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088⚫️ワレを呼ぶ声
「どうしたの、カナタ?」
「いや・・・誰かがワレを呼んだような気がしたんだ・・・。」
「へんね。あたしには何も聞こえなかったよ。」
「ふぅん。何だか遠い声だったんだけどな。気のせいか。」
「ちょっと疲れてんじゃない?はい、ココア。今夜はもう休んだら?」
いや、以前にも何かが心に触れた時があったように思う。
あの時、脳裏に蘇った名前・・・ダリア・・・。
それに加えて、さらにもう一人の名前が浮かんだ。
エレナ・・・?
カナタの記憶は不鮮明である。
しかし・・・。




