2の五 開花
パーシヴァルが黒竜を見に行くため、重い腰をあげたのは到着してから七日経ってからだった。
七日間、パーシヴァルはとにかく寝ていた。
レイモンドがノックしても返事をしないために、食事の時間になるとフェルが浮遊魔法で食堂まで運んでいる途中でようやく目を覚ますといった調子だった。
ライラや護衛騎士たちはパーシヴァルの体調が悪いのではないかと心配していたが、レイモンドがその考えを否定した。
パーシヴァルはそこまでか弱くないらしい。
三日目の夕食後、のそのそと歩いてまっすぐ自室に帰るパーシヴァルを見ながらレイモンドがぼそりと呟いた。
「パーシヴァル様、王宮に帰りたくないからここに来たんじゃーーー?」
レイモンドに答えたのはライラだった。
騎士たちは何を言っても不敬になりそうだと思ったのか、黙り込んでいる。
「だとしたら私はめちゃくちゃラッキーですね。王宮にはあげてもらえなかったでしょうし。こうして毎日パーシヴァル様のご様子を見られるのですから。」
うへへへへとしまりのない顔で笑うライラは少しずれている。
しかし、幸か不幸かライラにそれを指摘するものはこの場にいなかった。
「ライラちゃんは本当にパーシヴァル様のこと好きだねぇ。」
呆れたようにレイモンドが言うがライラは平然としている。スッと笑みを消した後…
「パーシヴァル様が何もしなくても、生きていてくれるだけでありがたいと思ってますよ?」
真顔で応えるライラにレイモンドが吹き出す。
「ライラちゃん基準ならパーシヴァル様は何の問題もないね?」
そんな自由すぎる様子のパーシヴァルは八日目の朝に、食堂に現れて宣言したのだ。
「今日行く。」
この短い言葉だけで出発が決定された。
予定にない急な決定だったがーーー日々準備していた面々はすぐさま出発の支度を整えたのだった。
パーシヴァルがせっかくやる気になったタイミングで行かなければいけないと言う思惑もあった。流石にここまで来てずっと寝ていましたでは送ってもらったジョシュアに申し訳が立たないと思ったのだ。ジョシュアはパーシヴァルのすることであれば何も言わないだろうが。
騎士の二人を先頭に薄暗い森の中を面々は歩いていた。
周囲を警戒しながらなので進行速度はゆっくりだ。
普段からそれほど運動しないライラでも問題なくついて行ける程度の歩みだった。
時折魔獣の鳴く声が響き渡るものの順調な工程の中で最後尾を任されたライラとフェルは、騎士たちの警戒の邪魔にならないよう小声で会話している。
「黒竜さまはどの辺にいるの?」
「うーん、この速度なら昼前に姿を見下ろせるんじゃないかな?」
フェルの言葉にライラはやはりこの魔獣が黒竜の場所を正確に把握していることを知る。
人間の中で、黒竜の場所を感知できるのは先ほどから騎士二人に指示を出しているパーシヴァルのみだ。魔力を感じ取る能力の高いライラにも感じ取れないことからどうやら魔法によって隠蔽されているらしい。
ーーーフェルには関係ないみたいだけどね。
改めてフェルの底の知れなさをライラは感じた。
しかし、フェルは尋ねられてもはぐらかすばかりで何も教えてくれる様子はない。
ライラは気になったがすでに聞き出すことを諦めていた。
時折現れる魔獣はどれも魔力量の高い強力な個体ばかりだったが、前の騎士二人が危なげなく対処していた。
ライラにとっては残念なことに、パーシヴァルの使役獣候補になりそうな魔獣はいなかった。
この道中で遭遇できたら最高だったのだがーーー予想していたことでもあった。ここ数日間調べているのだが、拠点の近くにはいなさそうなのだ。
少し足を伸ばさなければいけないとライラは考えていた。
パーシヴァルは嫌がりそうだが。
黙々と一行が歩いているとーーー大きなクスの木の横を通過した途端、ライラが急に立ち止まった。
そして、気分が悪いのだろうか真っ青な顔で座り込んでしまった。
何かに抵抗するかのようにイヤイヤと首を振っている。
何事だと異変に気付いた一同がライラを取り囲む。
「ーーー今ちょうど黒竜の魔力の届く範囲に入ったんだけどーーーライラはどうしたの?」
パーシヴァルの声かけにも、ライラは苦しそうにうめいただけだった。
ーーーこれは重症だ。
ライラのパーシヴァルへの普段の態度を知っている面々は、より一層深刻な顔になった。
そして、変わらずにふわふわと漂っているフェルに視線が集まる。
普通、主人が苦しそうにしていたら魔力でつながっている使役獣は何らかの反応を示すものなのだ。
心配するとか、凶暴化するとかーーーフェルにはそういった兆候が一切見られなかった。
「フェル、お前の主人が苦しんでいるがフェルには影響はないのか?」
パーシヴァルの疑問に、フェルはくるくると回って答える。
「ちょっと弱体化はしてるーーーまあ、ここらへんは黒竜の貼った結界で大した魔獣はいないし護衛程度なら問題ないよ。ライラは意識落としてあげたほうがいいかも。ボクが浮遊魔法で運ぶし。」
なぜライラが苦しそうなのかについては、魔素が濃すぎるからでは?と言う結論になった。
ライラは色なしなので普通の魔法使いよりも周囲の魔素に強く影響を受ける。
黒竜の貼った結界内は通常よりも魔素が濃いことは間違いない。
「あんなに楽しみにしてたのに、ライラちゃんかわいそうですねー。」
「倒れるほうが悪いだろ。ーーー動画でも撮ってやれ。」
「お、珍しくパーシヴァル様が優しい。了解ー。」
浮遊魔法で運ばれる後輩を見て、レイモンドが苦笑している。
王族や黒竜関係になると急に感情豊かになるライラが今回黒竜を見られなかったことで嘆き悲しむだろうことは想像に難くなかった。
○
眠ったままのライラを連れた一行は、黒竜を見下ろせる谷間の真上まで来ていた。
谷間の上には一面に黒いバラが咲き誇っていた。
黒薔薇の、魔素が混じったどこかミステリアスな香りが充満する空間をーーー騎士の二人が棘を払って進んでいく。
谷底で眠る黒竜は巨大すぎて一見すると一つの生き物には見えない。
黒い鱗が太陽の光に反射して、谷底一帯がもやがかったように神秘的な輝きを放っている。
そして、三十年間眠っているはずの黒竜には不思議なことに草一本生えていなかった。黒竜自身がなんらかの魔法を使っているのかもしてないとレイモンドは思う。
「これが黒竜ですか。ーーーなんか正直思ってたのと違うかも。」
レイモンドのそんな発言に、騎士二人も無言でうなずく。
飛んでいるイメージのある竜だけに谷底で眠っている姿を見るのは不思議な気持ちだったのだ。
困惑顔の三人に対しーーーパーシヴァルは先ほどから黙り込んでいた。
そして、じっと谷底を見つめている。
夏の日差しがじりじりと焼けつくように暑い。
しかし、パーシヴァルは額から汗が流れるのも構わずに谷底を見つめ続けている。
ライラのために動画を撮ったレイモンドはーーー横で谷底を覗き込んだまま、一時間以上黙り込んでしまった主人を見て、騎士たちの方へと視線を送る。
「ちょっとお一人にして差し上げよう。」
レイモンドの言葉で三人は数メートルパーシヴァルから距離をとった。もちろん周囲への警戒は怠らないが。
離れた三人と対照的に、今度はフェルがパーシヴァルに寄って行った。
そして、三人には聞こえないような小声で何かをやりとりしている。
ーーーしばらくして、パーシヴァルが立ち上がるとレイモンドを手招きした。
伝えられた内容はレイモンドにとって衝撃的なものだった。
「はあ!?護衛もつけずに谷底まで行くってことですか?」
レイモンドが叫んだため、当然護衛二人にもその声は届いた。
二人は慌てて駆け寄ったがーーーすでに、パーシヴァルの意思は固まっているらしい。
「ちょっと下まで行ってくる。ーーーフェルと行くから平気だ。ドロレス、クリストファーは代わりにライラを守れ。これは命令だ。」
反論する暇もなく一方的に告げられーーー浮遊魔法の金色の光に包まれたパーシヴァルは谷底へと消えて行った。
唖然とする騎士二人に対しレイモンドの復活は早かった。
サッとライラを守れる位置まで引き寄せた後、一度しまったカメラを起動してパーシヴァルたちを動画撮影などしている。
「れ、レイモンドは、これでよかったのか?」
思わず聞いてしまったクリストファーに返ってきたのはため息だった。
首を振りながらレイモンドは応える。
「いいわけないじゃないですか。でも、浮遊魔法を使えんならついてきてもいいぞとまで言われちゃあ、もうどうしようもないです。むしろ足手まといですから。」
「ーーーパーシヴァル様をお守りするには、我々では力不足なのかもれない。」
ぼそっとこぼされたドロレスの呟きに、クリストファーは沈痛な表情になる。
落ち込む二人にーーーレイモンドが冷静なツッコミを入れる。
「浮遊魔法が基準なんて、そもそも無理な話ですって。ーーーそれより、最強疑惑の高まっているフェルさんの主人であるライラさんを守るっていう任務を果たしてくださいよ。」
○
護衛二人がショックから立ち直りようやく命令を遂行し始めたころーーーパーシヴァルたちは黒竜の貼った結界ギリギリまで接近していた。
「これ以上近づくのは、ボクでも遠慮したいかなー。それで、どう?何かわかった?」
フェルの問いにパーシヴァルはしばらく黙り込んでいたがーーーやがて、何かの覚悟を決めたような表情になった。
フェルをまっすぐ見返してうなずく。
「ーーー覚悟は決まった。しょうがないから黒竜に俺の時間をくれてやる。近くまで来てわかった。結局俺はこの国の王族なんだな…心でどんなに反発しても、最後はこの竜と繋がっていたいと思ってしまう。俺も、役目を果たすよ。」
パーシヴァルのアルトが谷底に響いた。
次の瞬間、パッと五色の光がパーシヴァルの頭上を照らす。
思わず光の方向を見上げたパーシヴァル。
その目に映ったのは五角形の巨大な魔法陣だった。
五つある角の一箇所だけが輝いており、他の4か所はまだ魔力が通っている様子がない。
パーシヴァルは突然現れた不完全な魔法陣に困惑しつつも、素早く手元のノートに魔法陣を書き付けた。
すぐにジョシュアに報告しなくてはーーーー自然とそんな考えが浮かんだパーシヴァルは自分に対して舌打ちしていた。
ずっと抱いてきた反抗心はすぐに消えるようなものではない。
パーシヴァルも複雑らしい。
フェルはわずかに目を細めながら頭上の魔法陣が消えるのを見届けるとーーーパーシヴァルへと向き直り、歌うように言葉を紡いだ。
「役者は揃い、時は満ちた。君たち人間は。罪を超えられるかな?見つけられるかな?ーーーでは改めて怠惰を乗り越えた契約の魔術師。君の働きにボクも期待してるよ?」
「ーーーなぜ、その役職名を…お前何者だ?」
パーシヴァルがフェルを睨む。
しかし、フェルは楽しそうに舌をチロチロと出し入れなどして見せる。
「それを言ったら面白くないでしょ?味方なんだからいいってことで。ーーー上に帰らない?ライラをあの弱っちいやつらにあんまり預けておきたくない。」
パーシヴァルはしばらくフェルを睨み続けていたがーーーやがて諦めたかのように、いつもの脱力した態度に戻った。
「ーーーフェルに無理やり口を割らせるのはジョシュアでもキツそうだな。リョーカイ、戻ろうぜ。帰りは自力で帰れる。速いほうがいいだろ?」
パーシヴァルはそう告げるなりーーフェルの前から立ち消えた。
「亜空間でも経由して帰るのかな?ーーー人間にしてはかなり魔法のセンスがいいね。ボクも帰ろーっと。」
その後、急に目の前に現れた二人を見て、再び騎士たちが仰天することになる。
レイモンドだけは乾いた笑いを浮かべていたが。
「もはや隠す気もなくなっちゃったんですね。明らかに時空いじる系の魔法。」
ハハハと笑うレイモンド。
そのすぐ横に降り立ったパーシヴァルがーーー三人を見て笑った。
覚悟を背負った笑みだった。
見たことがないパーシヴァルの表情にーーーその場にいた三人全員が固まった。
そしてーーー無意識のうちに、地面に膝をついていた。
パーシヴァル=エゲートは王族である。
それも、ジュエリーネームを名乗ることを許された、黒に愛されし王族だ。
パーシヴァルは幼い頃から聡明だった。
自分の魅力を、カリスマ性を、誰よりも理解していた。
だからこそ、絶望した。
王になれない自分に。
そして、表舞台に立つ気がない自分が目立つことがないように、他の兄弟を邪魔することがないように、わざと、自分を偽り抑制し、怠惰に生きてきた。
生きてこさせられてきた。
しかし、彼は、遠慮するのをやめてしまった。
彼の心の枷は、黒竜によって取り払われたのだ。
それが意味することはーーー?
狂い咲く黒い薔薇を背景に、笑みを浮かべるパーシヴァルは美しかった。
紫色のまつ毛で縁取られた瞳が光の魔素を受け、眩しそうに細められる。
そして言葉を発するためだろう。赤い唇が薄く開かれた。
たったそれだけの仕草が周囲の人間を惹きつける。
力強いのに儚い。
加えて見るものを虜にさせるような色気があった。
ジョシュアが圧倒的な力によって民を守る王だとすればーーー
パーシヴァルは誰もが命を捧げて守りたくなるような王だった。
ーーー声が聞きたい。その瞳に写りたい。
息を飲んでパーシヴァルの一挙一動に見惚れる面々。
今やライラのことを笑えない。
「ーーーお前ら、俺のために命を捧げる覚悟はあるか?」
無言で剣を突き立てた三人に、お前らはバカだなとパーシヴァルが笑う。
「黒竜の儀に『契約の魔術師』として参加する。ーーー契約の代償に何が取られるのかもわからねえ。儀式の前に死んでもおかしくない。それでもついてこい。お前らは俺のものだ。いいな?」
無言で首を垂れた三人の頭をまるで褒めるかのようにパーシヴァルがサラリと撫でた。
接触に耐性がないのか騎士の二人は耳を真っ赤にしている。
そこまできてーーーパーシヴァルはガラリと雰囲気を変えた。
いつものだらりとした姿勢に戻りだるそうにあくびなどしている。
呆けていたレイモンドを引っ張って立たせた後、未だに動けないでいる騎士二人を見てニヤリと笑った。
レイモンドはそんな主人のギャップにーーー未だに鎮まらない心臓に手を当て、大きなため息をついた。
そして、切り替えるように首を振った後…いつもの表情に戻り、パーシヴァルに向けて下で何があったのかと詰め寄った。
「真面目に?お役目果たすことにしたから、やる気ないアピールする必要もなくなった。寄ってくる王宮の奴らも正々堂々と追い返せるからな。ーーーこれから忙しくなるからレイモンドもこの休暇で休んどけよ。」
「ーーーえ!?どういうことですか?パーシヴァル様、説明が足りませんって。」
「うるせえ。二人の時に話すから黙っとけ。ーーーフェル、このメンツ屋敷まで運んでおいて。」
「ーーーしょうがないなあ。ライラ以外の命令は受け付けてないけど、肝心のライラがすぐに屋敷に戻ったほうが良さそうだからりょうかーい。…みんな、ちょっと速いけど騒いじゃダメだよ?」
フェルが一箇所に集まった一行の周りをふよふよと一周する。
フェルが通った後は金色のカーテンのようなものが現れ、全員に浮遊魔法がかかったのがわかる。
その魔法は明らかに人間が使う種類のものと異なったがーーーもはや誰も突っ込むものはいなかった。
そして、フェルの浮遊魔法によって高速で空を飛び一瞬で屋敷に戻った一行。
「ーーーあれ、お前マスキラ化してないか?」
ちらりとドロレスのうなじに視線をやり、見慣れたクロスラインが浮かんでいることに気がついたクリストファー。
その呟きは、余計なことを言うなと言わんばかりのドロレスの肘鉄によって黙殺された。
○
「ーーーハッ!ここはどこ!?」
目覚めたライラがこの世の終わりのような顔をして叫んだのは、すべてが終わり、ついでに言うならライラと誰を同室にするかの議論や晩ご飯も終わった後だった。
「見たまんま、屋敷の部屋だよ?」
ドロレスの冷静なツッコミにライラは再びベットに倒れ込んだ。
ーーー嘘でしょ?黒竜さま、この目で見るチャンス、逃した…?
無言で涙を流し始めたライラ。
フェルは呆れたようにライラの周りを旋回している。
ドロレスは泣かれるとは思っていなかったのか、慌てたようにうろうろとした後、何か思いついたように部屋から出て行った。
そして、レイモンドの端末を手にして戻ってきた。
「ほら、一応パーシヴァル様の温情で動画は残ってるから。ーーー元気だしな?」
「ううううーーーど、動画?なぜ私なんかのためにパーシヴァル様が?むしろご迷惑をおかけしたのに…。」
「パーシヴァル様はむしろ心配されていたよ。『色なしの魔力への耐性のなさは知っていたのに迂闊だった。』って。ーーーとはいえ、フェルは必須だったから主人であるライラは同行せざるを得なかったと思うけど。」
ーーーフェルが必須?どういうことだろう?
ライラは首を傾げながら、渡された動画を再生した。
そして、金色の光に包まれた二人が谷底へと下っていく映像を見て、ドロレスの言葉の意味を理解した。
再生し終わった後ーーー相変わらず泣きながら、フェルを捕まえると頬擦りした。
「フェルううう。役立たずな主人に代わって、パーシヴァル様のお願いを叶えてくれて本当にありがとう。私は、フェルと出会えてよかった!!」
「大袈裟だなあ。ーーーほら、泣き止んで?その動画ライラの端末にも送ってもらってあると思うよ?」
器用に浮遊魔法でタオルを浮かせフェルはライラの顔の涙を拭っている。
使役獣に世話される主人。
そんなおかしな光景を見て、ドロレスはほっこりとした気持ちになった。
ーーー正直、ライラのいないときのフェルは得体が知れなくて怖い。でも、ライラへの愛情は本物だって信じられるな。
ドロレスはフェルが敵に回ることがないように祈りながらーーー主人にライラが目覚めたことを報告に行ったのだった。
そんなドロレスのうなじを見たライラが呆然と呟く。
見覚えのあるクロスライン。
「ーーーえ?ドロレス、マスキラ化してない?…私が寝てる間に、何があったのぉぉぉぉお!」
ライラは、フェルから「契約の魔術師」の話を聞いて、なぜ自分は悠長に寝ていたのかと再び泣き叫ぶことになるのだった。




