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学園で妹の人気が高すぎて、なぜか兄の俺まで注目されてる件  作者: ミレナ


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エピソード13

京子さんからそう聞かされた俺はそのまま話を続ける。いつの間に面接をしたのだろうか、それにバイトはもう雇わないと言っていたはずだったから尚更気になった。

「京子さん以前バイトは俺だけで良いから取らないって言ってませんでしたっけ?人手足らないなら全然俺出る日を増やしますよ?」

そう伝えたら京子さんは少し驚いていたがまた心配そうな目で見て来た。

京子さんの意思は意外と硬いところがあるから、その意思が崩れるほど忙しくなっているのかと思うと、雇われている身としても申し訳ないし、力になりたいと思ってしまう。

そう思っていると京子さんは口を開いた。

「これ以上シフト増やしたらそれこそ翔くんに迷惑かかるだろ、妹さん達のこともあるんだからもう少し自分を大切にしな。それにあれはバイトの募集をかけないってだけのことだよ。うちの弟の娘ちゃん、私からすると姪っ子になるがその子が翔くんの妹さんたちと同じく高校一年生になったんだ。それであっちから頼まれてな仕方なくだ。」


疑問に思っていたがそう言われてすぐに納得した。

前『すごく可愛い姪っ子がいるんだ!見てくれ』と半ば強引に写真を見せられたことがあったが、俺が見せられた写真は小学生の女の子の写真だった為

今ひかりとさくらと同い年と言われてびっくりしている。

「そう言う事だったんですね。それにその姪っ子さんが入ってくれたら響子さんも少しゆっくり出来そうですね。」

京子さんは働きすぎな感じがしていたから少し安心した。それに京子さんが教えるなら直ぐに仕事を覚えれそうだ。と思っていたら京子さんが口を開いた。


「だから翔くんには教育係を頼んでも良いか?

私が教えるより翔くんが教えた方がいいだろうし、翔くんはなんでもこなせるから安心して任せられるよ。」


「はい?俺が教えるんですか?京子さんが教えた方がいいと思うんですけど、、」


「それにあの子も同い年ぐらいの子に教わってた方が気が楽だろ?だから頼む!」


そう言われて両手を合わせてお願いしてくる京子さんの頼みを断ることは俺には出来ない。

京子さんには俺だけじゃなくひかりやさくらもお世話になっているから。


「分かりました。俺なりに頑張ってみますよ。無理そうならお願いします。

そう答えると(ありがとう!)と返答が来た。


その後は黙々と準備をして気がつくともう開店時間になっていた。


アイリスは学園の近くにあることもあり、基本夕方から開店するようになっている。

土日は昼前ぐらいから開店する。

店前の札をOPENにひっくり返したタイミングで、ひかりとさくら、蓮と葵がやって来た。

いつも来る時は大体俺が札をOPENに変えるぐらいのタイミングでやってくる。

ひかりとさくらも俺を見るとすごく笑顔になっている。

あの笑顔を見ると、元気も貰えるし頑張ろうと思える。


「いらっしゃい、いつもの席開けてるから座っていいぞ。」


そう言って四人を案内する。いつも座っている場所は店内の一番奥の角のテーブル席だ。なんでもあそこだと店内が見渡せるからいいらしい。

みんなが座ったタイミングで、お冷とメニュー表を手渡す。

ひかりとさくらはすぐにこちらを向き話し始める。


「お兄ちゃん今日も素敵ですよ!ちなみに今日のおススメは何ですか?」

「おにいちゃん、かっこいい、私もおにいちゃんのおすすめ食べたい。」


そう言う二人に対して少し悩む。

ひかりは甘すぎないものが好きでさくらはフルーツが乗ったものや甘いものが好きだからな。

アイリスは日によってケーキや紅茶の茶葉、コーヒーの豆なども変えている。これは京子さんのこだわりで毎日来ても飽きたりしないようにと言う思いがあるからだ。

今日のメニューの中だと、ひかりはザッハトルテ、さくらはミルフィーユかなと思い提案してみる。


「そうだな。ひかりにはザッハトルテとダージリン、

さくらには苺のミルフィーユとキャラメルラテがおすすめかな。」


「いいですね!流石はお兄ちゃんです!私はそれでお願いします。さくらはどうしますか?」


「おにいちゃんのおすすめじゃなきゃいや、、だからそれでお願い。けどラテには砂糖多めがいいな、」


そう言って満面の笑みで答えてくれるひかりとさくらに俺は癒されつつメニューをオーダー表に書く。

そうしてると俺たちの事を無視するなと言う目で蓮と葵たちが見てくるので冗談で『二人へのおすすめはお冷だぞ?』と言うとひかりとさくらは笑っており、

蓮と葵はふざけるなと言う感じで見て来て、メニュー表を見て注文する。


「俺はコーヒーとチーズケーキかな」


「私はアールグレイとモンブランにしようかな〜?ね!ね!ひかりちゃん、さくらちゃん良かったら分けっこしない?」


そう二人からも注文を貰ったので書いているところで葵が二人にそう提案している。

二人とも、承諾していた。

俺はそのまま『ごゆっくり、どうぞ』と言い残しカウンターの方に戻り、伝票を渡して次のお客様を案内して、接客をする。


アイリスは学生人気が高い。理由としては、まずは学園から近いのも一番だが、値段がリーズナブルで学生でも手を出しやすいところや雰囲気が落ち着き勉強や読書などがしやすいところがある。一部の男子学生は京子さんを見たいがために来る生徒がいたりする。

そのため開店してからすぐに満席に近い状態になる。

そのためホールである俺もオーダーが止まったタイミングでコーヒーを淹れたり、ケーキを切り分けて持って行くなど、ホール兼キッチンみたいな立ち回りをする事が多い。

約一年やって来たのでその辺の要領は掴めているため、効率よく動いて行く。

今日も頑張るか!


こんにちはミレナです!

今回のお話は、カフェでの京子さんと翔くんの二人メインのお話に致しました!

京子さんは実はかなりの心配性なので翔くんやひかりちゃん、さくらちゃんの事をいつも気にかけてくれる優しいお姉さん的なポジションで書いております!

さて次のお話はひかりちゃんとさくらちゃんの嫉妬が爆発しそうなお話ですのでお楽しみに!

それでは〜!

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