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パーティーの仲間に殺された僕はゴブリンに転生して、種付スキルでダンジョンを強くする。  作者: ぐまうす


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 昨日の怪我と疲労が祟って寝床から起き上がれない状態の僕の頬を何時間も突つく存在がいた。

 ご主人様である。

(あの、やめてもらってもよろしいでしょうか?)

「いーやーだーねー」

 ううっ……。

 まあこうされるりゆうはある。

「どーして、あの二人を殺さなかったのかーなー?」

 ううぅ……。

 自分でもよく分かっていないが、まあ長い付き合いだったからとしか言いようがない。

(でも戦えない様にしましたし)

 僕はゾフィーの腕の利き腕の腱を生活に支障はないが武器を持って戦えない程度に斬った。

 そしてマティルデの両足の腱を一生立てない様に斬った。

 ははっ、ざまぁ。

「マティルデちゃんはともかく、ゾフィーちゃんは魔法使いとして戦えるよね?」

 まぁ、それは否定しないけど、リベンジは十年位は来ないと思っている。

 自分でもどうしようもない奴だとは思っているが、実は人間の僕の死体を保管してあった。

 ご主人様に自分が元人間だった事を打ち明けた後、折角なので回収して保管したのだ。

 あの後数分で目覚めたゾフィーが凄く睨んで来たので、ご主人様に死体を出して貰って消失させる素振りを見せると泣いて止めてきたので、ダンジョンボスの部屋の扉を開けて死体を外に放り投げて、部屋にあった死体は全部放り投げて二人も放り投げた。

 ゾフィーは途端に静かになり、マティルデは凄い罵倒をしてきたが、復讐しようにも本人はもう来れないだろう。

 鍵も使用出来なくなり、まあ当分は安泰だ。

(まあ、邪神様が満足出来る感情は用意出来たと思いますよ)

「それは否定しないけどー」

 ダンジョンは邪神様を楽しませる事が使命だ。

 主に見て聞いて貰ってだが、もう一つ味覚で楽しませるも含まれている。

 実は魂は二通りの使い道がある。

 一つはダンジョンの成長。

 もう一つは邪神様のオヤツだ。

 有象無象の魂はダンジョンの魔力源の一つにされるが、高ランクの魂は邪神様に献上される。

 今回の場合ならマティルデの魂はギリダンジョンが貰えるが、ゾフィーの魂は献上される事になっていただろう。

 ダンジョンに取り込まれればダンジョンが無くならない限り永劫の囚われだが、邪神様に献上された場合、来世に生まれ変わるチャンスすら無い完全なる消失を意味する。

 それを聞いた時、ダンジョンは邪神様が力を得る為に施設なんだと理解したが、神にの階位によるが、基本的に人間の魂如きにそれだけの価値は無いと言われた。

 栄養が高くても豆一粒で力になると思っているのかと。

 まあそう言われると納得しかなかったが。

 だから、魂は完全に嗜好品だそうだ。

 だが邪神様が満足いく魂はそうそう現れる事は無い、現れてもランクの低いダンジョンでは手に入れるのは難しいだろう。そうなると貢献出来ないダンジョン妖精が嘆き苦しんでしまう。

 そこで、感情に目を付けられた、感情だけでも美味しいと。

 なので、今回はゾフィーとマティルデの出した感情が献上された。

 どうやら満足して貰ったらしい。

「で、褒美として牝ゴブリンの魔法陣を出しやすくしてもらえたんだよー」

(本当ですか⁉︎)

「本来なら少なくても一万回魔法陣を生成しないといけない所を五千回に一回にしてもらえたんだよー。それも特別に牝ゴブリンの魔法陣一枚付きだよ」

 そ、それはー……。

 うん、コメントは控えとこう。

「それで何枚欲しいの?」

(魔法陣の枚数というかスキルの種類が六十個欲しいですねー)

「馬鹿なのかな?」

(はっはっはっ、頑張っていきましょう)





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