ルイン平原の攻防02
≪ルイン平原≫
ルイン王都南部に広がる広大な平原
平原といっても丘もあれば南北を分断するように大きな川も流れている。
ここで獣王軍は機動力を生かし、南部の3つの丘にことごとく布陣した。
対するルイン王都の軍は何とか川を渡られる前に小さな橋を落とし、大きな橋の前に布陣した。
数の上では獣王軍1000に対してルイン軍は300と圧倒的に少なかった。これは先の亜人王の軍に対して主力部隊1000を北に向けてしまっていたために、その隙を突かれる形となっていたためである。
獣王軍は戦闘開始当初は数にものを言わせ攻めてきたが、バルド騎士団長率いる第一騎士団の活躍によりバトルウルフ隊100が瞬く間に全滅させられたため、今はバトルウルフ隊でこちらを誘い、誘いに乗れば上空よりスカウトバード隊がルイン国王ライナ率いる魔法騎士団に攻撃を仕掛ける。それに対してバトルウルフ隊の迎撃に第一騎士団が辺りライナ率いる魔法騎士団がスカウトバード隊を迎撃した。第一騎士団が一度深追いをしてしまいフレイムウルフ隊によって打撃を受けたため深追いをしなくなり、今は膠着状態に陥っていた。
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その日の戦いが終わろうかといった夕暮れ時に事態は動き出す・・・デスグリズリー・デスベアー隊200が陣取っていた南東の丘がスズカを総大将として駆けつけた援軍290にあっけなく落とされたのであった。
スズカは指示を出す。
「深追いはしなくていいです。この丘に陣を張り夜に備えてください。」
「「「はっ!」」」
コルトはスズカの横に行き
「見事な采配でしたスズカ様。」
「そっそんなことないよ///コルトさんやカーナさんの部隊が強かったから・・・その助かりました。」
カーナもスズカに近づき
「そんなことありませんよ。私達だけではこの辺の地理に疎いのできっと見つかってもっと被害が出てたと思います。」
スズカの後ろからロウハが
「ん。さすが姉さんです。」
そんなこんなで皆労をねぎらうようにスズカをからかって緊張をほぐしていた。
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橋の北にあるルイン本陣国王のテントへ兵士が入って
「陛下申し上げます。先ほど日の入り前に南東の丘に天魔王国の旗が上がったとのことであります。」
テント奥中央で国王ライナは
「うむご苦労下がってよいぞ。」
「はっ!」
兵士がテントから出ていくと第一騎士団団長バルドは
「陛下これで戦況は断然こちらが有利になりました。」
その言葉にライナは
「そうだな・・・貴公が深追いした時には肝が冷えたぞ。」
「陛下それは言わないでください。まさかフレイムウルフまでいるとは思わなかったのですから・・・」
こうして1日目の戦いは終わるのであった・・・




