俺の能力は
王城の外に案内されて、能力を測る機械がある場所に俺達のクラスは向かっていた。
周りの風景は意外にも文明は発達しているようで、だいたい産業革命後の世界みたいになっていた。
数分歩いて、その測定機械がある場所についた。
見た目は意外にもメカメカしい見た目だった。
「よし、これから君たちの能力を確認する。一人ずつやってきてくれ。」
そう言われて俺達は列になって言われた通りにした。
当然かのように新也は勇者の加護をもらっていた。他にも女神の加護や、守護者の加護とかいろんな加護があった。
そして俺の番が来た。
今までの傾向を見る限り、俺にも何かしらのすごい加護が出るはずだ。
ハズレなんてあるわけがない。そう思って、正直ワクワクしていた。
そして測定機械の表示された俺の加護は.....
『蘇りの加護』
「え?」
とてもユニークすぎる加護が出てきたので、思わず変な声が出てきてしまった。
いやまだだ、意外とすごいかも知れないだろと思い下に書いてあった能力概要をみてみたら.....
この加護は、死亡後十分が経過すると、死亡地点から半径十メートル以内に復活する。この効果は回数制限なく発動する。
「.......は?」
これには騎士団長も唖然としていた。
「ま、まあ命が無限にあるというもの悪くはない、ぞ。」
明らかに、慰めモードに入っている騎士団長の言葉を聞いてよりいっそう気持ちが落ち込んできた。
ふとクラスメイトの方を見てみたら、バカにしている雰囲気が漂っていた。
俺の友達の白河も田仲もいい感じの加護をもらっているというのによ、なんで俺だけこんな不遇なんだ?
そしてクラスメイト全30人の能力測定が終わった。
どうやら俺みたいな使い勝手が悪いのは俺一人だけのようだ。
肉壁になると言っても、戦士の加護、守護者の加護とかどう考えても壁の専門加護もあるし、本当にどうすれば良いんだ。
死に戻りじゃないから、知識で無双ということもできない。
そして、クラスメイトのなんとも言えない視線を向けられるのは、結構精神に来るものがあった。
友達も「ま、まあそういうときもあるって。」
と、ありふれた慰めかたしかしてこない。
何よりも嫌なのは、新也の対応の仕方だった、できるだけ戦わせないようにしよう、みたいな感じにしやがって、まるで俺がモブ以下みたいな扱いをしてくるのが気に食わなかった。
俺には、無限の命があるっつうのと言いたかったが、そんな発言力は俺には無い。
どうやら異世界の神様は俺を見放しているようだ。
ほんとに誰かが仕組んで居るんじゃないか。
明日からは、俺達を育成するように日程が組まれているようだ。
嫌なことがあったらまずは寝るのが一番ということで今日は寝ることにした。




