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神代桔梗は幼女として異世界を生きる  作者: 消すには惜しい黒歴史
第1章 神代桔梗が冒険者になるまでの物語
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第18話 神代桔梗の妹その2~冒険者登録の試験~

桔梗が1次試験を通過してから2人ほど通過して、やっと千冬の番が来た。


「試験官、次は桔梗の妹です。」


「妹?どうみても桔梗より年上だろ。」


ですよねって助手さんは言って、私を呼んだ。


「神代千冬か。わかってるかもしれないがこの水晶に触れて、申し込み用紙に嘘がないか調べるぞ。」


桔梗の調べた通りに書いたから間違いはないと思う。多分。

私が触ると水晶に文字が浮かび上がって、助手さんがそれを紙に書いている。私はこの世界の文字がまだ読めないけど、数字のところだけで読むと間違いはなさそう。


「試験官、申し込み用紙には桔梗の妹って書いてありますが、桔梗と彼女の年齢では彼女が4歳高いです。どうします?」


それって、合格するためには桔梗の姉を名乗らざるを得ないってこと?

やだ。桔梗はお兄ちゃん。転生しても変わらないもん。


「別にいいだろ。問題がある訳じゃない。神代千冬、1次試験通過だ。隣の部屋に行け。」


あれ、そこは突っ込もうよ。間違いを書いてるんだよ。

私は助手さんに案内されて隣の部屋に行った。

隣の部屋には合格した人と試験官がいる。桔梗もいた。


「おう、お前は桔梗の妹なんだってな。俺は実技試験の試験官、ゼルエラだ。桔梗は自分より強いって言ってたぞ。期待してもいいんだな。」


「ゼルエラ、これは試験だよ。ゼルエラが戦うのが好きだって知ってるけど、今くらいは威厳を見せて。」


わかったよってゼルエラさんは言って、剣を構えた。ゼルエラさんが持ってるのは銀色の両手剣。歴史の授業ではかなりの技術がないと使いこなせない剣って習ったから、慎重に戦わないと。


「行きます!」


私は桔梗と戦うときに使ったナイフじゃなくて、クルラさんからもらった片手剣で戦うことにした。

《剣撃誘導》が示してくれた技は首を狙う斬撃と見せかけての刺突。今まではフェイントなんて出てこなかったのに、そんなにゼルエラさんは強いの?


「いい剣筋をしているな。だが、鍛練が足りない。」


ゼルエラさんは私の刺突が届く前に横に動き、すごい速さで剣を寸止めした。

そんな、私の《剣撃誘導》が破られたことなんてないのに。


「確かにお前は桔梗よりも腕力もあるし、剣筋もいいが、桔梗の方が熟練している。簡単にいうとお前は才能と力で剣を振ってるんだ。」


すると桔梗が、驚いたように言った。


「嘘だろ、狼と戦った時はこいつの方が強かったぞ。」


うん、桔梗が14匹倒して、私が23匹。結果は私の方が上。桔梗を守るためにもらったこの力は桔梗よりつよいはずなの。


「確かにこれならその辺の魔物に負けることはないだろうが、剣を使えるやつからしたら素人もいいところだ。」


そんな。

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