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第十話 メインイベント開始

 はるかは試合を静かに観戦していたが、しばらくしてエリカに案内された控え室に移動した。はるかには普通のプロレスの試合は退屈で、メインイベントが始まるまでは観戦する気が起きなかった。

 はるかは控え室のドアを開けると当然そこには誰も居なかった。はるか用にわざわざ用意された場所だから他のレスラー達はそこには用が無く、居たら居たらで沢野に怒られるから、ドアすら開けようとしなかった。

 はるかは椅子に座り、暇潰しにエリカが来ないか待ち望んだ。しかしエリカはセコンド業務が忙しくてはるかの相手をする暇が無い。はるかは、控え室に居る方が余計退屈になって試合会場の方に戻った。

 試合が進み、休憩時間を挟んでそしてやっとメインの試合になった。

 先にワルキューレのレスラー達がリングインして、ヒールチームの入場を待つ。そしてヒールチームのテーマ曲が会場に鳴り響きシャドークィーンのメンバーがふてぶてしい顔で周りをにらみながら入ってきた。

 はるかは憧れのシャドークイーンの連中が入ってきて心湧き踊る。

リング上では先にシャドークイーンのメンバーがコールされ、レフェリーに凶器を持っていないかボディチェックを受ける。そしてベビーのワルキューレ側の選手がコールされレフェリーにボディチェックを受けた。そしてゴング開始とともシャドークィーンの三人が一斉にワルキューレのメンバーに襲い掛かり、全員リングの下に引き摺り下ろされた。

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