59. ヘテロの覚悟
GWだっ!!!!!!!!!!!!!!!
積みゲーをやるべきか、積みラノベを読むべきか、積みなろうを読むべきか。
とりあえずめっちゃ寝てから考えよう(`・ω・´)
「リョウ。こんな事お願いできる立場じゃないのは分かってるが、どうか聞いてほしいことがある」
ヘテロがやおら真剣なまなざしで俺を見つめてきている。
昨日の朝。
朝食を食べ終えて俺が食堂から出ようとした際に、ヘテロに呼び止められた時の話である。
俺はヘテロを静かに見返した。
「ふむ。それは他の奴隷達を助けに行きたい、というお願いかな?」
「え?何で分かったんだ?」
予想だにしていなかったらしい俺の返答に対し、口をあんぐりと開けて驚くヘテロ。
「・・・まあ、君が神妙な顔して俺に何かを頼んでくるとしたら、それくらいしか思いつかないだろ?それと一応言っておくが、もし散り散りになった仲間を探して回りたというなら、やめておいた方がいい。たぶん彼らは既に保護されて、シスイ国とやらに連れていかれている」
昨夜のうちにレスが、ヘテロ達が着けていた枷の呪紋を解析して探知の魔法を試みてくれていたのだ。
レスが試した探知の結果によれば、他の奴隷は全員アインベルグ跡地から遥か南にある地点に集まっているようだった。
既に奴隷商人に捕まり、シスイに集められていると見ていいだろう。
「っ!もう皆、奴隷商人に捕まっちまったってことか?」
「おそらくね。むしろ、魔獣や死霊が徘徊する土地をあても無く彷徨うよりは、死ぬ確率は減ったと言えるけれど・・・」
「くそっ!」
「待て。どこに行くつもりだ?」
食堂から駆け出そうとしたヘテロを、俺は呼び止めた。
「どこって、皆を助けに行くに決まっているだろう!」
「だから、具体的にどこに、どうやって行くつもりなのさ?シスイ国とやらが南にあるといっても、子供一人で歩いて辿り着くのは難しいぜ。そもそも君、大河を渡ることすらできないんじゃないか?」
俺達はシスイ国の位置の予想がつくが、ヘテロはシスイ国の位置すら分からないのではなかろうか。
そんな状態で一人でシスイ国に向かうなんて、無謀にもほどがある。
「大河なんて気合で渡ってみせる。シスイ国は行った事が無いから場所はわかんねぇけど、そんなのその辺の人に道を聞きながら行けば辿り着けるだろ!」
「・・・では、シスイ国に着いた後はどうする?どういう立場かも分からない奴隷商人を探して回って、君と一緒に連れていかれた村人たちを馬鹿正直に真正面から強奪するってのか?」
「ああ、やってみせるさ!」
咆えるヘテロ。
俺は一瞬天を仰いだが、気を取り直し再度ヘテロに向き直った。
「やってみせるさ、じゃない。いくらなんでも無策にも程があるだろう。君のやり方だと誰も救えないどころか、君自身も死ぬ可能性が高い。君は残された2人を悲しませるつもりか?」
他の2人の事にまで意識が回っていなかったのか、ヘテロはハッとした表情になった。
「それは・・・じゃあいったいどうしろって言うんだよ!?他に手なんかないじゃないか!」
ヘテロは心底悔しそうに歯を食いしばった。
俺はヘテロの両肩に手を置き、なだめる様にやんわりと言った。
「とりあえず一旦落ち着け。今レスに枷を直してもらっている。枷をつけて行けば件のシスイ国の奴隷商人にも怪しまれずに接触できるだろ?それと俺の予想が正しければ、もしかしたら3日と経たずに多少は状況が良くなるかもしれない。出発するのはそれからでも遅くはないよ。それまでは君も準備を整えて英気を養っておけ。急がば回れって言うだろう?」
言った後で、この世界にもこの諺はあるんだろうか?と、どうでもいいことが頭をよぎった。
「・・・皆は無事かな?」
「・・・奴隷商人にとっては商品だ。むやみやたらに傷つけたりはしないさ」
一度逃げた奴隷に対して何も罰を与えない事はないだろうな、という考えが俺の頭をよぎった。
しかしそれをそのままヘテロに伝えたところで彼の不安が増すだけである。俺はその考えは胸にしまっておくことにした。
幸いにも3日も待つ必要は無かった。
ヘテロと話をした翌日には、俺が待っていた者達-ヘテロ達を追ってきた者達がノコノコとアインベルク跡地までやって来たのである。
( ゜ω゜)さっきBSつけてたらたまたまやってた"岩合光昭の世界ネコ歩き"って番組がもふもえでした。
もっと前に知りたかった・・・
おすすめデス!!!!!




