第8話 健、悠、芽衣の大きな秘密
4人は学校の裏庭に来た。
「じゃ、まず、健たちの秘密から教えて」
「おう、わかった。じゃあ、言うね。俺たち、今から言う秘密をクラスの誰にも言ってない、さらにのこのルルワールドの誰もに言っていないんだ。渚が第1号だ。だから、絶対誰にも言うなよ。」
「うん!もちろん。で、秘密って?」
「おう、悠、芽衣、俺が話すのか?」
「はい。健くんがリーダーなのですから」
「わかった。渚、よく聞いとけ。俺たちは、リカルディを倒せる、このルルワードのヒーローみたいなものだ。」
「ヒーロー?」
「ああ。俺たちは、パワーを持っている。例えばな、特別に見せてやる。」
そういって、健、悠、芽衣は空に浮かんだ。そして、空に向かって、
「ファイヤーブラスト!」と健が言った。
続いて、悠も、「リーブハリケーン!」と言った。
最後に芽衣も、「ハートバースト!」と言った。
そうしたら、3人の手から、健は火、悠は葉っぱ、芽衣はハートがたくさんビームのように出てきて、空高く消えていった。
「健、悠、芽衣、今のは・・・」
「ああ、他にも技はあるが、まあ、こんな感じで、悪者のリカルディを日々倒そうと努力している。まあこんなところかな。俺らの秘密は。」
「ねえねえ、なんでクラスの人は赤い目に紫色のオーラを放っていたの?」
「それはね、リカルディが呪いを今どんどんかけていってるのよ。呪いをかけられたら、犯罪をどんどん起こすの。そして、リカルディの手下になり、噂だと精神的パニックになるそうよ、ずっと呪いをかけられたままだと。」
「なんてやつなんだ!すぐ倒さないと!」
「渚には無理だ。あいつは、やばいほど強いパワーを持っている。なにもパワーがない人には、即死だ」
「そっか・・・じゃ、健たち、がんばって!僕、精一杯応援するから!」
「ありがとうございます。僕たち、なんだか強くなれた気がします!」
「おう、そうだな」
「うん!渚くん、ありがとう!」
「いいえ、どういたしまして。僕ができることはこんなもんだから」
「そんくらいできりゃいいんだよ。あ、今度は、渚の秘密を教えてもらうんだったな。なんだ?お前の秘密は」
ついに言う時が来た。でも、健たちなら大丈夫だ、きっと。
「僕の秘密は・・・