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転生したら猫パンチだった件  作者: ぷれみあむ猫パンチ
第ニ章 ネコーズVS怪盗キャット!
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第五話 ネコーズ VS 怪人赤マント その二

ネコーズはゆっくりと、赤マントをかぶったモコネコとの間合いを取る。

お互いの力は、ほぼ互角。一瞬の油断が命取りなのだ。


「ふん、猫の姿になって、いろいろ努力をしているようだが、オイラの前には無力! 

実力の差を思い知らせてやる!」


「ふん、肉球の電気技は、健在というわけか。

さっきの夏美に近づいた上からの接近技も、電気の力による吸着能力を使っているのだろう?」


「ふん、そうだ。何も電気を発生させるだけではない。

静電気の力をパワーアップし、壁や天井に張り付くなど簡単な事だ。

更に、僕の肉球に触れれば、感電してしまうぞ!」


「確かに、お前の吸着能力と、放電能力は強力な武器だ。

しかし、僕には、鍛え抜かれた猫の身体がある! 

今こそ勝負だ、モコネコ!」


「ふん、以前同様返り討ちにしてくれる!」


ネコーズはコートを脱ぎ、戦闘態勢になった。


「いくぞ! モコネコ!」


ネコーズは、モコネコに突撃する。


「あ、待って! 

静電気のせいで、赤マントがうまく脱げない。

ちょっと時間を……」


あたふたするモコネコに、ネコーズの攻撃が襲いかかる。


「喰らえ、ネコーズスラッシュ!」

(ネコーズスラッシュとは、ただの引っ掻き攻撃である。

当然、普通の状態のモコネコならば、避けるのは容易い。


しかし、今は身動きが取れないので、攻撃は効くのだ。

この攻撃には、ネコーズなりの優しさが込められているのだろう。

更なる大技を使うと、モコネコが死ぬ危険すらもあるからだ)


「ニャフン!」


身動きの取れないモコネコは、ネコーズの技を受け気絶する。

身動きが取れないので、防御力もスピードもまるで無いのだ。

そのまま、赤マントに包まれ、飼い主の家まで御用となった。


ネコーズとモコソンは、防犯カメラを回収する。

このまま残しておくと、ネコーズ達が覗きで逮捕されてしまうからね。


ネコーズ達のカメラ回収が終わると、夏美は、ストーカーの犯人が分かり安心したのか、またトイレに行くと言い出した。

まあ、用は足せなかったようだし仕方が無い。


「ええ! もっと早くに言ってくださいよ。

それじゃあ、僕の楽しみが全く無いじゃないですか!

この詐欺娘!


あっ、どうせなら護衛としてトイレの中までお供しますよ?

やっぱり危険は潜んでいる物ですからね」


「いらない。一人で大丈夫よ!

ワンパンチくらいは余裕が出て来たわ!」


「ガーン、それじゃあ怖い怖い詐欺じゃないですか!

こっちにもワンチャンスください!」


モコソンがウザかったが、面倒もごめんなので無視する事にした。

ネコーズ達は、学校の狭い廊下で待つ事にする。

マサノブだけが、夏美をトイレの手洗い場で待つ事にする。


すると、再び夏美が悲鳴を上げた。

どうやら、本当の怪人赤マントが、トイレの窓を突き破り、トイレに侵入したようだ。

本物の怪人赤マントも、夏美が校舎に入って行くのを見て、後を付けて来たのだ。


本来いるはずの教職員も、怪人赤マントを恐れているためか、早めに帰ってしまっていない。

怪人赤マントは、夏美に襲いかかる。

突然のピンチに、ネコーズはどうするのだろうか?


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