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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約5年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

神のゲーム

作者:石堀いるか
 神のゲーム。そう呼ばれるゲームが存在した。

 2030年に登場した世界初の本格VRMMO、カダルノフの箱庭(Kadarnof’s Miniature garden)。

 動画投稿サイトやSNSをこれでもかと利用した大規模な宣伝。宣材動画から垣間見える精巧なグラフィック。当時世界初となるダイブ型VRMMO。これだけでも界隈では非常に盛り上がっていたのだが、そのゲームが真に盛り上がりを見せたのは発売直後である。

 発売前から話題となっていた精巧なグラフィックによる、遥か遠距離まで一切のラグのない描画と、無限ともいえるキャラクターメイキング。複数サーバーあるものの、そのサーバー一つ一つが全プレイヤーを一つのエリアで管理できる程の処理能力。全NPCに高度なAIを用いた現実にも間違えるほどの複雑なイベントシステム。どの言語相手でも一切のラグなく会話できる翻訳システム。時間加速技術を使用したゲーム固有の時間流。そして完全再現された五感。

 その重厚なるゲーム内容に多くの者が魅了された。
 予約や発売直後はそれほどでもなかった売れ行きも、一月も経たないうちにミリオンセラーとなったのである。

 あらゆる技術の数世代先を結集させたと言ってもいいそのゲームだったが、製作会社も製作関係者も膨大なデータを支えるサーバーも一切の謎に包まれていた。その秘匿性と技術を探る為にゲーマーだけでなく研究者や技術者、あらゆる者を巻き込んでいく。
 これは、やがて神のゲームと呼ばれるそのゲームに参加してしまった一人の青年の物語である。
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