2話 新たな発現者
2069年3月24日〜終戦から23日後〜
塁斗が生存してることを特定班が確認した。
拓海率いるアルファだけで塁斗の捜索に向かったが、一向に見当たらない。その時皆が思う
拓海:まさか…X地区か…?
X地区とは遺伝子組み換えの適合失敗し、化け物にされた奴らが多く集うところだった。
拓海:X地区だとなると塁斗はもう人間じゃないと考えるのが得策だろう…
総士:とりあえず行って、塁斗副隊長を見つけましょう。
拓海:そうだな…新兵
総士:そうと決まれば行きましょう!
〜数分後〜
総士:ここがX地区なんですね
拓海:お前ら!いつ襲われるか分からない!強襲に備えておけ!
総員:了解!
〜数時間後〜
拓海:総員!戦闘準備!射撃用意!
拓海:射撃、許可!
無数の破血弾の大きな音が鳴り響く。
化け物の大群は凌げたようだ。
総士:うッ…これが…適合失敗者?…
拓海:総士…?
総士:ンンーッ素晴らしいィィッ実に美しい体だ
拓海:総士!冗談が通じる状況下ではない!ふざけるのはやめろ!
総士:あぁ…すいません
拓海:ったくここは戦場だ!気を抜かない方がいい!
拓海は後ろを振り向くが全員倒れていた。そこには1人突っ立ってる総士が居た。
拓海:総士、お前が…?
拓海は冷静だった。
総士:えぇ僕がやりました。どうせここでみんな死ぬんですよ。
拓海:どういうことだ
総士:ここには奴が居る!
拓海:だから!詳しく話してもらわねぇとわからねぇだろうが!
総士:塁斗副隊長ですよ!
拓海:は?
総士:隊長、冷静になって聞いてください。
拓海:無理だろ…今の状況と塁斗がどう関係してんだよ
総士:逃げましょう。二人で
塁斗:総士って言うんだって?とりあえず君には死んでもらうよ。
総士:隊長!早くここから逃げるぞ!
拓海:離せ!
総士:なぜです!このままじゃ死にますよ!塁斗は…適合成功者だ…
拓海:なんだと…?
塁斗:そうだ。僕は成功者だ。いつでも創世の力でこの世界を書き換えることで僕だけの世界にできる!
総士が塁斗にピストルを向ける。
拓海:やめろ!総士!こいつは…塁斗じゃない!
総士:いいえ!塁斗です!
科学者:ドウシテワカッタ?!
総士:塁斗は死んだ
科学者:ツカエナイナ、ニホンジンハ
拓海が科学者に破血弾を撃ち込む
科学者:ナニヲスルッ
拓海:本当に死ぬべきはお前だよ!
科学者の白衣ポケットから注射器が出てくる。
総士:あれが…遺伝子…
総士が隙を作らず注射器を腕に刺す。
総士:僕が世界を書き換える!
拓海:何をする!総士!
総士:隊長、待っててください!
その時、総士が消滅した。
拓海:また殺してしまった。1人の戦士を、俺が見殺しに…
塁斗:そんなこと無さそうですよ。隊長
拓海:塁斗…?
塁斗:えぇそうです。総士さんが自分が消滅する代わりに僕を生き返らせてくれたんです。
拓海:もう、総士は?
塁斗:残念ですが…
拓海:くそぉぉぉ!
塁斗:ずっと見てましたよ…隊長の勇姿を、空の上で
拓海:でも被害が大きすぎる、総士もそうだが、アルファは俺と塁斗を除いて全滅…だから俺は勇姿と言われるほどのことをしていないんだよ。塁斗…
Gene War
Fin__




