【第一巻】ブリッジ 毎日AM8:00更新/英訳付/本格恋愛長編小説/Amazon Kindle セルフ出版済
最新エピソード掲載日:2026/05/09
~イチイとサキの恋物語 第一巻 ブリッジ~ (全三巻)
その日の〈琥珀〉は、いつもより混んでいた。次から次へと注文が入り、俺は二時間以上もカウンターの中から一歩も動けないほどだった。
やっと客の流れが途絶えたのは、午後十時半。
俺はホッと息をついて、隣でグラスを洗っていた店長に言った。
「すいません、五分ほどはずしていいですか?」
「なんだ、便所か」
「まあ……」
「ははは。ゆっくりしてこいよ」
本当はニコチンが切れてきたのだ。
【第一章 コイーバ・シガレッツ】冒頭
朝の会議の途中で、万年筆のインクがきれた。
仕方がないので、もう一本の万年筆でメモの続きをとる。青の字のあとに赤が連なる。が、間もなく会議は終わった。
私は半行分だけ赤が混じった自分の字を眺める。イギリスの小説家の名がつけられた深い海の青の次に、イタリア詩人の名をもつ燃えるような赤が続く。
【第二章 ドクター・ヤンセン】冒頭
バーで働くイチイ。美術館の学芸員、サキ。
橋と美術館のある街を舞台に、二人の男女の一人称が交互に織りなす、本格恋愛長編小説。
読んだら、きっと、誰かを抱きしめたくなる!
恋愛の切なさ、ときめきを感じたいすべての人へ贈ります。
*第一巻「ブリッジ」最終章まで〈amazon〉にて電子書籍セルフ出版済み。(Kindle Unlimited 対応)
*第一巻「ブリッジ」を〈小説家になろう〉〈カクヨム〉にて毎日AM8:00更新。
*第一巻「THE BRIDGE」(ユーザー名Chihiro Tamasato)英訳を〈X〉にてポスト。
*この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
その日の〈琥珀〉は、いつもより混んでいた。次から次へと注文が入り、俺は二時間以上もカウンターの中から一歩も動けないほどだった。
やっと客の流れが途絶えたのは、午後十時半。
俺はホッと息をついて、隣でグラスを洗っていた店長に言った。
「すいません、五分ほどはずしていいですか?」
「なんだ、便所か」
「まあ……」
「ははは。ゆっくりしてこいよ」
本当はニコチンが切れてきたのだ。
【第一章 コイーバ・シガレッツ】冒頭
朝の会議の途中で、万年筆のインクがきれた。
仕方がないので、もう一本の万年筆でメモの続きをとる。青の字のあとに赤が連なる。が、間もなく会議は終わった。
私は半行分だけ赤が混じった自分の字を眺める。イギリスの小説家の名がつけられた深い海の青の次に、イタリア詩人の名をもつ燃えるような赤が続く。
【第二章 ドクター・ヤンセン】冒頭
バーで働くイチイ。美術館の学芸員、サキ。
橋と美術館のある街を舞台に、二人の男女の一人称が交互に織りなす、本格恋愛長編小説。
読んだら、きっと、誰かを抱きしめたくなる!
恋愛の切なさ、ときめきを感じたいすべての人へ贈ります。
*第一巻「ブリッジ」最終章まで〈amazon〉にて電子書籍セルフ出版済み。(Kindle Unlimited 対応)
*第一巻「ブリッジ」を〈小説家になろう〉〈カクヨム〉にて毎日AM8:00更新。
*第一巻「THE BRIDGE」(ユーザー名Chihiro Tamasato)英訳を〈X〉にてポスト。
*この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
第一章 コイーバ・シガレッツ
2026/05/09 08:00