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マリーはルイの為に頑張りました。村娘が王子様の妻になるのは大変でした。それでも、マリーは頑張りました。
しかし、マリーはルイの婚約者だったマリアンヌが倒れた原因だと噂され、令嬢たちに嫉妬や嫌がらせに耐え切れず、ルイに留学していた国の大使になってもらってその国に逃げるしかありませんでした。
村娘だったマリーにとって、ルイは別世界の人物でした。服だけでなく、存在感すら同じ村の人々や旅人たちとは違いました。城に行った後もそれは変わりません。
ですが、その国ではルイはまったく違って見えました。誰もが注目している存在ではなく、途切れることもなく挨拶されていたのが嘘のようです。それもそのはず、その国はルイの国よりもはるかに大きく、ルイの国以外にも属国をいくつも持つ宗主国で、文化と流行の発信地でした。
マリーはルイの妻になる時に学んだように、その国のマナーや風習を身につけていきました。
ルイが王子とは言っても、その国の貴族のほうが偉そうでした。それはそうです。その国の貴族たちはルイを属国の田舎者としか見ていないのですから。
マリーにとってルイは王子様ではなくなりました。




