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古いおとぎ話と力の証明

 西の帝国で腕を治す方法を探している時に、とても古い文献に出会った。その中には、世界の成り立ちが描かれた変わったおとぎ話があった…


その昔、力だけが絶対の時代

大陸を四人の皇帝が治めていた。

皇帝達は、遊び相手が居ない。

皇帝達は、考えた。

皇帝達は、遊び相手を育てた。

皇帝達は、遊び場を作った。

皇帝達は、育てた者と戦いをした。

皇帝達に、敵う訳がない。

育てた者、言った。

今のまま、では遊び相手にならない。

遊び場で、もっと鍛える。

いつになるかわからないが待って下さい。

皇帝達は、待つ事にした。

いつまでも待つ事にした。



 クロノス遺跡の力の証明の扉を開けると…光に包まれた…

そこには、三本の剣が置いてあった。

一本目は…赤いオーラを纏った大剣

二本目は…緑のオーラを纏った長剣

三本目は…青いオーラを纏った短剣

何か文字が書いてある。


大剣…魔人イフリートの大剣  灼熱の業火

長剣…雷神トールの長剣  電光石火

短剣…海神ポセードの短剣  海竜の渦

どれか一本だけ選べ…


「みんな…この剣貰っていいのかな?」

「あれ?オレしか居ない…みんな同じ報酬じゃないのかな?じゃあ…どれにしようかな。」

魔人の大剣?なんか…カッコいい!これにしよう!

大剣を手に持つと、光に包まれ…扉の前に居た。


 次に出てきたのは、アルトだ。

「アルト!どう?報酬は?」

「俺は、これだ!…天下五剣の一本「森羅万象」

「おぉ!なんか変わった形の刀だね!刀が左右?」

「なんか…カッコいいから!これにした」

「ロイは?」

「オレは、この大剣!魔人の大剣だってさ」

すると、ルトアが出てきた。

「ルトア!おかえり。どうだった?」

「ロイにアルト!もう戻っていたのか」

「我は、これだ!聖王のマントだ!」

「おお…マント?なんか…王様だな」

「我も、マントが3種類には…ビックリしたが…」

「じゃあ…オレが鑑定してみるよ」


聖王のマント:種類 マント 防御力:+30000

装備すると持ち主に帰属される。唯一無二

どんな攻撃も通さないが防御力を上回る攻撃は

防げない。

王の資質がなければ装備できない。

弱点:洗えないので臭う


「防御力がすごいよ!ただ…洗えないだってさ」

「なにぃ!では、我は…ずっと臭いのか…」

「まぁ…がんばれ!次は、アルトを見るね」


森羅万象しんらばんしょう種類:刀・双刀

攻撃力:0 (条件有)

装備すると持ち主に帰属される。天下五剣。

万物を斬り裂く事ができる。

弱点:戦闘には向かない

(条件解放後)

攻撃力:+100000

霊的現象に対しては絶大な威力を発現する



「攻撃力0だってさ!条件解放ってなんだろ?」

ガクッ!「見た目だけかよ…!」

「後は、オレだな!」


魔人イフリートの大剣:種類 大剣

攻撃力:+30000

装備すると持ち主に帰属される。唯一無二

巨大な灼熱球を放つ事ができる。

一度使用するとインターバル1日かかる

大量の水に放つと大爆発が起こる。

弱点:無し 


「攻撃力は割とあるし、灼熱球が放てる?なんだこれ?魔法みたいなのか…?」

と話しをしていると…扉が開いた!

中には、何も無く…ただ暗い闇が広がっていた。

闇の奥から…声がする?

「なんだこれは?声が聞こえるが?」

「みんな…聞こえるみたいだね!」

「あぁ…気配が只者じゃないな…」


(力を証明する者よ)

(我は、待っておる。)

(彼の地で待っておる。)


「なんだ?彼の地って?」

「まぁ…いいではないか!何処かわからない場所で待たしておけば!はっは」

「それよりも、ロイよ!我は、もうすぐ城に帰らねばならぬ。」

「帰還石が赤くなってきている」

「そうか…3年たったからね」

「急いで帰らないとね!」

「そうだな!だが…時のクロノス遺跡を探さねば」

するとアルトが

「俺を助けた、お前達が南の遺跡に3年後と言ってた!たぶん…北の王国の南の遺跡だと思うんだ!」

「アルトを助けたオレ達が南の遺跡って言ってたの?」

「じゃあ、目的地は決まったね!」

「まずは、ここから出ないと」

オレ達は、サンドワームが掘った穴まで戻り、地上を見上げている。

「よし!みんな、オレに掴まって!行くよ」

「デセプラ」

「ロイ!俺さぁ…お前たちに助けてもらった時に、初めて空を飛んだのに覚えて無いんだ…」

「じゃあ!よく見ておいて!」

サンドワームの穴から飛び出し、空高く舞い上がった


「すげぇ!世界樹が丸見えだな!この世界は、こんなに広いんだな」

「だろ!でもね…時間制限があるから急ぐよ!!」

急に加速した為か…アルトは、気を失った。


北の王国と東の帝国の国境付近を目指し飛び出した。


 「おーい!アルト起きろ!」

「はっ!も…もう着いたのか?」

「国境付近に着いたよ」

「クソッ…また…気絶してしまった…」

「あっはは…また、がんばろ」

「ロイよ!ここからどうする?」

収納から世界地図を取り出した。

「地図的には、現在地がここだから…西に向かって歩いて行こう!」

「ロイ?なんだこの地図は?俺達が居る所が点滅してる?」

「そうなんだ!この地図便利だろ!前に研究室から持ってきたんだ」

「研究室?」

「アルトには、言ってなかったね。実は…クロノス遺跡で過去に戻った時…」

オレは、今までの出来事をアルトに話した。

「そうだったんだな!あの時の釣り竿から始まったからな俺達の旅みたいなこと」

「そう言えば、アルト!変な話し方は、辞めたの?」

「俺に剣術を教えてくれた師匠が、ワシの喋り方をしろって、うるさくてさ!おかげで変な喋り方になったんだ」

「じゃあ…今度紹介してもらうか!」

「我もな!」

「いやいや、ルトアは、王族だろ?謁見させて頂きます。候」

「あっははは!なんか楽しいね!」

「そうだな!」「うむ、悪くないな!」

「じゃあ!話しは、この辺にして…この状況をなんとかしようか!」

周りを見渡すと、野党にモンスターに国境警備兵が四方に居た。

「ルトアは、警備兵と話しをして収めてきてよ」

「そうだな!我にかできぬな」

「アルト…どっち行く?野党の群れ…およそ100前後かな?それとも…ヤバそうなモンスター2匹」

「じゃあ…モンスターにするよ!」

「野党は、ロイに任した!」

「では、みんな…行くよー!」「「おう」」


 野党共の目当ては、タウロスの光玉だろうな

やっぱり!待ち伏せされてるとは、野党の中に光玉を探知できる奴がいるな。確定だな。

試しに…揺さぶりをかけてみようかな?

「あのぉ?野党の皆さんは、何が狙いでしょうか?」

「あぁ!そんな事知るか!命が惜しかったら荷物を置いていけ!」

「周りを見て下さい!国境警備兵もモンスターも居ますよー」

「絶対に捕まりますよ」

「オレ達が捕まる訳ねえだろ!ねぇ、レグザさん」

「ハァ…何名前言ってんだ!このヤロー!」

「ひぇ…!申し訳ございません。どうか…命だけは…」

 「もう遅い!もう貰ったからね!」

「えっ!げはっ!」ドサッ

めちゃくちゃ…早い!素手で身体に風穴を開けやがった!コイツかなり強いな!


さてさて…どうしようかな?もう一人強そうな気配が野党の奥からするんだけど…なんとか勝てる?








いかがでしょうか?もし宜しければリアクション又ブックマークお願いいたします。励みになります。


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