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夢千夜  作者: 西野了
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出会ってすぐにキスをした

 その女性は少しふくよかで笑顔が素敵だった。

 愛想がいいのだろうか?

 黒髪のショートカット、黒い瞳はキラキラと輝いていて、頬はふっくらとしている。そしていつも楽しそに笑っている。

 僕と彼女は人気のないところへ行き、いきなりキスをしたのだ。

 彼女は驚いていたし、僕も驚いた。

 つい先程まで全く知らない二人同士だったのに。

 僕は幼い娘を彼女に任せて、食堂で食べ物を探すことにした。

 とても広い食堂で何かの展示会場のようだ。

 土産物やお菓子類はあるが、食事となるようなものは見当たらない。

 娘に食事をさせている彼女が手招きしている。

 二人の座っている場所に行ってみると、そこには僕が探していた昼食のメニューが並べられていた。サンマが焼いてあったり、肉じゃががあったり・・・・・・。最初からここに居ればよかったのだ。

 流石に彼女は頼りになる。

 僕の娘も彼女を信頼しているようだ。

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