第9話 俺の秘密
「その前に待って。僕が今からい言うことは、すべて本当で、驚くと思うけど、受け止めて欲しいんだ。僕が健たちの秘密を受け止めたようにね。絶対誰にもバラさないでね。」俺は、健たちなら大丈夫だと信じている。だから話す。
「おう、もちろんバラさないぜ。渚の大事な秘密だからな」
「私も!秘密は守るよ!」
「僕もです!」
「みんな・・・じゃあ、話すよ。今から、本当の僕になるよ、言葉遣いは大分変わるけど、よろしく」
「あ!お前、一回、俺と喧嘩したとき!言葉遣いが・・・」
「ああ、そうなんだ。あれが、本当の俺」
「な・・・渚くん・・・」
「健、悠、芽衣。今まで、いろいろだましていて、悪かった!」
「渚くん、言葉遣い以外にもあるのですか?」
「ああ、あるんだ。だから、聞いてくれ。俺は、前、荒地とは反対方向から来たと言った。あれは、大ウソなんだ。実は、俺。地球から来たんだ」
「「「え~~~~~」」」
「まじで、渚!ルルワールドでは、地球が存在するのかわからなかったのに、俺たちの身近な渚が地球人だなんて!」
「僕もびっくりです、渚くん、地球では、ルルワールドは知っていたのですか?」
「いや、知らなかった」
「じゃ、なんでここに来たの?」芽衣はとっても困惑しているようだ。
「実は、俺、地球で一回死んでいるんだ」
「「「え~~~~~」」」
「渚は死神かよ!」
「ちげーよ、多分。死神だったらな、なんか悪さするとかな、足がないとかだろ!俺足あるし、お前ら俺のこと見えるだろ?」
「うん、見えるけど・・・」芽衣はまだ困惑している。
「俺、死んだあと、おふくろに俺が死んだ3秒後に生まれた俺の妹の名前を心をこめて言ったんだ。そしたら、通じてさ、俺の妹の名前は海なんだ。その後、死ぬのはもったいなすぎるぜ・・・と強く思ったら、神様に俺の願いが届いたんだな、気付いたら今の家のとある部屋にいて、おばちゃんが俺を見つけて、ここまで連れてきてくれたらしい。それから、俺は、ここでまるで小学2年生のような、言葉遣いに心がけ、みんなに俺の正体がバレないようにした。だけど、すごく親しい人だと、ついついどこから来たのかだとか話してしまいそうになるんだなあ。健に言いそうだったし」
「渚くん、渚くんの話によると、小学2年生のように過ごしていたんですよね、ていうことは、地球では小学2年生で死んでないのですか?」悠だ。
「ああ、そういうこと」
「じゃあ、渚くん、地球では、何歳だったの?」
「14歳、つまり中学2年生ってとこだな」
「じゃあ、お前、本当は、俺たちよりずっと先輩じゃん!よっ!先輩!」
「いや、先輩としてじやなくて、ルルワールドでは、実際、小学2年生に戻ったわけだから、小学2年生として扱ってくれないか?」
「おう、俺らもその方が楽だしな、悠、芽衣」
「そうですね、渚くん、もう秘密はないですね」
「もう隠さないでよ、何も。私達も隠してないんだから!」
「ああ、もうない。あのさ、これから、みんなの前では、秘密を話す前の俺の言葉遣いがいい?それとも今の言葉遣いがいい?」
「渚が楽な方でいいよな、言葉遣いなんでめんどいし」
「はい!今の言葉遣いが前使ってたやつですよね、じゃあそれで行きましょう!」
「さんきゅ。俺、こっちの方が気にしなくていいから、大分楽だぜ!」俺は、心がすごく軽くなった気がした。やっぱ、秘密を隠し持つことは良くないな。
「だけど、渚くん。おばちゃんの前では秘密前の渚くんで!あと学校でも!先生とかにその言葉遣いが分かって、おばちゃんに届くわけだから」
「ああ、そうだな。じゃあ、4人の時だけこれな。」
「渚、お前の中学2年生のときの身長はどこまで伸びたんだ?」
「うーんま、170くらいかな?」
「うわ、すげーちなみに中学1年生は?」
「155くらい」
「1年でそんなに!俺もそんくらい伸びるのかな~わくわくするぜ!」
これから、NO秘密の第2の生活、始まるぜ!




