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だれ!?

「リリちゃんだよね?」

全くをもって知らない人の声。ユウでは無いみたいだ。

振り返って見るとそこには知らない女の先輩が立っていた。

「始めまして、有栖川ゆめみです。」

ゆめみ、とは凄い名前だ。よく付けたと思う。で、この先輩は私になんの用だろうか?聞くとあっさり返事が返ってきた。

「ん~、軽音部への勧誘?」

「そうですか!」

結局軽音部繋がりか!何となくそんな気がしたけど!

先輩は私が唖然としてることに気づいているのかいないのかずっとニコニコしている。下手すると黙っていられるよりずっと怖い。

「軽音部、入らない?」

「すみません、無理です。」

「ふ~ん、そうか~。」

先輩は意味深にそういって笑うと私に向かってとある精神的爆弾を放ってきた。

「有園ルキ」

「!?」

相変わらずずっとニコニコしたままの先輩。だけどさっきより黒く見えるのは目の錯覚だろうか。背中にツー、と冷や汗が流れるのがわかった。

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