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夢千夜  作者: 西野了
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核ミサイルが爆発したけど・・・、村祭りの打ち合わせがあって

 ロシアとアメリカが宇宙空間に核ミサイルを発射したので、僕は爆発を止めるために大気圏を超えて宇宙空間に出て行った。しかし間に合わず核ミサイルは爆発してしまった。暗い宇宙で蒼い地球を背景に核ミサイルがオレンジ色に爆発した光景は美しい。しかし僕は核の放射能が自分に付いていないか不安になった。核ミサイルの近くで爆発を見ていたからだ。

 僕は村に戻ってバンド練習をしていたら、ボーカルの派手な衣装の女の子が辞めてしまった。彼女が主旋律を歌うので僕らは困ってしまった。僕はリードギター担当だけど、ボーカルのメロディラインがないとギターが弾けないのだ。

 そうこうするうちに僕は村の祭りの打ち合わせをすっかり忘れてしまった。マツモトさんと出席する予定だったのに、バンドのことや家の用事のことでそのことを失念してしまった。

「ヤバいな」と思っていたらオオモリさんが慰めてくれた。そして祭りの打ち合わせに行ったら、案の定マツモトさんはプンプン怒っていた。僕は土下座をして謝ったけどマツモトさんはまだ怒っている。僕はマツモトさんの顔を見たらミズグチさんだった。他の人に「あの人はマツモトさんじゃないのでは?」と訊いたら「うんにゃ、あの人はマツモトさんだ」と言った。納得していない僕が土下座していると、首の周りにスズメバチがブンブン飛んできて気持ちが悪かった。だけどスズメバチは僕を刺さずに何処かへ飛んで行った。

 祭りの飾りつけに役場の電線を使う予定だけど、以前はピカピカの電線だったのに今は錆びてしまった。あの電線に飾りつけをするのは何だかカッコ悪いとみんなが言っていた。僕もそう思う。この錆びた電線で万国旗を引っかけて飾るのは気が進まない。

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