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Prologue
「もういい加減にしろよっ!!!!」
そう吐き捨てて家を出たのが、今年の二月。
それからこのオンボロアパートに引っ越してきたのが、
二月下旬。
「えーっとな、その部屋なんだがー」
幽霊、住んじゃってるんだよなぁ。
「⋯⋯はあ?」
華の大学生活が始まる直前、
貧乏な俺を待ち受けていたのは、
なんとも摩訶不思議な出会いでした―――。
「いや、マジで言ってる⋯⋯?」
もうね、部屋の鍵渡された時点で察する部分はあったけどさ。
築年数半世紀ってどー言う世界線?
「幽霊がなんぼのもんじゃい!!!」
まあ、人生当たって砕けろ。
今日からここが俺のマイホームだっ!
「⋯⋯⋯う?」
そう、今日からここが⋯⋯俺の、マイホーム⋯⋯。
『───…!!!!!』
何故か、どういうわけか。
建付けの悪い扉を開けるなり俺を待ち構えていたのは、
やけに古い制服を着た女の子(幽霊)でした───…。




