表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/123

1.BAR【プラチナ】の夜

欲望と金が渦巻く街ブラックボックス。

豊かさと貧困の差は天と地のようで、街の中心部から少し離れれば、そこはもう悪臭と喧騒に満ちたスラム街と化す。

そんな街の片隅にひっそりと佇むBAR【プラチナ】。

今夜も誰かの欲望や巨額の金が渦巻くこの街で、

一人の男が店の扉を開けた。

イーグル・メタルバレット軍曹、この物語の主人公だ。

かつては国の為に銃を取り、街を蝕むテロリストと戦っていたイーグル。

しかし、テロリストは街の外からではなく、内側からこの国を腐らせていた。

彼がスラム街に身を隠すことになったのは、かつての戦友であり、信頼していたキラー曹長による裏切りが原因だった。

「キラー曹長が、お前をレジスタンスと決めつけている。今夜、真夜中に処刑をするつもりだ。」

同じ隊の伍長からそう告げられたイーグルは、その言葉を信じられないまま、しかし、直感的に悟った。これは罠だと。彼は街を脱出し、暗く湿ったスラム街へと転がり込んだ。

隠れ場所を求めて彷徨っていた時、偶然見つけたのがBAR【プラチナ】だった。錆びた看板にぼんやりと光るネオン。意を決して重い扉を開けると、そこにはスラム街の汚濁を忘れさせるような、清潔で小綺麗な空間が広がっていた。

中に入ったイーグルを、一人の男がカウンターの向こうから睨みつけた。坊主頭に眼帯、がっしりとした体格。その男は、イーグルから視線を外すことなく、低い声で言った。

「いらっしゃい。」

イーグルは身構えながらも、バーテンダーが手元のグラスを静かに磨き始めたのを見て、少しだけ警戒を解いた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ