TASさん、狩りに付いていく。
投稿直後 改稿
字下げ処理を施し、文章の一部を書き換えました
2017/1/21 改稿
文章の一部を書き換え、ステータス表示と普通の文章に区切りを付けました
2017/1/21 改稿
ラシーヌさんの技能に物理系のスキルを追加し、HPとMPの値を変更しました
2017/1/21 改稿
文章の修正を行いました
検討→見当
書きも出来る→書くことも出来る
2017/1/21 改稿
タイトルを変更しました
TASさん、狩りに行く。→TASさん、狩りに付いていく。
翌朝、と言っても、ここは巨木の中であり、太陽が出てきたりするわけではないのだが。
時間に応じて、明るくなったり、暗くなったりと、しっかりとした昼夜がある。
ラシーヌさんによると、巨木が浴びた太陽のエネルギーが光として溢れ出ているため、巨木の中は明るいのだそう。
外が夜になると、巨木が太陽から受け取るエネルギーは遮断されるわけで、巨木の中も暗くなる。そのお陰で、巨木の中に生物が居ても、時間感覚はあまり狂わないで済むらしい。
……私は常に脳内で正確な時を刻む時計を回し続けているので、別に昼があろうが夜があろうが関係無しに最適な睡眠時間を知れるのだが、それでも、暗い夜にぐっすり眠り、朝に光を浴びて目覚めるのはとてもスッキリするので、昼夜があるのは有難い。
ちなみに、ラシーヌさんの家である白い空間。
最初に目覚めた時に天井を見て気付いたのだが、大きな天窓の様な設備を付けており、そこから光を取り込んでいた。
そこから何か、前に遭遇したオークのような化け物が襲って来たりはしないのか、と、気になって聞いて見たが、
「うふふー、空間をちょちょいっと弄って光だけが入り込む様にしてあるから、心配しなくてもいいのよー?ああ、もう……タスさんは可愛いんだからー」
との事だ。何をどう”ちょちょい”とすれば、光だけが入り込む様になるのかは全く以って理解出来ないが、それを考え始めると、そもそもラシーヌ宅である白い空間の存在自体がトンデモな超常現象であったりするので、難しく考えるのはやめにすることにした。まあ、ラシーヌさんが言うのだから、きっと安全なのだろう。
閑話休題。
私は今、ラシーヌ宅を出て、森に来ている。
前の様に、またオークなどに追いかけられては堪らないので、ラシーヌさんも同伴である。
ラシーヌさんは超強いらしいので、安心である。
オークなど、一撃で物言わぬ肉塊にできるくらい、強いのだとか。
……なら、どうしてあの時助けに入らなかったのか。
聞いて見た。
「あー、その、私が助けに入ろうと思った時には、タスさんがもう走り出しちゃってたのよね……。もう少し早く助けていれば良かったわね……ごめんね?あの加速が、使うだけで命に関わる様な決死の技だとは、知らなかったから……」
「いいれすよ、べつに」
私は頬を膨らませる。
「あれ、なんかちょっと怒っちゃった?怒ってるタスさんも可愛いわねぇ……。……というか、あの加速、凄かったわね。タスさんのAGIであんな速度を出せるなんて。技能も使わずに、一体全体どうやってやったのか、見当もつかないわよ。ねぇ、後でちょっとやり方教えてよぉ」
「たぶん、むり」
「えー。やって見ないとわからないじゃないのよぉ」
「……はなぢ、たくさんれまふよ」
「緊急用よ。緊急用。反動が大きくても、やっぱりあの技術は凄いわよぉ。いざという時のために、使えるものは使える様にしておかなきゃ」
何回言っても、ラシーヌさんは食い下がらない。力を得る事に関しては、貪欲な人の様だ。仕方がないので、理論だけ教えておいた。
頭脳が発する電気信号のパターンを解析し、どんな信号を送れば望む動きを出来るか、脳内シュミレーションで何度も繰り返し、ある程度動かせる様になったら、強引に筋肉を動かし、望む行動をする。
その趣旨をラシーヌさんに伝えて見たが、
「……ちょっと私には言っている意味が理解出来ないわねぇ。やっぱり無理そうかぁ……うん。でも、教えてくれてありがとね、タスさん!」
まあ、こうなった。
“思考加速”した私でも、パターン解析をするだけで頭がパンクしそうになったのだ。ラシーヌさんには厳しいだろう。まぁ、そんな小細工が無くても、ラシーヌさんのステータスは超強いので、あまり問題は無いのだろう。
……もう頭脳の発する信号パターンの一部の解析は終えているので、今の私は思考加速無しでも、”肉体操作”はある程度使えるようになっている。
しかし、それでも筋肉がすぐに断裂したりする問題は解決していない。やはり、使うタイミングは考えなければならないな。
ちなみに、ラシーヌさんのステータスはこんな感じである。
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名前---ラシーヌ
称号---『神樹”ブランシュ”の大精霊』
効果/ステータス値を大幅に増加、
神樹”ブランシュ”内にて”擬似神域”の構成が可能
『突破者』
効果/スキルレベル上限突破、ステータス値成長率が大幅に増加
『風の支配者』
効果/風、またが風から派生した魔法の威力を大幅に高める
『緑草の風精霊』
効果/風、または風から派生した魔法の制御力を大幅に高める
種族---神木の精霊
性別---女
年齢---ヒ・ミ・ツ☆
HP---23739/23739
MP---361688/361688
STR---73
DEF---82
MATK---728
MDEF---712
AGI---128
INT-183
技能---風属性魔法(統合/風魔法、風神魔法、木魔法、樹魔法、神樹魔法)
Lv.MAX+18
無属性魔法(統合/身体強化、魔矢、魔刃、魔力操作)
Lv.MAX+4
サバイバルの心得(統合/剥ぎ取り上手、野営上手、料理上手、釣り上手、狩り上手)
Lv.MAX+2
武力の極み(集約/短剣術、剣術、体術)
短剣術---Lv.MAX+7
剣術---Lv.MAX+3
体術---Lv.MAX+11
特殊技能---精霊の心得(統合/慈愛の心、悪戯の心、物体透過)
慈愛の心---全属性における、回復系魔法の治癒力を大幅に増加
悪戯の心---全属性における、攻撃系魔法の威力を大幅に増加
物体透過---魔力保有量が一定以下の物質を透過する事が出来る
固有技能---
風の申し子---風属性魔法、又はその派生魔法以外の属性魔法が使用不可になるが、風属性またはその派生魔法に属するスキルの習得率と成長率を超大幅に増加
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"私のステータスを見た以上、こちらもステータスを見せないと、対等じゃない"と、ラシーヌさんが言うので、仕方なく見たのだが……見なきゃ良かったと、かなり後悔している。
あ、ちなみに言語はもう習得した。
日本語と文法はほぼ同じで、平仮名五十音にこの世界の文字一覧をパパッと割り当てるだけだったので、覚えるのに一秒も掛からなかった。もちろん書くことも出来る。私がすらすらと文字を書く様子を見て、ラシーヌさんがどこか虚ろな目をしていた気がするが、スルーした。
中途半端な所で切れてますね。
サブタイ詐欺ェ…(´・ω・`)
次回こそ、狩りを始めます。




