ヒロの救出
ヒロ!!
空き家の床に寝かされ、意識の無い様子の彼女が見えた。
辺りには男が、二人。
誘拐犯は、二人だけだろうか?
密入国した輩の人数は判明してなかった。
他にもいる可能性がある。
さて、どうしたものか。
早い事ヒロを助け出してこの腕に抱きたい。
シリジリ焦る気持ちを押さえ、冷静になれと言い聞かせる。
『マスター、あの子がお探しの?』
小声でコーリーが聞いてくる。
ああ、そうか。
こいつが見た時よりかなり成長してるかも知れないな。
『そうだ。
取りあえず突入して確保するから、補佐してくれ。』
『了解。』
そして俺たちは突入し、スムーズに相手を確保した。
おやじは他に共犯者がいないか警戒してくれている。
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『ヒロ?ヒロ!』
うーん、マティアスさんの声がしますね。
目を開けると心配そうな顔が見えます。
『マティアスさん?』
『ああ、良かった。
どこか痛い所とか無いか?』
『特にありませんけど。
あれ?ここ、どこですか?
私、どうしちゃったんですか?』
『うん、もう、大丈夫だ。
おふくろが心配して待ってる。
帰るか。』
何がなんだか分かりませんね?
立ち上がって見渡すと、ギルドで見たことのある方が、男の人を捕まえているようです。
腕を縄で縛って、口にも何かを咥えさせられていて喋れないみたいですね。
『あの人たちは?』
う~ん、何か見覚えのあるような???
『ヒロを誘拐しょうとした奴らだ。』
誘拐?
あー、何か、光って、マティアスさんのお母さんが叫んでいて、、、。
あれ、この人たちの仕業って事なんでしょうかね?
どうして私なんかを連れて行こうなんて思ったんでしょう?
『さ、行くぞ。』
疑問は沢山ありますが、取りあえずお母さんに無事な姿を見せてあげなきゃいけませんね。
おっと、歩こうとしたら、抱っこされちゃいました。
子供抱っこじゃなく、横抱っこで、嬉しいですけど、とっても恥ずかしかったです!!




