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Episode10.篩い落とし


「うーむ、実に猛々しい。全く以て剛毅ごうきとしか言いようのない剣士ですね、エウスタキオ教官は」

「うん……驚きとか感動とか通り越して、引いちゃうぐらい強いね……」

 隣のバジル君に相打ちをしながら訓練の様子を見守る。

 私たちの視線の先には、鈍い鉛色の堅牢な鎧に全身を包んだ戦士がいた。

 戦士は兜の中でくぐもった雄叫びを上げて、模擬戦と称し候補生たちを次から次へと薙ぎ倒していく。

 千切っては投げ、千切っては投げ。

 息が上がる様子もなく、次で26人目。

「む! アレは同期の剣術では5本の指に入るヨハン! 瞬発力に定評があり大貴族エルウッド家の長男に相応しい実力者ですが……ええ、どうやら流石の彼もあの鬼教官には敵わないようだ」

 機先を制してヨハンくんが三度振った剣は完全に見切られていた。直後、隙のできたところにショルダーチャージ。弾むボールのように吹き飛ばされ、地面に転がった彼の首筋に、鋭い剣の切っ先が添えられた。

 もはや剣すら合わせて貰えない。かわいそうなまでに圧倒的な実力差。

 ……もちろん、ヨハンくんの方が私よりもいくぶんも強い。

「フフフ、パトリシア嬢ご安心召されよ! 不安な顔をする必要はありません……何といっても次の模擬戦はこのボク、バジル・グレーバー! 候補生を代表し、あのいけ好かない全身鎧野郎に一矢報いて参りましょう!!」




 Episode10.篩い落とし




 後期のカリキュラムが始まると同時に、私たちの本当の試練が始まった。

 これからの候補生学校では、控えめに言って軍隊と差し支えない内容の厳しい訓練が始まる。自分の限界にぶつかり、心がくじけそうになっても、それでも立ち上がってついてこれる者だけが、魔術師団の入団試験にたどり着くことが出来る。

 そう言っていたのは、私たち候補生全員の憧れの人物。魔術師団の最も頂点にいる人だ。普通の学校で言うところの校長先生だけれど、そのイメージからはきっとかけ離れているはずだ。ここでは地位は武功に直結している場所。マナ探知を使えた全ての候補生が気付いていただろうが、彼は私たちが知る中で、最も強い魔術師に違いなかった。

 そうして総帥の言葉に従い、派遣されてきた現役団員教官のうちのひとりが、目の前で今バジルくんの首根っこを掴んで振り回し、目を回したところで模擬戦の場外に放り投げたエウスタキオ教官なのだ。

「……バジル。遊ばれてるね、あれ」

 苦笑いを浮かべてやってきたのはユージーン。

 地味に相手を悔しがらせるバリエーションに富んでいるところが、エウスタキオ教官の憎いところだと思う。あんな鉄仮面被っておいてちょっぴりお茶目だ。

「でも笑ったりふざけたりしたらもうひと試合追加なんだよねぇ……」

 そして抜かりないところも憎い。鬼教官である。

「しばらく見てたけど、末恐ろしい人だね。平民出で唯一副団長まで上り詰めた女傑だとは聞いていたけど、想像とは似ても似つかない風貌で驚いたよ」

 目を回してまともに立ち上がれないバジルに、カチュアさんが慌てて寄り添う。流石のバジルくんも今は意固地にならずに介抱を受けていた。

 うんうん、やっぱり副団長ともなるとはっきりわかる。今まで授業で見てきた教官とは格が違うのは一目瞭然、探知で判然と言ったところだ。


「って、えええええええ!? 女傑……ってことはエウスタキオ教官って、女せもごごっ!?」


 あまりに予想外すぎて理解が追い付かず、衝撃が後から遅れてやってきた。

「こらこらこらパティ! 目付けられたら余計に訓練増やされるよ……!」

 慌てて私の口を両手でふさいだユージーンが試合の様子を伺いつつ、小声でささやく。

 注意を受け訓練を増やされるのは困る。とりあえず深呼吸しようと思ったけど、だめだ、驚きが大きすぎて黙ってられない。

「あっ、あれで女性……!? 本当に? だって鎧で見えないけど、体積とかたぶん私の倍くらいあるし、あんな重そうな剣振り回して、きっと腕とか私の太ももくらいの太さだよ!?」

 ユージーンに詰め寄ったその奥で、斬りかかった候補生の帯剣を拳で弾く教官の姿。

「パティ、まず君は私語を慎んだ方がいいし、言っちゃうなら言っちゃうで言葉を選んだ方がいい」

 周囲の視線を感じ、二度目でようやく口を閉じられた。

「……いや、でもエウスタキオって男性名だよね?」

「あれ、君の地方の風習じゃなかったかな? 成人するまで男性名を付ける。幼い女の子ばかりに病が流行った南部の風習で、使い慣れた名前を好んで残す人も多いって聞くけど。教官はフルネームでヴァネッサ・エウスタキオ・シルヴェストリだよ」

 そういえばあったそんな古い因習。私の家は元々土地の人間じゃないから馴染んでいなかった。そういえばアレックスちゃんとかレオナルドちゃんとか友達にいた。

 それにしても驚きだ。あのどう見ても総量が私の体重より重いであろう鎧を身に纏っているのが女性というのにもビックリだけど、経歴も無視できない。

 基本的に、生命核アニマは遺伝する。ということは、魔法・魔術的性質は子孫に引き継がれていくということだ。言い換えると、魔法使いの一族は昔から魔法使いであり、過去の戦争で武勲をあげていれば貴族となる。平民出ということは、それらを全て押しのけて上り詰めたということになる。

 それがどれくらいすごいことかというと、現状、各師団の団長副団長の大半が貴族の出身だということからも推し量れることだ。

 そしてここにいる私たち5人も、同じく厳しい条件下にある。

「ほらパティ、そんなことより次はセウロの番だよ。どこまで食い下がれるか、見物だね」

 思考から顔を上げると、そこには剣を鞘から抜いて教官に相対するセウロがいた。

「僕も教官相手には惨敗だったからなぁ……悔しいけど、セウロには期待せざるを得ないね」

 貴族以外の中でも更に持たざる者の戦いは、嫌でも人目を惹きつける。

 それが努力のみで得た力で戦っているとなれば、なおさらだ。


 笛。


 模擬戦開始の合図が鳴った。

 ……が、両者共に動きはない。互いに構えを崩さず、じっくりとにらみ合っている。

「どうしたスペード。怖気づいたか? それなら早く退け。次が控えている。臆病者につけてやる稽古は無い」

「一切隙の無い構えしておいてそりゃ無いでしょうよ教官。アンタ、加減しろとは言わないけども候補生相手に手心のひとつくらいはあっても――」

 言い終わらないうちに、地面を揺らすほどの踏み込みが言葉を遮り、一瞬でセウロの間合いの内側に鉛色の影があった。

「――そんなものは無用だ。斬るぞ」

 中段、目線の高さに剣の切っ先を置いた構えをそのままに、教官はセウロへ向けて体当たり染みた突きを放った。

 到底かわすことなんてできない速度。

 その狙いは体の正中線上、胸の真ん中。

 切っ先の軌道が体を貫かないところまで移動するのに、最も距離のある一点ポイント

 そして模擬戦とは名ばかりだ。教官が持っているのは真剣である。

 セウロは、一歩も動けなかった。

 交差する人影。

 連想されるのは死。

 金属音は鳴らず、その瞬間、思わず息を飲んだ。


「……いや、だからそれが候補生にやることですかぁ!?」


 生き、てる!?

 軽口を聞いて、セウロが無事なことだけはわかったけれど、何が起きたのかは全く理解できない。

 隣のユージーンが、二人に釘付けになったまま呟く。

「セウロのやつ、どんな反射神経してるんだ……!」

「なに!? なになにどうなったのあれ! セウロ大丈夫!? 生きてるの!?」

「信じられないけど、生きてる。互いの中段の構えが交差した瞬間、セウロは教官の帯剣の鍔に、柄頭をぶつけて、剣筋を逸らしたんだ。とてもじゃないがマネ出来ない芸当だよ……!」

 それを聞いて、教官の剣先がギリギリセウロの頬をかすめて逸れている事に気付いた。

 自分が避けるか、突きに対して剣で対抗するかしていたら、負傷は免れなかっただろう。もう手はないと思った。

 殺せない勢いならば抗わずに受け流す。

 あの極限の一瞬の最中で、剣の根元を叩いて剣先の軌道を逸らすだなんて……!!

「スペード貴様……余程私との訓練の時間を長引かせたいらしいな。いいだろう、貴様が音を上げるまで……いや、二度と音を上げられなくなるまで付き合ってやる」

「血の気が多いなぁ……でも、臨むところですよ。ご指導、痛み入ります!!」

 金属音。お互いに剣をぶつけ牽制し合いながら一度距離を取る。

 直後、壁にぶつけた球が弾んで跳ね返るように、今度はセウロから間合いへと飛び込んだ。

 そして教官がそれを難なく防ぐ。

 続く金属音。繰り返される剣戟。

 三合、五合……九合。最長記録だ。

 エウスタキオ教官の訓練で、剣を合わせた回数が二桁に達した人はセウロが初めてだ。

 心なしか、教官の動きにも焦り……というかムキになっているようにも見える。

 それでもセウロも何とかギリギリのところで剣を交え、試合が成り立っているのは驚くべきことだ。

 ……私では、到底あそこまで出来ない。

「セ、セウロの奴め、少しはやるじゃないか……! パトリシア嬢……面目ない、情けないところを見せてしまった……でも、きっとボクだって近いうちに教官と渡り合い、終いには勝って見せるから……!!」

 よろよろのバジルくんが鞘に収めた帯剣を杖代わりに近づいてきた。

 心意気は十分だけど、果たして候補生の私たちがその目標に届くのは、いつだろうか。

「う、うん。無理はしないで……」

 素直に応援したい気持ちもあるが、教官相手だと本当に怪我しかねない。なのでこれくらいの言葉に留めておこう。

「バジル様、私が手当しますから、どうか医務室に!」

「ええい! これくらいで逐一構わなくてもい、うっ、きもちわる……」

「こちらへ!」

 虚勢を張っていたバジルくんだけど、限界を迎えたらしく、カチュアさんに支えられながら校舎へと消えていった。

 三半規管という三半規管を苛め抜かれたのだから、無理もない。

 そんな二人の背中を見届けているところだった。


「ねえパティ……キミ、そろそろバジルになびいてあげたらどうだい?」


 なんてことをユージーンが告げたのは。

 あまりのことに、目が点になる。

「見てるこっちが飽き飽きしてくるよ……いや、そろそろ可哀想になってきたかな」

 ユージーンはこう言っているんだ。

 バジルくんの好意に応えろ、と。

「そうは言われましても……ねぇ」

 バジルくんと初めて会ったのは、廊下でぶつかったとき。曲がり角で不注意だったのはお互いさまで、幸い平和にその場は収まった。

 と、思ったらその翌日から猛アタックの嵐。

 脈絡がわからないし、言って私の頭にははてなが浮かび続けているのである。

 そもそもどーして彼は私に好意を寄せているんでしょうか……?

 そんな日々が始まって、早数ヶ月。もう既に候補生としての一年間も折り返しというところまで来てしまった。

 本人はさておき、受ける方も見る方も、辟易してくるころに違いない。

「正直なところ、どうなんだい? アリなのかい? それともナシ?」

 口ではそう言うが、教官とセウロの訓練に目を向けたまま、あんまり興味が無さそうに問いかけてくるユージーン。

 こっちを見てすらないのに、質問がストレート過ぎないだろうか。

「正直なところ……? そんなこと言われてもなぁ。誠意は見えるんだけど……」

 身に覚えのないアプローチに、始めはまず訝しんだ。

 この人はどうして私に突然アタックしてくるんだろうか?

 そうして行きついた仮説の中には、成り上がりの商家が、半端で古くても貴族の血を欲しがっているのではという邪推もあった。

 けれどそう思い込もうにも、あまりにバジルくんは純粋過ぎた。

「彼はああ見えて一途だよ。僕とセウロはよく知ってる」

「あはは……なるほど、説得力が違うね」

 それには私も同意だった。何せ二度目に会った時から彼は一度もぶれてない。むしろ勉強や訓練の面で頼りになる場面だっていくつもあった。見栄っ張りなところは否めないけれど、威張れるほどの能力は確かにあって、そのための努力が見える瞬間さえあった。

 彼は自信の持てる自分であり続けるために、頑張っている人だ。

「それに、謀略が出来るほど器用な人間じゃないこともね。いい奴だと思うよ、彼は」

 知っている。彼の不器用さは、むしろ好感が持てる部類なんじゃないかな、ということくらい、そろそろ付き合いの浅いとはいえよくアピールされてる私にもわかる。

 ユージーンは、声を潜めて言った。

「だからせめて、NOならNOと言ってあげないと」

 その言葉が、胸につっかえていた、あることを掘り起こす。

「……うん。確かに、このままじゃ良くないよね」

 けれど、それを判断するには、無視できないことがひとつ。

 私の知らない話を知らなければいけないと思う。



 ねえユージーン。そっちこそ、そろそろみんなが私に黙ってること話してくれたらどうなの?



 ……とは、とてもじゃないけど口にできなかった。

「っていうか、候補生学校で恋愛事って、御法度だよね?」

 セウロも。ユージーンも。バジルくんも。カチュアさんも。

 みんなみーんな、話してくれないんだから。

 きっと他人が踏み込んでもしょうがないことなんだろうけど。

 まだダメなの?

 これだけ一緒にいて、みんなのことを心配してるっていうのに。

 私が懸け橋になれば、もしかしたら、4人の仲を取り持てるんじゃないかなって思っているのに。

「……ま、それもそうだね。わからないバジルが悪いか」

 ユージーンは、こっちを見てくれなかった。

 ふと溢れそうになった涙目を、見られずに済んだのは幸いだったけれど。

 目を向けてくれたら、それはそれで、進展があったかもしれないなんて……考えだけがまた浮かんでは消えた。

 悔しいけれど、触れられないらしい。

 時間が解決することに、わざわざ手を出しても無駄かもしれない。

 けれど、その時間を少しでも縮められる可能性すらも、無駄なものだろうか?

 この気持ちがお節介なのかどうかは、もう自分じゃわからなかった。



 鋭い金属音が鳴った。

「うぉおおおお降参! ハイ降参です!!」

 顔を上げると、セウロが剣を弾き飛ばされたところだった。

 震える腕を抑えて、嘆願している。

 力無い様子を見るに、手を握る力すら残っていないらしい。どれだけ重く打ち込まれたらそうなるのか、想像するだけで腕がしびれそう。

「ふん……柄が砕ける以外の理由で剣から手を離すな軟弱者めが」

 最後まで鬼でしかないエウスタキオ教官。

 でも、心なしか息が上がっているように見える気がした。

 涙目で試合場を後にするセウロ。剣を拾い、腕を押さえながらこちらへと戻ってくる。

「次だ! 予想以上に時間を使った。次が本日最後の剣術訓練とする! 来い、シャントルイユ!」

「は、はい!」

 反射的に背筋が伸びて返事が出た。

 い、色々考えてて次が自分だってことすっかり忘れてた……!!

「行ってらっしゃい。どうか無事に帰ってきてね」

 ユージーンが本当に戦場に送り出すみたいな文句で手を振る。その気になるから止めてほしい。

 言葉を返す余裕はなくて、うなずきだけして駆けだした。

 帯剣を握りしめる。

 途中、すれ違うセウロと目が合った。

「体力削っといた。トドメはよろしくな、パティ」

 ふらりと、セウロは力無く手を挙げた。

「ご苦労さま! 期待せずに待ってて」

 そのプルプル震える右手に、力いっぱいのハイタッチをお見舞いした。

 セウロへの労いと、自分へと気合いを入れる。

 駆け抜けた背後でセウロのうめき声が聞こえたけど、それどころじゃない。

 鉛色の鎧が、鈍い光を反射して佇んでいる。

 気持ちはすっかり戦場へ赴く兵士だ。


 位置について、向かい合う。

「ふむ。落ち着いているなシャントルイユ。怯えや不安を抱かぬものはいない。だがそれを理性で押し殺せるものは稀だ。兵士の素質とも言える。そういう生徒は好みだぞ。本気で相手をしよう」

「よ、よろしくお願いします!」

 遠くでいつも本気でしょ、とセウロが呟く。

 教官が鎧兜の奥で一瞥したのがわかった。ああ、きっとセウロは明日の訓練倍にされるんだろうなぁ。

「構えろ」

 その声に、一層心が静まった。

 思考する余裕は消え去って、目の前の視界にだけ集中する。

 きっと、出来ることは少ない。大勢の候補生と同じように、無様に負けるだろう。

 それでも、何もしないこととは違う。

 やれることがあるのなら、それを無視して、避けて歩くことなんて、私はしたくない。

 私は自分が出来ることから、逃げはしない。

 そうやってここまで歩んできたのだから。

 今は訓練。

 セウロみたいな試合にはならないだろうけど、何か一つでも得る。

 いつか、エウスタキオ教官みたいに、強く自分の道を突き進むことの出来る女性に、私もなりたいと思うから。

 目の前の鈍色が、陽の光を吸収して厳かに映える。

 乱れの無い正眼の構え。

 ピン、と。空気が張りつめるのを肌で感じた。

 獰猛な虎を目の前にしているような感覚。

 到底敵わないことは分かりきっているけれど。

 不可解なことに、少しワクワクしながら、笛の音が響くのを聴いた。

 一歩、軽快に踏み出して、剣を振りかぶり――




 ――そこまでが、私の、その日確かに記憶に残っている内容だった。




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