王家の人達
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国王はいろいろ聞きたいことがあるんだろう。ニヤニヤしながら俺に話しかけてきた。
「待ちなさいあなた。いきなり話しかけたら失礼でしょ。少し黙ってなさい」
「いや、でも「黙ってなさい」はい・・・」
国王様威厳ね〜なんか尻に敷かれてるって感じがさらな…俺がそう思っていると王妃様が話し始めた。
「今日はごめんなさいね。いきなり爵位を与えたりなんかして。でも、貴方みたいな優秀な人材を放っておくほど、この国も甘くないのよ」
王妃様が笑顔でそう言ってくる。
「いえ 構いませんよ。たしかに爵位は貰いましたが私は冒険者ですのでどこに行くのかも気分次第です。でも、できる限りはこの国に協力させて貰いますよ」
俺はそう言っておく
「ありがとう。こちらも無茶なお願いをする気は無いから安心してね。ガルムより強い人を敵にまわすほどアホでは無いわ。そういえば挨拶がまだだったわね。改めまして私の名はマリア=ブルーメイル この国の王妃です。名前で呼んでちょうだい。で、こちらが」
そう言ってマリア様が横の男の人を見る。そしてその人が喋り始めようとしたので俺は慌てて立ち上がろうとしたが手で制された。
「そんなに気を使わなくて構わないさ。私の名はシーザー=ブルーメイル この国の皇太子をやっている。よろしく頼むよ。そして私の娘のリリアとトールだ」
シーザー様がそう言うと、2人の子供が立ち上がり挨拶をする
「シーザー=ブルーメイルの長女リリアと申します。よろしくお願いいたします。レン男爵」
「シーザー=ブルーメイルの長男トールと申します。よろしくお願いします」
2人は王族に恥じないとても礼儀正しい挨拶をした。どうやら俺と同じぐらいの子はリリアというらしい。トールは10歳ぐらいだろうか?
「次は私だな。私の名はライン=ブルーメイル この国で外務大臣をやっている。 そして私の娘のルナだ」
ライン様が挨拶をするとトールの横に座っていた小ちゃい女の子が立ち上がった。
「ルナって言います!5歳です!よろしくお願いします!」
俺は子供らしい挨拶を聞いてなんだかホッとした。あぁかわいい…
「こらルナ!挨拶の仕方はこの前教えたでしょう」
でもマリア様には気に入られなかったようだ。ルナちゃんもいじけている。あとで説教でもくらうのかな〜・・・ここって俺も挨拶をしといた方がいいのかな?
「改めまして冒険者のレンと言います。よろしくお願いします。あの〜ところで王妃様・・・1つよろしいですか?」
俺はマリア様にそう聞く
「だから、名前で呼んでちょうだい。いいわね?で、聞きたいことだったかしら?別に構わないわよ」
名前でって簡単に言うけど、一国の王妃にそんなこと言っていいのか?まぁいいと言うならいいんだろう。まぁ聞きたいことを聞いてしまおう。
「たかだか男爵を叙勲された私に、王家の方々が揃って挨拶に来るものなのでしょうか…?」
俺はそう質問する。それはそうだろう。陛下は俺に興味を持っていたようだけど、他の人はそうでも無いはずだ
「あぁそれはね。貴方とは友好関係を結んどか無いといけないと思ってね。ガルムから聞いてるわよ。強い上に性格もよし!おまけに誰も見たことがない魔法を使う。ガルムがあんなに勧めて来るなんて珍しいわ。そして極め付けは私のユニークスキルの『友好の目』よ。このスキルはね今後、関係を持っていた方がいい人などを見分けることができるの。いい人は白く光って悪い人は黒く光るの。ちなみに貴方は真っ白よ。そんな人とは是非とも結んでおかなくちゃ」
と王妃・・マリア様が説明をしてくれた。友好の目か〜おもしろいスキルだな。外交などにはもってこいのスキルだ。
「なるほど、でも、よろしいのですか?自分のユニークスキルを簡単にバラしてしまって」
「えぇ、構わないわよ。知ってる人は知ってる事実だし、ガルムからはおそらく貴方は鑑定のスキルを持っているって聞いてるからね」
「そ、そうですか…まぁ私も国とのパイプを持っていたら心強いですし。何よりこの国の王族の方は素晴らしい人たちなので結んでおかない手はないですね。失礼ながら王族と言うは傲慢だと言う偏見を持っていたので・・・」
「あら、失礼しちゃうわね。そんな考えを持っている貴族のやつもいるみたいだけど国というのは民があって成り立つものなのよ。そんな傲慢な王族だったらとっくにこの国は滅んでるわ」
マリアはそう力説する。たしかに この国にきてまだ短いがみんないい笑顔をしていた。この人達の国造りが素晴らしいんだろう。俺がそう思っているとマリア様の横から…
「あの〜もういいかの?」
陛下が出てきた。本当に威厳もクソもないな、この人。
「はぁ、どうぞ…あんまり困らせるんじゃありませんよ」
マリア様も陛下に許可を出す。普通立場逆じゃない?でも陛下はマリア様の許可をもらうと急にテンションが上がって俺に詰め寄ってきた。
「で!で!君は見たこともない魔法を使うんだろ⁉︎是非見せてくれ!」
「見たことないって…時空魔法なんですけどね」
そう言って俺は土魔法で野球ボールほどの大きさの石を作り出した。
「では少しお見せします。でも私は冒険者ですのであまりお見せしませんよ。あまりスキルがバレるのもあれなので・・・ではリリア王女 。私が今からこれを投げるのでキャッチしてくださいね」
「え!え⁉︎」
俺は準備ができていないリリア王女に向かって全力で石を投げる。石は真っ直ぐリリア王女に向かって飛んでいく。このままいけば顔面直撃して俺は犯罪者となるだろう。でも・・・
『スロー』
俺は石にスローの魔法をかける。まぁ簡単に説明をするとクイックの逆だな。そして魔法がかかった石は、ゆっく〜〜りリリア王女に向かって飛んでいく。そしてリリア王女の手に収まる
「今のはスローという魔法で投げた石のスピードを遅くしました。ではリリア王女その石を投げ返していただけますか?」
「は、はい」
そうしてリリア王女は石を投げ返してきた。そして俺は石と自分にクイックの魔法をかける。リリア王女の投げた石は目にも止まらぬ速さとなり俺の手に戻って来る。
このスピードに投げたリリア王女本人も他の人も皆驚いている。
「今のはクイックという魔法ですね。さっきとは逆で投げた石のスピードを速くしました。これは人にもかけることができます」
「な、なるほど…自分にかけることで目にも止まらぬ速さで動けるということだな」
そうシーザー様が聞いて来る。俺はそれに頷く。
「すごいです〜もっと何か見せてください!」
そう言ってルナちゃんは興奮した様子でそう言ってくる。そういえば俺、心の中でルナちゃんって言ってるけどルナ王女なんだよなー…いつか間違えそう…
「そうだなーじゃあとびっきりの見せてあげるよ・・・陛下これは多分人にあまり見せてはいけない魔法だと思います。でも陛下には見せておいた方がいいと思うので見せておきます。できれば他言無用でお願いできますか?」
「わかった。約束しよう」
陛下と約束したので俺はルナちゃんの肩に触れ瞬間移動で一緒でマリア様の後ろに飛んだ。皆一瞬の出来事でなにがおきているかわかっていないようだ。いち早く立ち直ったマリア様が訪ねて来る
「レ、レン!今のは?」
「瞬間移動という魔法ですね。魔力を消費して今まで自分が行ったことのある場所に飛ぶ事ができる魔法です」
俺がそう説明すると陛下達は顔を真っ青にしていた。そりゃそうだ。この魔法があれば一瞬で暗殺などが可能なのだから。
「な、なるほど…たしかに、とゆうより貴方とは絶対関係を持っていた方が良さそうね…ちなみに貴方は私達に敵対する気は無いのよね?」
マリア様はそう訪ねてくる。
「この国が俺の敵にならない限り大丈夫ですよ。俺もあなた方とは友好関係を結んでおきたいですしね」
「ええ、これからもよろしくお願いするわ」
そうして俺とマリア様は握手をする。あれ?これって普通王様の仕事じゃ…
「時空魔法がそんなに強力なら育ててみようかしら」
マリア様が思いついたように呟いた。
「いえ、やめた方がいいかと。時空魔法は扱いが難しいのでおそらく誰も使いこなせないと思いますよ」
「ではあなたが教えてはいかがかしら?」
「あいにく今はそんな気はありませんので」
俺はそう言っておく。でも弟子というのも欲しいものだ。師弟の関係…悪く無い
すると、俺がマリア様と話している時静かにしていた陛下が急に話し出した。
「レンよ。お主に1つ依頼したい事がある」
いや、なんか嫌な予感しかしないんですけど⁉︎
そろそろ本当に毎日投稿が辛くなってきた…頑張ってきたけど正直塾やら勉強やらで書く時間がありません…すいませんこれから更新遅くなっていくと思います。




