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地界へ


 真っ暗なので、道があるのかどうか分からないが、地面はあるようで足はつく。


 人間界から初めて影に飲み込まれた時と同様に、真っ暗なのに自分の体やペレの姿はハッキリ見える。もし何か障害物があった場合、それも見えるのではと勝手に判断して、鼻息荒く、類はひたすら歩いた。


 その後をペレが付いてくる。


「地界がどこにあるのか知らないでしょ? 何で先を歩いてるの?」


 呆れたように話しかけてくる。


「じゃあ案内してよ! 『分かったよ』って言ったじゃん」

「言ったけど。いや、行くのは別にいいんだけどさ。何のために行くの? 何を企んでるのか教えてよ」

「教えると思う? お前のことなんか全然信用してないから」

「うわ、ひど。案内させようとしてるのに? さっきだって僕の恋心を利用した癖に。良心が痛まないの?」


 正直、卑怯だとは思った。


 でも、あれしか方法がなかったのだから仕方がない。


 類は何が何でも、任務を全うしなければならないのだ。未来のために。


 突然、後ろから手を強く引かれた。思わず「わっ」と声が出る。

 そのまま、ぽすっとペレの胸に背中がくっつく。


「僕の気持ちを利用して、あんな方法を取るなんてとんだ性悪だね」


 真上から降ってくる声を跳ね返すように、振り向き様に言い放つ。


「お前の気持ちには応えられない。でも言うことは聞いてもらう。私に死なれたくなければ、言う通りにして」


 エリサベト方式の脅し。ギュッと片手で剣を握り締めながら、吹っ切れたように、類の口からは言い慣れないセリフが流れ出る。

 卑怯なのは分かってる。しかし自分のプライドなど、この状況では取るに足りない。

 背に腹は代えられない。このまま突き進むしかない。


 ペレが驚いたような顔をして、何故か嬉しそうに言う。


「わ。ルイ。ちょっと見ない間に悪女に転身したの? そっちのルイも魅力的でますます好きになっちゃうじゃん」


 ペレの妄言を無視して、掴まれた手を振り払い、体を離す。


「さっさと案内して。急いでんだから」

「はいはい」


 軽い返事をして、ペレは類をぴょんと追い越し先を行く。後について、類は剣を手に歩いた。


 


「そういえば、門は? 通らないの?」


 少しして、天上界へ来た時のことを思い出し、聞いてみる。


「あれは人間用。あの時は死神に化けてたから、その方が信用されるかなぁと思って通っただけ。神はどこからでも出入り自由」


 そうなのか。ザルすぎる。オルムの間者だらけになるはずだ。もう少しきちんとシステムを整備し直した方がいい。


『あの時』


 改めて、ペレがあの時の死神であったことをそのセリフから実感する。


「書類はどうやって手に入れたの?」


 入界管理局の職員に見せた書類。


「ん? 見様見真似で適当に作った。アイツ、普通はクビだよね〜、ちゃんと見ずに判押して」

 

 クククッとペレは可笑しそうに笑う。


 ほんとだよ。


 その意見には同意する。


 人材に関しても見直しが必要だ。


 



「まだ着かないの?」


 もう随分歩いている。さすがにおかしいと思い始めた。変わらず周囲は真っ暗で何も見えない。


 ペレが立ち止まり、くるりと振り向いてニヤッと笑う。


「気付いた?」


 ジロリと睨みを入れるが、全く効いていないようで、ペレは飄々と答える。


「何か僕に得になるようなことがないと、連れて行けないなぁ」

「これまで歩いてたのは何だったの!?」

「散歩? 好きな子とのデートだと思ったらいくらでも歩けるよ、僕は。風景があれば尚良かったんだけど」


 そうだった。コイツはこういうやつだ。


 ピントのズレまくったセリフに愕然とし、類は剣を鞘から抜く。


「わっ、ちょっと待った! 早まらないでよ」


 ペレが慌てて類の手を抑えにかかる。抜ききる前に、剣は再び鞘に戻された。


 ちょっとでも信用して付いて行った自分が馬鹿だったと猛省する。


 ペレの案内なしに地界へはどう転んでも辿り着けないだろうし、どうすべきかと考える。


「『得になるようなこと』って何? 例えば?」


 半ば投げやりに質問してみる。極めて不機嫌な顔で。


「そりゃあ、ルイが僕のモノになってくれることだよ」

「却下」

「ええ〜」

「それ以外」

「······『それ以外』〜?」


 ペレは少し考えるように、顎に人差し指を当ててうーんと目を上に向ける。


「ない」

「いや、何かあるでしょ?」

「ううん、今の僕にとっては、ルイを手に入れることが一番だもん」

「······」


 雷帝も、ペレは類の魂を取り戻すために地界へ行くはずだと言っていた。


 やはり自分をエサにするしかないのか。


 気は進まないが。


「私は私の魂を取り戻すために、地界へ行きたいの。協力してよ」

「だから見返りは? 協力するからには、見返りがないと、働き損じゃん。ただユリウスに有利になるためだけに働くのはごめんだよ」


 ペレはよく分かっている。


 すんなりと思った方向には進んでくれない。


 だからと言って、誘惑する気にはとてもなれない。取り返しのつかない事態になることが容易に想像出来る。


「協力してくれないなら、勝手に行く。見つからなくて野垂れ死ぬかもしれないけど、それでも行く」

「出た。悪女戦法。ちなみに地界へ行けたとしてもルイは入れないよ」

「······何で?」


 人質だから入れるんじゃなかったのか?

 

「入るにはオルムの許可がいるから。オルムが許可して巨人族の王に壁を通して貰わないと入れない」

「······そうなの?」


 すんなり事が運ぶ訳はなかった。そして、巨人族には王がいるのか。初耳だ。まあ考えてみたら当然か。


「じゃあ許可させてよ。オルムの父親なんでしょ?」

「オルムは僕の言うことなんか聞かないから〜」


 ペレはカラカラと笑う。


 じゃあどうするのだ。


 雷帝が類は入れるはずと考えたなら、根拠があるはずだ。


 そうだ。


「『レム』は? どうやって入ったの?」


 ペレの表情がピクリと動く。


「······レム? 何で知ってるの?」


 じぃっと探るように類の顔を覗き込んでくる。


「し、知ってるよ! 有名な話だし!」

「······有名ではないと思うけど。まあ兵士だったら知ってるか。もちろん、巨人族の王に許可されて通ったんだよ。天上界の女神の貢物なんだからまあ当然だよ。戦利品みたいなもの。あの戦争で、オルムは自分は巨人族として、神と戦ったって言ったんだよ。本当は違うのにね。そして王にレムを捧げると言って通させた。自分もしれっと地界に迎え入れられて、今や王の一番の側近兼参謀。我が息子ながらよくやるよ」


 初めて聞く話に、類はなるほど、と思い考える。


 先の戦争で、オルムはレムを手土産に地界に逃げ延びたとは聞いていたが、そういう経緯だったのか。

 本当はオルムの兄弟が人間を巻き込んで天上界に戦争を仕掛けたと聞いている。悪魔も参戦したと聞いたが、巨人族は関わっていなかったらしい。


 では、レムは王の元にいるということか。早くもレムの居場所が分かりそうだ。


「じゃあ私も王に捧げる貢物になれば通れるってこと?」

「······意味分かってる? 僕じゃなくて王のモノになるってことだよ? 王は宝石みたいに、美しい者を集めて侍らせるのが好きだから、ルイなら間違いなく入れるだろうけど」

「ならそう言って! 王への貢物を持ってきたって」

「やだよ。何でルイを王に捧げないといけないんだよ。それなら僕だけ入って、オルムから指輪を取り返して戻って来る方がマシだよ」

「それじゃ駄目」

「ワガママだなぁ。何で? 魂を取り戻すだけならそれでいいじゃん。それが目的なんでしょ?」

「とにかく駄目なの! 一緒に行かないと! 早く地界へ行って! 壁を通させて!!」


 理屈が通らないのは分かっているので、強引に乗り切るしかないと腹を括り、スラリと剣を抜いてペレに向ける。


「何? 僕と戦うつもり? それともまた脅すの? いくらルイの頼みでも、僕にメリットがなければやりたくないよ。ルイの魂は、天上界が落ちた後ならもう用済みだからオルムはあっさり手放すだろうし。その時なら手に入りやすいから、今は行かないのが得策なの」


『天上界が落ちた後』


 言うまでもなく、それじゃ遅い。


「駄目!! 今行かないといけないの!! お願いだから行ってよ!!」


 ブルブルと剣を持つ手が震える。こうしている間にも天上界は。


 地獄絵図のようになった街を想像する。


 ペレの瞼がスッと下がる。


「ユリウスと、なかったんでしょ?」

「······え?」


 突然何の話か、と思っていると、ペレがゆっくりと近付いて来る。


「匂いで分かった。何もしてないって。類の体からは清らかな乙女の香りがしたから。良かったね。ユリウスのモノになってたら、激高して何するか分からないところだったよ。ユリウスの片想いってことだよね」


 ハッとして、ペレの顔を見る。先程とは顔つきが違う。雰囲気も。

 

 ペレが剣の刃の先端部分を指で摘む。それだけで、全く剣が動かせなくなった。


 やばいと思って、懸命に力を込める。が、ビクともしない。


 そのまま剣を手から引っこ抜かれて、遠くへ放り投げられた。


「あ!!」


 しまった。


 手の形そのままに剣を取られた勢いでよろめいて、倒れそうになったところを抱き留められる。

 


「僕のことを好きになってよ。ルイのことが好きなんだよ。どうやったら、好きになってくれるの?」


 

 顔を上げたすぐ先にある赤い瞳が、艶っぽく潤んでいる。


 心の底からそう思っているように聞こえた。そのいつになく真剣な表情に、身動きを取れず類は固まる。



 これは罪悪感?



 じわじわと込み上げる心地の悪い感覚に戸惑う。



 ペレが自分を好きなことは知っている。



 だから自身を脅しの道具にすることが、有効だと分かってやった。



 それに対する罪悪感なのか。



「このまま、僕と逃げよう。天上界がどうなろうが、ルイには関係ないじゃんか。ずっと僕の側にいてよ。これからはずっと、ルイだけを愛するから」



 その少し辛そうな顔を見て思う。


 雷帝のことが好きだと、怖くて言えない。


 ペレは本気だ。



「魂は状況が落ち着いたら必ず取り戻してあげる。だから今は僕と逃げて」


 

 唇が震える。


 どうしても地界へ行かなければならない。


 望みを叶えてくれればペレのモノになるからと嘘をつけば、上手く事が運ぶのかもしれない。しかしそれだけはしたくない。ペレの本気の気持ちを利用することには罪悪感を感じてしまう。だからと言って本当のことを言うわけにもいかない。言えばどうなるか分からない。



「······駄目だよ。天上界がオルムの手に落ちたら、私の世界もなくなるかもしれない。家族に二度と会えなくなるのは嫌だよ」



 これも本音だ。


 嘘ではない。



「······」


 ギュッと力をこめるように抱き竦められたが、やがてはぁと息を吐き、ペレは力を抜いた。


「分かったよ。じゃあ、ルイの望むことを全部叶えたら、僕と一緒になってくれる?」

「······それはならない」

「······」

「······」


 ペレは額に手を当てる。


「あーもう堂々巡り! めんどくさっ。強敵すぎるでしょ! ラスボスなの!? いいよ、もう! 一緒に地界へ行って、魂を取り戻せばいいんでしょ!? そしたらあとは僕の好きにするから。それでいいよね!?」

「······うん」


 本当は魂よりもレムだが。

 魂は雷帝を地界へ呼び出して、オルムを倒せばどうにかなるはずだから。


 しかしとりあえずそれで手を打って、後のことはその時に考えようと思い、一先ず類は頷いた。

 

 



 地界の入り口。


 高くそびえ立つ壁。壁。壁。目の前は全て壁。


 すぐ近くに来るまで全く何も見えなかったのに、上も左右も端の見えない煉瓦れんがの壁が、突然類たちの前に現れた。


 剣は先程ペレに放り投げられたまま、その場に置いてきた。武器を持って地界へ入ったら警戒されるので、持って行かない方がいいそうだ。


 まあ確かにそれはそうだろう。


 心許ないが仕方ない。



「本当はすぐに着いたんじゃないの?」


 じとっと類は隣に立つペレを見る。ペレはしれっと答える。


「そうだよ?」


 やはり。


 無駄に時間を使ってしまった、と悔しい思いだが、今更何を言っても仕方がない。


 ここからはベストを尽くすのみ!


 そう意気込む類だが、腕を組んだまま動こうとしないペレに疑問を抱く。


「で、どうやって入るの?」

「普通は壁を通り抜けられるんだけど、ルイは通れないから、門番が来るのを待ってるの」

「いつまで待つの?」

「来るまで」

「え······」


 もしかして、ずっと待たされる可能性あり!?


 類は頭を抱える。


 こうしている間にも天上界は巨人族に攻められているはずなのだ。何故ボーッと立ち尽くしたままこれ以上無駄な時間を過ごさなくてはならないのか!


「呼び出すなりなんなり出来ないのっ!?」

「うーん、仕方ないなぁ」


 あるんかい!


 方法が!


 どうにかして時間稼ぎしようとしてるようにしか思えない。


 頻繁に尻を叩かなくては、グズグズしてる間に天上界が落ちてしまいそうだ。


 ペレはてくてくと壁へ向かって歩いていく。そして、スッと中に吸い込まれるように入った。


(わ。本当に通り抜けた)


 類は煉瓦の壁に溶けていったペレの姿を目の当たりにして目を見開く。


(門番を探しに行ったのかな?)


 しばらく待っていたが、なかなか帰って来ない。


(もしかして、勝手に指輪を取り戻しに行ったんじゃ)


 待つうちに、段々と不安になってくる。ただ待つだけの時間はネガティブな想像力を掻き立てる。


 結構な時間待って、それはもう様々な悪い想像をして不安になっていた時、ペレがヌッと壁から出てきた。


「許可がおりたよ」

「え!? ほんと!?」


 門番を探しに行ったのではなく、許可を取りに行ってくれていたのか? 


「うん。ご褒美ちょうだい」

「は!?」

「ほっぺにチューでいいよ」

「いや、そういうのナイから」


 こちらに歩いてきたペレに、手のひらを向けて制止するように真顔で言って、スタスタと横を通り過ぎる。


 「いいように使うだけ使ってポイ捨てする気!?」とかなんとか、こちらがロクデナシであるかのように喚く声が後方から聞こえてくるが、聞こえないフリをして、壁に手を当てる。確かに悪いとは思うが、仕方がない。そもそもこの作戦はペレをいいように利用する作戦なのだから。


 手が溶け込むように煉瓦の中に入る。


「わぁ、通れる」

「ねぇ、聞いてる!?」

「聞いてない」

「聞こえてるよね!?」


 ペレがブチブチと何やら文句を言っている隣で、類は興味津々に周囲を見渡す。


 壁を抜けた先には、一面の赤黒い空、ゴツゴツとした硬そうな地面、先端の尖った塔のような沢山の岩と崖が見えた。


「ここが『地界』?」

「そうだよ」


 ペレが口を尖らせて答える。


「なんか、想像どおりと言うか」


 この殺風景を極めたような風景。

  

 失礼ながら、まさに地界の名に相応しい、と思ってしまう。


「ここは外れだけどね。中心地はもっと栄えてるよ」

「へぇ」


 少し歩いてみるが、地面が硬くて荒いので足が痛い。

 それにしても、地界のセキュリティはなかなか厳重そうで、天上界もぜひ見習った方がいいと思った。


「どうやって許可取ったの?」

王城キングキャッスルまで行って、オルムに会ってきた」

「それは近くにあるの?」

「まあ比較的」

「すんなり取れた?」

「うーん、まあ。オルムに会わせないといけないけど。ユリウスの弱点を体ごと連れてきたって言ったから」


 それだけ? なんかあっさり。簡単に通れないと思っていたら。


 通したくないからそう言っていただけだったのか。


 オルムに会う。


 類はしめたと思う。


 オルムの近くにはレムがいるはず。


 案外すんなりと事が運ぶかもしれないと期待する。





 巨人族の王が住む王城キングキャッスルは想像の何倍も巨大だった。


 全体的に灰色で、粗粗しい尖った岩を天まで積み上げて造ったように、攻撃的な見た目だ。いわゆるヨーロッパの華々しい城ではなく、無機質でまさにラスボスがいそうな城。


(そりゃあそうだ。巨人が住んでるんだから。当然のサイズだよね)


と思いながらもビビる。


 果たして無事に生き延びられるか。見るだけで命の危険を感じてしまうほどの威圧感。


 城の後方から、ゴゴゴゴゴゴ····という効果音が聞こえてきそうだ。



 城の周囲には、確かにペレが言っていたように城下町のようなものがあった。巨人族の住む場所なだけあって、サイズが全てデカい。ただ、人間サイズの者が歩いている姿はチラホラ見えるが、巨人はどこにも見当たらない。


「覚悟は出来た?」

「で、出来てるよ、もちろん」

「じゃ、行くよ」


 ペレに連れられて、城の門の前に向かう。門は大きいものと小さいものがあった。類たちは小さい方へ行く。

 門の前には、二人の小鬼のような真っ青な肌の男たちが刺股を持って立っていた。大きい方には門番はいない。


「ペレ様。その者は?」

「僕の婚約者フィアンセ。オルムに紹介するから通して」


 そう言ってあっさり門を通される。


(え、あれでいいんだ)


と唖然とする。


 やはりペレは地界出身というだけあって顔パスなのか。

 『婚約者』は引っかかったが、方便として使えるのでまあ仕方ないかと割り切る。


 そのまま敷地内を通り城に入る。


「巨人を一人も見ないんだけど」


 ネズミにでもなった気分で、サイズ違いの廊下を歩きながら当然の疑問を口にしてみる。ペレはそれにまたもやしれっと答える。


「うん。だって出陣してるだろうから。天上界に」


 その言葉を聞いて、分かってはいたが顔面蒼白になる。

 

 出陣。


「いつもはここらは巨人だらけだよ。でも今はもぬけの殻。今なら隙だらけ。地界を攻め放題だね」


 アハハッと笑うペレの横で、一人体を震わせる。


 急がなければ。


 グズグズしている時間はない。


「早く! オルムの所へ連れてって!!」


 両拳を握りしめながら真剣な顔で言ったのに、ペレはチラリと類を一瞥し「それにしても、どんな経緯でか知らないけど、好きな子を敵地に放り込むなんて、ユリウスも狂ってるよね〜」と呑気に後頭部に両手を添えて言った。



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