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夢千夜  作者: 西野了
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ボクシングの世界タイトルマッチを中座して

 俺はボクシングの世界タイトルマッチに臨む。俺はあの幕の内一歩のようなタイプで対戦相手とのリーチの差は40センチもある。相手はなかなかハンサムでいい奴だ。これまでの自分の闘い方を俺に教えてくれる。試合が始まるがどうもアメリカンフットボール、NFLのゲームのようだ。相手のランニングバッグがタッチダウンを決めて7点差となってしまった。

 休憩中に僕は安倍晋三元首相と会う予定があった。彼を接待しなくてはならないのだ。しかし彼はお前に任すと言ってどこかへ行ってしまった。僕は仕方がないので参加者を部屋に集めて、せっかくの機会なので日頃思っていることを言ってくださいと提案した。パートのおばちゃんが4時間も働いたのだからもう帰る!と言って席を立ってしまった。それからボクシングの対戦相手がやってきて、途中から僕がいなくなったので自分が勝ってしまったと申し訳なさそうに告げた。僕はそんなことはいいよと慰めてやったのだ。

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