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第2本 シンデレラ

私の名前は『シンデレラ』。

養子でこの家にやって来たのだがこの家の本来の娘である二人の姉がいつも私の事を虐める。


「シンデレラ、部屋の掃除をやりなさいって言ったでしょ!」

「や・・・やりましたが・・・」

「ならこの窓際の埃はなんなのよ!」


指でなぞった窓際から埃が取れて指に付着していてそれを見せ付けられるシンデレラ。


「ごめんなさい・・・お姉さま・・・」


私はその指を舐める、お姉さまの指はなんて美味しいんだろう・・・

これが私の日常・・・

そして、とある日に姉二人は王子様のパーティーに呼ばれて行ってしまった。

留守番をしていたシンデレラの前に一人の魔法使いが現われて・・・


パーティで王子様と踊ったシンデレラは12時の鐘の音を聞いて魔法使いとの約束を思い出す。

慌ててお城から飛び出しシンデレラは強化ガラスで作られた銃弾すら跳ね返すガラスの靴を片方落として帰ってしまう。


そして、翌日から残ったガラスの靴に合う女性を王子様は探す。

それがシンデレラの物だと知っている姉達はシンデレラを虐めた上で殺してしまった。

その死体を地下の倉庫の中へ隠した・・・


そして、その夜シンデレラは起き上がり自分の部屋へ戻る。


「あぁ、今日もこんなに愛してくださってありがとうございますお姉さま」


シンデレラはドMのアンデットであった。

毎日こんなに自分を愛してくれる姉が居るのに死ぬなんてありえない!


「死んでれんら!」



END

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