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さすが商人だ

 商業ギルド…冒険者や探索者がモンスターを退治した時に、得られるドロップアイテムの買い取りを行っている。ドロップアイテムは、大きく分けて、モンスターの素材・肉・装飾品等である。遺跡やダンジョンからは、採掘品・素材・装飾品等の買い取りを行い

需要の高い物は安く、珍しい物は高く買い取ってくれる。冒険者や探索者にとっては大事な資金元になっている。クエストの報酬だけでは、装備やアイテム食料等を購入するだけになってしまい、より良い装備となると中々手に入らず、ランクも上がらず…負のループになってしまう為、商業ギルドはなくては、ならない


「ここが、商業ギルドかぁ!横にも上にも大きいなぁ!買い取りしてくれると…ありがたいなぁ」

冒険者や商人や豪華な服を着た人、色々な人達が出入りしている。

扉を潜ると…室内は、豪華な装飾品で飾られて、綺麗な赤い絨毯には金色の刺繍がしてある。

一言でいうと…キラキラしてる。

奥に受付があったので、向かうと…

「「いらっしゃいませ」」受付のお姉さんに声をかけられた。1人はレッドアイの髪色で、もう1人はブルーアイの髪色だ!

「何かお探しですか?」

「あっ…いえ!商業ギルドの登録と買い取りをお願いしたいのですが?」

「じゃあ、こっちで受付してもらえる」

えっ!ブルーアイの髪色の方ツンツンしてる?

「はい…お願いします」

別の受付を案内?された。

スカーフを巻いた、Wみたいな感じの髭で派手な服を着た男性が対応してくれた。

「こんにちわ、こちらで受付いたします。ギルド登録ですね?金貨1枚になります。」

たかー!とぅろくするだけで、金貨1枚?ありえないよ

「金貨1枚もするのですか?登録だけですよ?」

「はい、いたします。商業ギルドでの登録は、お互いの信頼関係を築く為であります。」

「信頼関係と言うのは、お互いが同等でなければ、いけません!ですから…商業ギルドからは、こちらをお渡ししております。こちらは、金貨1枚分のバングルになります。」

オレは、綺麗なバングルを受け取った!

「この、バングルは、商業ギルド証にもなっております。バングルをよく見て下さい。穴が空いていますよね?お互いの信頼関係が大きくなりますと、その穴に金剛石を埋めていきます。ですが…やはり大事なのは、信頼関係です。金剛石一つは、金貨20枚いただきます。お互いの信頼が深まっている証明になるのです」様するに、信頼関係って言ってるけど…さすが商人だ!金貨20枚で金剛石を買って貰います!って事では?お貴族様は騙せても、オレは騙せないよう!まぁ、ギルド証が手に入ったから…いいか!

「じゃあ、金貨1枚でバングルをおねがいします」

「承りました。では、こちらに出身地と名前と血判をできれば…ご自身を証明できる物は、ございますか?」

「はい、探索者ギルドプレート、で出身地はハシミ村と名前はロイっと、これでいいですか?」

「!!」

「ハシミ村のロイ様でしたか!」

「以前にマグーンを買い取らせていただきました!ロッテ様は、お元気でしょうか?」

「はい!ロッテ先生は、元気にしていますが…

あっ!そうだ!ロッテ先生が商業ギルドに卸したと言ってましたね!」

「その説は、誠にありがとうございました。お貴族様方は、大変喜んでおられました。我が商業ギルドも大変、潤いました。もし…よろしければ、金剛石を差し上げたいのですが…」

うわっ!これ貰ったら色々頼まれそうなやつだ!

丁寧にお断りしよう!

「いえ!マグーンは、村の皆で釣り上げたので…さすがにいただけません!辞退いたします。」

これで、大丈夫だよね!村長っぽく言ったから。

「わかりました。別の形でお礼させていただきます。そういえば…自己紹介が遅れました。私、イルナの街の商業ギルド長のガンザスと申します。これからも長〜いお付き合いをしていきます。」

「さっそくですが…買い取りでよろしかった?ですね。簡易マジックアイテムに入ってらっしゃるのですね!別棟にご案内します。」

「ガーネ、アクアさん少し席を外します。接客おねがいします。では、参りましょうかロイ様」

あのお姉さんさん達の名前だな、赤い髪がガーネさん

青い髪がアクアさんか。それにしても…ロッテ先生の名前が出てから手のひら返すので…早


 入り口から、別棟に移動すると冒険者や商人が商品を鑑定されている。もっと高く買い取れー!とか、

この商品はとか、みんな言いあっている。

「ここが空いていますね、では!ロイ様スクロールを開いて下さい。私が鑑定いたします!」

うわ!なんだか…安く買い叩かれそうだな…


 言われた通りに、スクロールを開くとドサッドサッと…こんなにもあったんだ…!

ガンザスさんも、ビックリ!していた。

「な、なるほど…鑑定しがいがありますね!」

うわー!?なんだか…ごめんなさい…


 ガンザスさんが、鑑定に時間がかかるので…商業ギルドが販売している商品を見ることにした。

綺麗な装飾が施された、剣、盾、鎧、兜、いつ使うのだろう…さらに奥に進むと、掘り出し物があるかも?

と看板に書いてある!何に使うのか?わからない物が沢山ある!木の枝やボロ切れ!?こんな物も買い取りしてるんだ!後は、何があるだろ?円の書いた本?なんだろ?中を観てみると、円の書き方がいっぱい描いてある。変わった本だなぁ…

そういえば!オレのゴーグルⅡになってたな!ゴーグルを掛けて見たら…どうだろ?試してみよう!


 ゴーグルⅡで見てみると…白いモヤが付いている物がいくつかあった!始めに見た、木の枝と破れたマント?円の書いた本から、白いモヤが出ている!

とりあえず、買っておこう!金額は…安!合計で銀貨1枚だ!木の枝が銅貨20枚、破れたマント?が銅貨10枚

円の書いた本が銅貨70枚、本が1番高いな。


ガンザスさんの使いの方が、鑑定が終わったので、別棟までお戻り下さい。と伝えにきた。

終わったのか、大したことない金額だろうな。


「ガンザスさん、お待たせしました。鑑定は、どうでしたか?」

「ロイ様、鑑定終了致しました。内訳をお話ししてもよろしいでしょうか?まず…オークの肉✖︎42 銀貨42枚  エメラルド小✖︎32 銀貨320枚  エメラルド大✖︎10 金貨20枚 ウルフの皮✖︎30 銀貨30枚  ブルーアイ✖︎20 銀貨200枚  ハイウルフの皮✖︎10 金貨10枚  アクアマリン✖︎10 金貨20枚 バットの牙✖︎46 銀貨46枚 バットの羽✖︎46 銀貨46枚  レッドアイ✖︎46 銀貨460枚以上になります。

合計買い取り額ですが金貨61枚と銀貨44枚になります。全て買い取らせていただいてよろしいでしょうか?」

「わぁ!すごい金額になりましたね!はい!買い取りでお願いします。」

「ありがとうございます。精算は、受付でお願い致します。」

「そういえば…売り場は、いかがでしたか?掘り出し物でもありましたか?」

「はい!ありました!変な本と枝とボロです」

「……」

「そっ…そうですか」

「それは、良いお買い物でしたね。では、受付へ」

絶対に!ゴミばかり買ってる!と思った顔してる!


 受付に行くとガーネさんが居る、アレ?アクアさんは、居ないな!

「ロイ様、お疲れ様でした。こちら清算金になります。お受け取り下さい。」

臨時収入が入った!これでしばらくは、大丈夫だろう。

「ロイ様、本日はありがとうございました。またのお越しお待ちしております」

「はい、ありがとうございました。」

ガンザスさんが何かいいたそうな顔してる…

「ロイ様…腕を見込んで依頼をしてもよろしいでしょうか?」

「依頼ですか?ウ〜ン」

アルトが帰ってくるまで、時間があるし…少しぐらいならいいかな!

「大丈夫ですよ!依頼内容はなんでしょうか?」

「よろしいのですか?では…北の洞窟に行く途中の西の鉱山で採掘の依頼なのですが…」

まさかの指名依頼?鉱山なら面白い鉱石が手に入るかもしれないな!






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