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俺が理不尽です  作者: セロリM
ダンジョン問題

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里の開拓?


皆様、新年、明けましておめでとうございます、どうか今年も宜しく御願い致します。

 


「魔力は原初の誕生から生物に神様から与えられた最大の恩寵、生物が無意識の下から操り、そして生み出すモノ、それは物質に影響を与え、破壊からつづき創造を繰り成す、そしてその魔力には生物が保有できる魔力に限界は存在しないとされてる、けど、操る限界は確かに存在している。だけどその限界を破るのが知性ある生物が産み出した魔力を使い創る法則、”魔法”。これまでを踏まえて一つ疑問がある、

 ───魔法には発動するための”色”と”式”と”言葉”が必要となる、属性()()詠唱(言葉)その三点が合わさり、初めて生物は世界の法則を脱し、新たな法則を使う事ができる。

 だけど、盟友が使ったモノにはそんなモノはなかった、ううん。実際には2つ程欠落していた。色と式の2つ、なのにどうして発動できた? そして何をしたらこうなる?」


 お、おお。復帰と同時に質問攻めとは、さすが魔法博士、てか魔法博士、自分の疑問をどうにかしたいのか、相当はしょったな。

 ん? はよ答えろ、ですの? 答えろと言われましても。



「ミヨちゃんも知っての通り魔法の発動するために必要な三原則は大体その通り。だけど──」


「だけど。」


 真剣に聞いてくれてるところ悪いけどそんな難しい話じゃないんだよなぁ~



「──それは普通に発動させる。または大体のヤツが必要な手段と付くだろ? 例えばだ、モンスターが使う、体の強化、ブレス、ハウル(咆哮)、などは【スキル】の有無もあるが、無いヤツは魔力操作で発動してる、”魔力を操り”、”魔力の性質を属性へと変化させる”などでな? おれはそれに魔法の発動と類似した手順を踏んで発動したに過ぎない、魔力の操作、操作した魔力を属性に変化、言葉による世界への定着、みたいな手順でな。」


「成る程、なるほど。なるほど……ッ!!! そうか、そうなのか、そうゆうことか、人間は既にある【スキル】を発動と共に現れる術に魔力を込め放つ、だが盟友は【スキル】の属性()適正を、ペンとして使い、思い思考で操作し描く、その作品に名前を与え魔法としている、なるほど。童話にでてくる魔法と似ている、名付けるなら【原初の魔法】すごい、すごいな。手段を変えるだけでこんなにも魔法は自由だ、ふひっ、ひひひ」


 さすが天才肌、おれも普段はぼんやりと使ってる手段を例えに落とし込んだか、いまいち例えがわかるけどわからんが、しかし、なんとなく創楽に似てるな。最初は奈那に似てると思ったけど。


 ただ、その笑い方は一人の時にしたほうがいいぞ? サラちゃんがミヨねぇがなんかに取り憑かれた!? みたいな表情で拳を握り締めてるから。



「お、お兄ちゃん……っ」


「だ、大丈夫だぞ…サラちゃん、だからその拳を開くんだ、決して放ってはいけないよ……?」
















 あの後なんとか戻ってきたミヨちゃんはサラちゃんの拳に沈められる事はなかった。










「よし、今度こそ畑を創ろうか、」


「イエス、私は野菜の種類を創ります。」


 まかせた!



「なら私は創った畑の性能を改造するかね、我がキミはどんどん土台を頼むよ」


 ういっす!



「僕は!?」


「ハウス!!」


「わん!!」


「ノリに流されてキサラねぇが家に帰された…!!」


「キサラの知能なら妥当、私は盟友の魔法を見学して憶えたら手伝う。」


「二人も手伝わなくても大丈夫だからな?」


 すぐ終わるし。



「ダメだよ! こうゆうのは皆でやらないと! もう返しきれないくらいの恩があるんだから!」


 サラちゃんは気にしすぎなんだよなぁ、よしよし



「えへへへ」


「私はどうせ恩とかゆっても帰されるのがオチだから、こう言っとく、盟友の魔法がみたい。」


「この短期間でおれの性格熟知しすぎだろ。まぁいいや、でも今回はスキルだぞ?」


「どっちみち気になる。」


「そうかい、じゃあやるか、【創造】」


 うし、数は取りあえず二百もあればいいだろ。


 畑の土台を二百、設置してあとはスキル【支配】の応用で回りを整備して完了、と。



「すぐ終わるどころじゃなかった。」


「手伝だい………」


「な? 言ったろ?」


 しかし、こうぽん!ぽん! 設置すると国創りのゲームみたいだな。


 お、智核と明華も終わったみたい。



「乙~、ありがとな。」


「イエス、野菜の種類をメジャーなので揃え、植えました」


「全く疲れてないがな、ああ、私の方は収穫できる個数と速さと栄養が最大になるように弄っといたぞ、収穫は明日には出来る。」


「さすが~、じゃ、次は”鍛治”の方に行くかな」


「そうですね、それがよろしいかと。」


「どうする? 魔道具でも作れるようにするか?」


「お、面白そうだなソレ」


「お兄ちゃん達、もうスゴすぎ。」


「くっ、スキル創造とはなんだ? どの書物にも載っていないぞ……! と言うかお姉さん達が使ったのはスキルか? それとも魔法か? わからんぞ……! 魔力は感じたが…。くっまだまだ知識が足らん…!」


 ふふっ、楽しい。

 ミヨちゃんには今度、俺流で悪いけど魔法を教えてやるかな、少し反応が楽しみだ。



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