キャンプへ
今日2本目の投稿となります。
書き溜めを改めて確認しながら投稿してますが、
変な処あったら、すみません。
この後は不定期です、直ぐ上がるか?かなり開くか作者の力次第(汗)。
新作投稿にしてブックマークしていただいた方、本当に有難うございます。
これからも精進しますので、楽しんでいただければ幸いです。
m(_ _"m)
「ネット小説でもあげるの?」
親友の千里はどうやら私が夢を見たと言った内容が、細かすぎて夢だと信じない。
「いやいやいや、そこまで長くて細かい夢は見ないでしょ?あらすじアピールでないの?
大体あんた、語りが主人公でもないしどう聞いても作者目線。
活字中毒のライトノベル依存症にはぴったりの夢だね(笑)。」
桐華が無二の親友、潟島千里が呆れながら突っ込む。
「まぁそれより、あんたまた明日からソロでキャンプ場行くんでしょ?」
「なんかキャンプ場でラノベ読むのがたまんないんだよね♪
父譲りのキャンプ熱が私の原動力~。(笑)」
「だから依存症だっちゅうの、なんでわざわざキャンプ行ってまで本読むの?」
「だって、森の中から一角兎とか出て来るかもしれないじゃない?臨場感あるよ?」
「何故疑問形?まぁソロでキャンプなんだから何でもありか。
気を付けて行ってきなよ、今フラグ立てたんだから?」
フラグ?いやいやまさ??、一角兎???
翌日、森の中をキャンプ場に向けてピックアップの軽自動車で走ってる。
父母が旅行で車を使うと言い、父の趣味用車しか空いてなかった。
因みに父の趣味で、荷台にモトコンポ改(原付)が積んである。
ソロキャンプで必要最低限に済ませたようで、荷台にキャンプ用品は少ない。
「気持ちいいなぁ。」
紅葉狩りの季節に、開放間ある林間道を窓を開けて走る、気持ち良い風。
彼女の名前は小林桐華
18歳 車の免許取得済み 5月4日生まれの彼女は誕生日直ぐに車の免許をとった。
身長165cm 体重48kg 7・・・
「何かってに人のスリーサイズ発表しようとしてんの!?」
・・・、解説に突っ込める主人公であった。
スリムなばでぃでショートカット、イメージはボーイッシュで女の子の取り巻きがいそうな感じだ。
ちなみに、本人はそっちの気は毛頭無いらしい。
彼氏いない歴イコールねんれ・
「余計なこと言うな!!??」
また突っ込まれた、どうせなら突っ込みたいが桐華は意外と確り者だった。
乗って来た車を駐車場に置き、監理棟で受付を済ませて少し離れた小山の中腹の場所に向かって更に車を走らせていた。
「このキャンプ場はテントの設営場所が小山の中腹にもあるのが好きなんだよねぇ。」
と解説モドキな心情を呟く。
以前父とここに来た時は、満天の星空を眺めながら星の話を教えて貰った。
懐かしいなぁと思い出しながら周りの景色を眺めつつゆっくり進んでいくと、なにか変な揺らぎを通る。
急に気分が悪くなり身体中から痛みと脂汗がかけめぐる。
急いで車を脇に寄せて止めると、
運転席にうずくまり、
気を失う。
読んでいただき有難う御座いました。