きる。


主な原因は、魔獣 魔物の大量発生

特に被害が多くなるのは魔物の出産期が重なる冬だ


魔獣 魔物は、森の食料がつきると

人々の生活や命までも奪い


弄んだ。



冬の時期近くになると、

王国は平民貴族関係なく

魔物討伐に参加する人材を探し始めた。

そして一人の青年を見つけたのだった


王族から直々に魔物討伐の《《隊長》》を命令されたのはまだ16歳の青年

名を ラルシ・ベガルドと云う 


のちに彼は伝説の勇者様と呼ばれることになる青年



彼はどんな人生を辿ってきたのか。


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― 新着の感想 ―
なるほど。 この時点では16歳の無名の青年が、伝説と呼ばれるようになる物語なのかな? (´・ω・`) まだ始まったばかりですけど、どんな伝説が紡がれるのか楽しみです。 (*´ω`*)
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