幕間1
ひかり視点
お兄ちゃんのアルバイト先にやってきて、ゆっくりしていましたが、すぐにお店は満席になってしまいました。
それでもテキパキと運んだり、お掃除をしてすぐにお客様をご案内したりしていました。
やっぱりお兄ちゃんは凄いです。
「お兄ちゃん大変そうです。大丈夫でしょうか…」
私がそう呟くと蓮さんや葵さんが笑顔で私に言ってくれました。
「翔なら大丈夫だと思うぞ?あいつなんでも要領良いし、それに今ならひかりちゃんとさくらちゃんがいるからな〜」
「そうそう!ひかりちゃんとさくらちゃんの前では翔は無敵だからねぇ〜」
そう言うお二人の言葉に少し違和感がありましたので聞いてみることにしました。
「お兄ちゃんいつでもあんな感じですけどお二人の前だけでは少し違うのですか?」
そう伝えるとお二人とも凄くにこやかにお話してくださいました。
「あいつバイトがあった次の日の学校だと結構眠そうにしたりとかしてるんだよな〜、これ翔には内緒な?」
「ひかりちゃんとさくらちゃんの前ではカッコつけたいんだよ〜きっとね」
そう言われてびっくりしましたお兄ちゃんはなんでも出来る凄い人なんだなと思っていましたが実はそんな一面もあったなんて、、
(でも、お二人ともずるいです…私たちの知らないお兄ちゃんを知っていて…)
そう思いながらお兄ちゃんが持ってきてくださったケーキを食べている時でした。
お兄ちゃんが大人の女性グループに何やら呼び止められているようでした。
お兄ちゃんは笑顔で対応してるように見えますが私には分かります。少し困っている表情なのが、お兄ちゃんがかっこいいのは分かりますが私とさくらだけのお兄ちゃんなんです!誰にも渡しません!
すぐにお兄ちゃんは他のお客様の接客に戻って行きましたが凄くモヤモヤします…
お兄ちゃん何故か自分が凄く人気がある事を分かっていないんです。
今日私たちの教室に来た後だってクラスメイトの子から、かっこいいとか凄く優しそうとか、一目惚れしちゃったとかそこから紹介してほしいとまで言われてしまいました。
これは帰ったらお兄ちゃんにはお説教です!
そんな感じのことを考えていると葵さんが私にしか聞こえないぐらいの小声で
「ひかりちゃん、翔があのお姉さん達に呼び止められてる時少し嫉妬しちゃったでしょ〜もう可愛すぎ!
翔はひかりちゃんとさくらちゃんラブだから絶対大丈夫だよ!」
そう言われたので私は凄く顔が熱くなってしまいました。なんで葵さんはそんなことが分かるんですかぁ〜!
そこから少ししてお店が忙しくなってきたのでお邪魔にならないように私達はお会計を済ませてお店を後にしました。
(お兄ちゃん後もう少し頑張ってくださいね!お家で待ってますから!)
こんばんは〜ミレナです!
今回は前回のお話の時のひかりちゃん視点でお話を書きました〜
ひかりちゃんとさくらちゃん交互に視点を書こうと思いましたが別々の方が分かりやすいかなと思いまして今回はひかりちゃん視点で書きました!
とにかくひかりちゃんはみんなの前ではしっかり者だけど実はさくらちゃんよりもお兄ちゃんが大好きですっごく甘えたいと言った感じの子にしております!
次回はさくら視点のお話を書こうと思っておりますのでお楽しみに!
それでは〜




