第14話 震える覚醒
工房には炭を作る窯と上等な白炭がたくさんあり、和風ドワーフ達が守っている。
しかし、サウルスミは角と尾で邪魔なドワーフ達をけちらして、黒い煙を吐いた。
「ぐわあ!!」
「ゲホゲホ!!」
煙を浴びて黒コゲになり、空気が消えて苦しくなり、木も黒コゲになって葉がなくなった。
魔物は大量の白炭をかみ砕き、食べながら黒い煙を吐いており、喉の炎が大きくなっている。
「やめろ!! 悪霊退散!!」
念気は手の平を向け、オーラを光線のように放った。サウルスミは耐えて黒い煙を吐き、念気と令太を苦しめる。
「おれは無能力者で好きな幼なじみの女が優秀で有名になったから逃げるように奈寺で働いていた!! 能力がないから、こういう戦闘をする!!」
令太はポケットから赤い種を出した。
「梅雨の種!!」
赤い種を青い空に投げる。種は白い雲を刺激しながら消え、雲から唾液のような雨が降った。
彼が投げた種は雨を降らせるアイテムで雨を浴びて、サウルスミは体が冷え、喉の炎は小さくなり、黒い煙が吐けなくなった。
「黒い煙が出なくなった!!」
令太は喜び、片手が震えている。
「これは武者震い!? いや違う!!」
彼は能力を得た。念気が一緒で余裕ができ、持っていた能力が覚醒したのかもしれない。
能力者は自分の能力が分かるので使った。令太は全身を振動させ、その振動は空気を揺らして衝撃波になった。
衝撃波で雨は飛び散り、体が冷えて、動きが悪くなったサウルスミはくらった。頑丈な肌にダメージを与え、振動で内側にもダメージを与えている。
継続的に外側と内側にダメージを与えており、魔物にヒビがはいっている。尾が動かなくなり、砕けてとれ、角も折れた。
「たあ!!」
雨が降っており濡れている念気はジャンプをしてサウルスミの上にいった。
「悪霊退散!!」
体をひねって降下し、チョップをして着地した。魔物はヒビが大きくなって崩れ、喉の炎が出て溶岩のような熱い血を流した。
雨で喉の炎は小さくなって消え、熱い血は冷えて固まり、消滅した。
「ナームー」
念気は両目を閉じて合掌した。サウルスミを倒したので銀色の両手は元に戻り、雨はやんだ。
「「「バンザーイ!! バンザーイ!!」」」
炭を食べる魔物がいなくなったので和風ドワーフ達は万歳をしている。
「ありがとう、令太。君のおかげで倒せた」
雨と振動攻撃がなかったら負けていたかもしれないので念気は感謝した。
「おれもあんたのおかげで好きな幼なじみに負けない強さになった。ありがとう、念気」
能力を得た令太は手を出し、念気も手を出して握手をした。二人は友達になり、令太が生活できるように支えた。
魔物を倒して念気は強くなりました。
「美女能力者のお腹にある別空間で特訓をして強くなった中途半端な能力者」と「名門貴族の男の娘の残酷オスガキ無双」と「非正規団員の小事件集」も連載中です。




