第十五話 モコネコの新必殺技完成!
メアリー先生の手によって改造されたスパークモコネコ、能力を更に磨くため、メアリー先生に修行をお願いする。
「ふむ、さすがはメアリー先生、スパークモコネコとは、とてもいい名前です。
しかし、どんなことができるんでしょうか?
レールガンとか、カッコいい技が使いたいです!」
「なるほど、必殺技か……。
電気を使った武器なら、スタンガンの方が使いやすいかもな。
強力な電気を浴びせ、相手を一時的に行動不能に陥らせる必殺技、スーパー猫パンチだ!」
「おお、なんか、パワーアップした感がありますね!
これで、生意気なクソガキを感電させ、そいつの両親から金をせしめたり、心臓が弱って死にそうな金持ちの老人を助けて、遺産を奪い取ったりすることができます。
更に、日本では禁止されている魚を感電させて取る漁業も行えますよ。
証拠がありませんからね」
「さすがは、モコネコちゃん。そこに気付くとは……。
ちなみに、僕はスーパーノ―パンツ(他人が大勢いるのかでパンツをはかない技)を繰り出したことがあるぞ!
更に、錬金術チェンジパンツ(女の子パンツを美味しいケーキに変える)をも繰り出した。
君も臨機応変に技を編み出してくれ!」
「さすがはメアリー先生。でも、ノ―パンツはまずいですよ。
男共はウサギさんパンツやいちごパンツとか、そういう純情な乙女を求めているんです。
ノーパンキャラは、グラマーでビッチな女性がやってこそ、それなりの数字が獲得できるんです。
メアリー先生は、真面目な学者タイプか、恥じらい路線でいって欲しいとオイラは思います!」
「そうか、恥じらい路線か……」
メアリー先生は、何もない所で躓いた。そして、こけた拍子にパンツをチラッと見せる。
「モ、モコネコパンツ、絶賛発売中!」
メアリー先生は、新しく発売されるモコネコパンツを見せて、宣伝アピールをしてくれた。
(注意・モコネコパンツは販売されてません)
「おお、OKです。これで愚かな男共は喜び、女児小学生はモコネコパンツを買いにくるでしょう!」
「ふう、スパークモコネコだけあって、発想もかなりスパークだな……。
よし、行って人間共から金をむしって来い!」
「イエッサー!」
モコネコはパトロールに出て行った。