14 終結
挟み撃ち作戦でマリエール達は事実上勝利を獲た。その後も軍事施設などを攻撃した。講和条約締結のための交渉が行なわれた。
14 終結
東の国との国境近くでの挟み撃ち攻撃での北の国の軍勢が壊滅後したも軍事施設等への執拗な略奪、破壊が続いた。北の国の軍事力は崩壊した。アンドロイドの軍事力を背景にマリエール商会が進出していく。
マリエールは王太子に、
「この戦いの落とし所を探るのが先決ね。東の国のようにしようか。」
王太子は、
「それが現実的だね。」
北の国では軍事施設などへの攻撃が続いている。北の国では、
「何故戦争を始めてしまったのか。」
とういう不信感が強い。北の国では白旗を掲げろという声が高まっている。国王もこのままでは国が滅びるのは判っているし他の手がないのは承知している。しかし白旗を掲げると言う事は無条件降伏だ。出来るだけこちらの条件が受け入れられるように話しを持って行きたい。
遂に王宮まで攻撃対象になってた。もはやこれまでかと思った時、
「停戦を望むなら白旗を掲げて下さい。話し合いましょう。」
と呼び掛けられた。勿論応じた。白旗を掲げると攻撃が止んだ。段取りをつけて、会談の日時と場所を決めた。会談は北の国は国王と宰相が出席し敵国はマリエールと王太子だ。マリエールは講和条約の条件を述べた。
「こちらの条件は、軍隊、治安維持活動、マリエール商会の活動をこちらに任せて頂く事です。」
軍事活動、治安活動を相手に握らすという事は事実上国政を譲るという事だろう。しかしここで敢えてこれを拒否するのも躊躇われた。宰相は聞いた。
「それでは、こちらの護衛騎士や近衛兵も許されないのでしょうか。」
マリエールは王太子と顔を見合わせた。
「護衛騎士は常識の範囲なら構わないですよ。近衛兵も数百人なら構わないでしょう。度が過ぎれば制裁の対象になりまが。」
宰相はあまり納得していないようだ。
「門番とか衛兵とかどうですか。」
宰相はくどく聞いてきた。マリエールは、
「常識の範囲なら構わないですよ。」
マリエールは平然と言った。宰相は、
「度が過ぎるとか常識の範囲とか言った判別は誰がされるのですか。」
宰相は決然と言った。マリエール、
「私です。アンドロイドを動かしているのは私ですから。」
宰相は殺気をまとった、
「この女を殺せ。」
自ら剣を抜き護衛騎士達とマリエールに迫った。
「ウィンドウカッター」
と唱えると宰相も護衛騎士も首が飛んだ。
「収納」
と唱えると彼らは消えた。国王は震え上がった。マリエールは、
「これがお前達の答えか。」
国王は震えながらも答える。
「宰相の独断だ。儂は何も知らぬ。」
マリエール言う通り条約が調印された。マリエールは治安と軍事の
経済の実権はほぼマリエールが握った。マリエールの意向に沿わない者は簡単に葬り去ったので逆らう者はいなくなった。北の国には法律があるわけではない。王族や貴族の気分次第で刑が執行されていたのだ。それがアンドロイドが担うようになっただけだ。当然王族や貴族に厳しくなる。国王はマリエールに、
「王族や貴族に厳し過ぎるのではないか。刑執行の基準をはっきりしないと王族や貴族が全滅するのではないか。」
と言った。
交渉の席で突然、宰相がマリエールに襲いかかった。簡単に仕留めた。交渉はマリエールの思い通りにまとまった。




