表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
One in the WORLD  作者: 黒鷹
第2章 地下迷宮の謎
44/130

第42話 ハイデル廃坑 ③

カナの白い目を背に感じながら第7層目に降りていく。

すまん正直暴走しすぎたと思っている・・・

しかし確実に手に入る鉄素材だぞそれを見逃すなんて職人としては失格だと思うんだよ。

うむ、したことは後悔してない・

むしろ職人としては当然のことだといいたい!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・

・・・ごめんなさい、カナの沈黙に勝てません、マジ許してください。(泣)



第7層目

初のオーク登場!

あれだけ反省していたのにオークの金属鎧を見たとたん・・・。

また剥がしていました。

なんか泣きながら走りながら光になって消えていった。

経験値も入っているから気にしないでおこう・・・。


ビク!!


しっ、しまった!・・・つい金に目がくらんで・・・。

イタイ、イタイ!!

無言でアイアンクローはやめて!

マジ痛い!こめかみに穴が開く!!


そのままアイアンクローをされて連行される。

足が、足がつかないから力が入らなくて振りほどけない!

イタイ、イタイ!!


ボスはハイオークです。

えっと俺一人で相手?

まぁ、いいですけど・・・


あのハイオークさん男?それとも女?


『予備の鎧とアイテムを差し出すので剥がないでください!これでも一応20歳の女なんです!(泣)』


なっ、泣かれてしまった・・・。

うなずくと何度も何度お礼されて消えていかれた・・・。

な、なんか・・・ものすごい罪悪感が・・・。

後ろで子供達が「な~かしたな~かした!」といいつおいていった装備回収しているし・・・。

まっ、負けないもん!


第8層目

少女が部屋の中でポツンと泣いている。

スポットライトを浴びながら。

露骨に怪しすぎるだろう!

通路はここだけ。

前に進むにはこの部屋に入るしかない。

というわけで通路のあちこちにツルハシ持ち込んだもので石を取り少女の周りの床めがけみんなで石を投げつける。


クギャャャャャャャャャャャャャャャャャャ!!!


悲鳴一声で敵消滅。

敵の名はマンイーター

露骨過ぎるわなだろうあれ・・・提灯アンコウより下手だわ。

ちなみに階層ボスだったらしくほかに敵なし。



第9層目

スケルトンの大量発生。

つぶしてもつぶしても沸いてくる骨っ子をあきれてみている。

とりあえずひたすらつぶすことに。


一時間後とりあえず階段まで撤退。

どうやらどこかにこの骨の沸くポイントがあるらしい。

そこを何とかするわけだがこのエリア全体が罠だとしたら罠をとめるものがどこかにあるはずということで急遽各部屋を制圧しながら進む作戦に変更。

とりあえず俺と盾組で部屋を突っ切り反対側の通路の入り口を占拠し骨の流入を防ぐ。

その間に他のものが部屋の中の骨を片付ける。

そして片付けたら部屋の中を探査し解除できるものを探す。

なければ同じ作戦で次の部屋を同じように占拠しつつこちら側のエリアを広げていくという作戦だ。

消耗作戦になるがしかたない。

今までが楽すぎたのだから。


というわけで作戦開始とともに部屋を突っ切り反対側にある通路の前でこれ以上の流入を防ぐため盾3人と俺を含めたアタッカー2名で通路を占拠。徐々に押し込みつつ通路をゆっくり進む。

その間に他のメンバーは部屋の中の骨たち相手に大戦闘。

10分ほどで倒しきり手分けして部屋の中を探索開始。

こちらは通路の幅のおかげで最大3体のスケルトン相手にひたすら倒し続ける。

正直スケルトンより【闇の吐息】による麻痺のほうがうっとうしい。

それを薬で直しつつ押し切り続ける。

こちらも前3人と後ろ3人で場所を交代しつつしたら麻痺でも自然治癒まで待つことができる。

それでもうっとうしいものはうっとうしい。

1/3程は薬で回復することになる。

結局この手の戦闘を6部屋の計1時間行いなんとか骨発生器を発見。

魔方陣を破壊することによりとめることに成功。

たぶん時間が来れば魔法陣も回復すると思うがボスの部屋に行くまではもつだろう。

そんな訳でボス戦だがよほど鬱積がたまってたのかアライアンス1つで襲い掛かり瞬殺。

俺は疲れたので見学でした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ