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魔女って本当に強いんですか?  作者: SAKI
第一章 魔法が下手な俺と、世界最強の騎士
11/21

いいか?ロリメイドは尊いんだよ

「レクナス王、何のご用でしょうか。」


 俺がいるのは、レクナス王宮本殿の大広間。目の前には王がいる。


「この前、君に帝国議会領に行ってもらうといったであろう?」


「は、はい。」


「その正確な予定が決定した。まず、出発だが、来週からだ。」


 そういえば、この国の暦ってどうなっているんだろうか・・・?


「そして、共としてメイドのベルを付ける」


「ベル・・・ですか?」


「知らないなら説明しておこう。この王宮で二年ほど働いているメイドだ。今回の遠征を機に、君の専属メイドとなる。」


「いいんですか?」


「ああ。そのかわり、ドゴールを君の世話係を解任する。」


「そうですか・・・。」


 ドゴールと別れるのは少し悲しいが、ベルが気になるなぁ。リ○ロのレ○みたいな娘だといいなぁ。


「では、行ってきてくれたまえ。」


「わかりました!」


「ああ、それと、ベルは明後日くるからな。」


「はい。」




 次の日。遠征の準備を開始するとともに、ドゴールに疑問をぶつけてみる。


「なぁ、ドゴール。帝国議会ってどうなってるんだ?」


「それはですね。」


 帝国議会は、ビカサル帝国において最高権限を持つ場所で、帝国議長がいる。議会は、議長から、その他王国の王または女王の順に権限が強くて、その次に議会員が強い。ちなみに、ビカサル帝国は六つの王国からなる連合王国らしく、それぞれの国に役割がある。


「その、役割ってなんだ?」


「それはですね。たとえばここレクナス領は、主に武具と食料。武具は職人が、食料は平民が作っています。」


 この前街に行ったとき食べ物関連の店ばっかだったのは、この国の食料供給が最大だかららしい。


「帝国議会は遠いのか?」


「いえ、この国が一番近いですね。」


「そうか。よかった。それと、この世界の暦ってどうなってるんだ?」


「一年が三百六十五日です。」


「おぉ!地球と同じじゃないか!」


「そうなんですか。しったこっちゃありませんが。」


「そんな適当に流すな!まぁいい。教えてくれてありがとな。」


「いえいえ。」


「・・・そういえば俺の世話係を解任されるんだって?」


「そうです。でも、ベルはメイドの中で一番可愛いと聞いたことがあります。」


「まじか!あ・・・ごめん」


「いいんです。私は男ですし。サティア様は男なのだし。」


「まぁ、中身だけだがな。」


「それでも、私も楽しかったですよ。いままで、ありがとうございました。」


「あぁ・・・こちらこそ・・・な・・・。」


 ドゴール、いいやつだったぜ・・・。


 * * *


 またその翌日。


「きょうはベルに会う日だ!」


 そういえば・・・ドゴールは朝起きたら消えていた。


「あと十分くらいで来るな。外に出とくか。」


 外は・・・春並みの暖かさ?ここきてから三か月くらい、季節変わってないな・・・。そう考えると、日本ってレアな国だよな・・・。

 

「お?来たか?」


 しばらく待っていたら、向こうから人が走ってくるのが見えた。


「こ、こんにちは!サティア様ですね?今日付けで専属メイド兼秘書になるベルです!よろしくお願いします!」


 FOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!な、なんだこの激カワロリは!?尊い・・・尊すぎる・・・。二次元に興味なかった俺でもわかる・・・。銀髪に快活な性格・・・やばいよこれ。


「よ、よろしく・・・。おr・・・私のことは、様はあれだからな・・・。」


「じゃあサティアちゃん!」


「おう・・・それでいいぞ」


「じゃあ改めて、よろしくお願いします!サティアちゃん!」


 うわ、これは・・・ホントに・・・。ちゃんで呼ばれるのもアリだな・・・。


「お、おう。今日はこれから何かあるのか?」


「えっとですね、特にすることはありません。旅のことは向こうがほとんどやってくれるので。」


「向こうって、議会か?」


「はい。なので出発までのんびりできますね!」


「お、おう・・・それはよかった。」


 じゃあ一週間毎日ベルを愛で・・・のんびりできるな。うん。いや、やましいことはしないからな?


 まあそれから五日間、特になにもなかった。俺が遠目でベルを以下略。


 * * *


 王との面会から一週間。ついに旅立ちの時。ま、戻ってくるけど。


「ではサティア殿、健闘を祈る。」


「はい。頑張ります!」


 健闘を祈るって、さすがに戦いとかないだろ?


「じゃあ、いきましょうか。サティア様。」


 ちなみにベルは、二人きりの時しかタメ語を使わないことにしたらしい。理由を聞いたら、ちょっと恥ずかしいだって。俺を殺す気か?


「おう!じゃあ、行くか!」


 そして俺は、帝国議会領へと出発した。


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