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この異✖︎世界の冒険譚  作者: トトマル


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4/4

グレン海岸と誓い

 翌朝、目覚めると身体中に痛みが筋肉痛だなぁ

朝食の用意をしよう…確かパンがあったはず…

重い身体を動かして、なんとか朝食を済ませた。


 しばらくすると、トン…トンと扉を叩く音がする。

「ハァイ…」

「ロ・イお・は・よ・う…」

「アルトおはよう?身体が痛そうだね」

「僕も、あちこち痛くてさぁ…」

「俺も、痛え!ロイ海岸へ行くぞ!」

「アルト…めちゃくちゃだね…わかった行くよ」

アルトが迎えに来たので、僕も用意を済ませた。


 グレン海岸へ行く途中の森で、ゲイル先生が周りの様子を伺っていた。

「ゲイル先生おはようございます。」

「何か?探し物ですか?」

「あぁ…お前たちか、昨日この辺りで怪しいフードを被った奴等を見かけて、声をかけたんだがすぐに逃げられてしまった。追いかけたんだが…姿が見えなくなってしまってなぁ。俺から逃げるとは、中々腕が立つ奴等だな」

「そういえば…昨日、海岸へ行く途中に声をかけられました。この白い竿を貰いました。」

「うん?その竿、見せてもらえるか?」

「はい!先生どうぞ」

「僕も、この竿なんだが不思議な気がするんだ」

「マグーンに引っ張っられても、折れないし、糸が凄く伸びたんですよ!」

「この竿…?マジックアイテムか?詳しくは、わからんが…???」

急に白い竿がボロっと崩れ出した!

「うわっ!なんだ?」

「せっかく…貰った竿が…無くなった」

「やっぱり、マジックアイテムか!」

「おそらく…消耗品アイテムだ!数回使用すると消滅するタイプだな!」

「こんな…マジックアイテムを使う奴等だ相当な手練れかもしれないな」

「どうして?そこまでわかるのですか?ゲイル先生?」

「うーむ…そうだな…マジックアイテムには、2種類有る、1つは帰属型の物、自分以外は、使用できないタイプだからしばらく使用しても大丈夫だ」

「もう一つは、譲渡型アイテムで使用回数が有るが、自分以外が使用できる物だ。制作するには相当な技術が必要だな」

学校では、教えてくれない事を教えてもらえた。

「お前たち、今の話しは誰にもするなよ!」

「はい!ゲイル先生!」「誰にもいいません」

「俺は、もう少し森の中を探索する」

「お前たちも、気をつけて行けよー」

と言いながら、森の中へ消えて行った。

「アルト!なんだかすごい話し、聞いちゃったね」

「そうだな…なんだかすげぇ」 僕達は、なんだかドキワクしながら海岸へ向かった。


 海岸へ着くと…昨日まであったはずの…岩場が崩れているじゃないか!

「アルト…岩場が昨日より崩れてない?」

「近くまで見に行ってみようぜ!」

崩れた岩場まで行くと!?なんだ?あれ?扉?

「ロイ!アレ!扉だよな?」

「なんで…あんな所に扉があるの?」

扉は、崩れた岩場の中間辺りにあった!岩場の上から見に行く事にした。

 上から見ると、少しだが足場見たいなのが見える!

アルトがそろりと足場に足をかけて、降りて行った。

しばらくするとアルトが、戻ってきた。不思議そうな顔している。

「ロイ…なんだか?わからない?字?みたいなのが書いてあった」

そう言われると、見に行きたくなる。

僕も、そろりと降りて行き、扉の前に着いた。うん?

字?なんだか書いてあるのは、わかるが読めない。

「アルトぉ〜!どうする?開けてみる?」

「よーし!開けてみるか!ロイ!代わってやろうか?」

「大丈夫だよ!開けてみるねー」

扉には、ドアノブが付いてあり、回してみたら内開きになっていたので、そのまま入った…真っ暗で何も見えない。

「アルトぉ!入れるよぉ!真っ暗だけど」

と伝えると、アルトも扉の前まで降りて来ていた。

「ロイ、真っ暗だなぁ!明かりが欲しい所だけど何も、持ってないしな」

「アルト出直してみない?」

「せっかく、だからちょっと見てみようぜ?」

だんだんと、目が慣れてきた何かが置いてあるのは、見えるけど…やっぱり明かりが無いとわからない。

カチッと音がすると、次の瞬間グラグラと部屋の中が揺れている。だんだんと揺れが激しくなってきた。

「アルト逃げよう!」

「ロイ行くぞ!」

アルトが先に、外へ飛び出した!続いて僕も飛び出そうとしたけど…近くにあった袋みたいのを掴んで僕も外へ飛び出した。…あっ!ここ岩場だ!って事は……

「海だぁぁ!うわぁー!」

すぐに、海面が目の前だった!

ザバーン!と海に落ちてしまった。


 海面に出たら、アルトもぷかぷかと浮いていた。

「ロイ大丈夫かぁ?」

「見てみろよ!岩場が全部崩れ落ちてるぞ」

「うわぁ!よく助かったね!僕達…」

「とりあえず、浜辺まで行こうぜ」

「うん!わかった」

僕達は、泳いで浜辺までたどり着いた。


 浜辺に着くと、僕もアルトもハァハァしていた

「ロイ?なんだそれ?」

「あぁ…これ?さっき飛び出す前に扉の近くにあった道具袋を掴んできたんだ」

「何が入ってるんだ?二つあるだろ?一つ貸しみて」

「これなんだか数字の8に似てない?」

とアルトに渡す時に尋ねた。

「そうだな…似てるけど…横向きの8かぁ?」

そうなんだ、8だけど横向き(∞)なんだ。

アルトが道具袋を開いてみた。なんだかビックリ!した顔している。僕も開いてみた…!!

中には凄く広い空間があった!家の部屋以上はあるね!裏から見ても、ただの道具袋だ!どういう仕組みになっているんだ?

アルトが、道具袋の中に手を入れてみた!!

腕まで入っているのに、外に出てこない!アルトは、慌てて袋を放り投げた。良かった…腕は、ある。

「なんだ!この袋!」

うん!?投げた袋が戻ってきた!?

道具袋を見ると、さっきまでなかった文字がある!

「うわ!なんだこれ?さっきまで文字なんかなかったのに!」

「これって…マジックアイテム?」

「そうだよなぁ…ロイの方は、どうだ?」

「僕は、まだ中を見ただけだから、文字はないよ」

「腕を入れてみるね!」

すると…道具袋に文字が浮かび上がってきた!

やっぱり、マジックアイテムだ!

もう一度、腕を入れて目を閉じてみた…???

目わ閉じているのに、目の前に部屋の中が見える!

うっ…なんだか変な気分になるなぁ!

目を開けて、袋から腕を抜くとそこは、いつもの浜辺だ。

「アルト!袋に腕を入れたまま目を閉じてみて」

アルトも入れてみると、僕と同じような事をしている。…笑


 もう一度、袋に腕を入れて、目を開けてみた…やっぱり慣れないなぁ…近くにある袋を取ろうとすると、手に感触があった、そのまま袋から腕を出すと、手に握っていた。アルトもその光景をみて同じ事をした。


 「アルトこの袋の中の袋?に何が入っているんだろう?」僕は袋を開いてみた!袋2と名付け用

中から…ブワッと色々出てきて、袋2がサラサラと消えていく…これもマジックアイテムだ、だけど消耗品のようだな。

 袋から出てきたのは、服・ナイフ・靴・ゴーグルだ

アルトの袋からも、同じ物が出てきた。

「アルトも同じだね」「そうみたいだな」

僕は、ゴーグルを着けてみた、アルトはナイフを見ている。僕は、道具袋を見ると文字が言葉になってる!(初心者用 所有者用)

ゴーグルを外して見ると、やっぱり読めない…これもマジックアイテムだ!ゴーグルを着けて、アルトのナイフを見ると(ピコン)と鳴り透明な板?が見える!


初心者のナイフ:切れ味がするどい 力が上がる


どういう意味があるんだろう?


「アルト、切れ味がするどいだって!気をつけてね」

「なんでわかるんだ?そのゴーグルか?」

「そうなんだ!なんだか文字が見えるよ」

「そこの木で試してみるか」

アルトがおもいっきり、木に向かって切ってみた!!

スパン…綺麗な音が浜辺に鳴り響いた。

次の瞬間…ズッズッと木が動き出した!倒れていく!

ドッドン!と木が倒れた!

「「………」」

「やべえ!ロイ人が来る前に逃げようぜ」

すぐに、出ていた物を袋に片付けてハシミ村まで逃げてきた。

「ハァハァ…アルトこの袋の事は、秘密にしよう」

「ハァハァ…そうだな」

僕の家の中へアルトと入った。


「アルト話しがあるんだけど…僕さ探索者になりたいんだ!前から考えてたんだけど…」

「そうか…俺は、冒険者になりたいんだ」

「冒険者になって、モンスター退治がしたい…俺達みたいな子供を増やしたくないんだ」

「さすがアルトだね!僕は、今日みたいな不思議な事がこの世界にどれだけあるか探したいんだ!もちろんモンスター退治も」

「よし!俺達の道は、決まったな!12歳になったらギルド登録しよう!俺は冒険者、ロイは探索者!」

「じゃあこの1年で、もっと鍛えなきゃね!ついでにこのマジックアイテムも調べてみよう」

「よし!そうと決まれば、ゲイル先生に話して鍛えてもらわなきゃな」

ゲイル先生かぁ…さすがに厳しいトレーニングになるんだろうな…。









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