#砂時計の砂が落ちきる前に(最終話)
〜あらすじ〜
空は澄んだ色をし太陽が砂時計とカラビナウォッチを照らし出す。時が経っても変わらぬ時計。
彼女の人生は砂時計から始まることになる。砂時計とカラビナウォッチ…
2つそれぞれの時計の意味は何か…
彼女の幼年期から青年期を経て、成長し恋をしていく。
砂時計を手にし講演する光。
『医大生の皆さん!ここに今生きている全ての命を救って下さい!今、私の手には"過去と未来と今を映す砂時計"を持っています。この砂時計の砂が落ちきる前に、中山間地が抱える課題を私と一緒に地域医療、へき地医療を改善し、患者さん、地域の方の砂時計の砂が落ちきる前に、元の位置に戻してあげてください。その為には皆さんのあたたかく差し伸べる手、想いが必要です!』
頭を下げる光。
一人の女性医大生が立ち上がり拍手をした。
そして次々と医大生が立ち上がり拍手を光へ送っていた。
美月と伯父は、一番後ろの隅で講演を聴いて涙を流している。
ーー2年後…光と美月の間に一つの命が生まれた。水上 希望
"希望を持ち、前へ進んでいって欲しい"そんな想いで名をつけた。
そして、この県は全国的に有名になり、住みたい県、住みたい地域No.1に選ばれる事になる。
光は、抱っこ紐で我が子(希望)を抱きながら講演する事もあった。
その際に光は、こう話した。
『私は、夫婦で医師の仕事や看護師の仕事をしています。感染等がない患者さんの場合は、一緒に訪問医療へ行きます。当然、反対する方も多いと思いますが、私が住んでいる集落は高齢者が多いです。そこで、あえてその場に子どもと一緒に訪問へ行くと患者さんが不思議なほど元気になるのです。目に見えない治療が出来ます。笑顔も増えます。認知症予防にも繋がります。そして生きる希望が増えてきます。又、地域の方も一緒に子育てを手伝ってくれます。まるで我が子の様に…だから、結婚や出産に対して不安にならなくて大丈夫です。お互いがお互いを助け合いながら生きて行くのですから………』
ーー『ねぇ!おばぁーちゃん!この話は本当にあった話なの?』
『本当の話だよ。お爺ちゃんが日記に残していたからね。』
ーー『私もお医者さんになる!』
『大丈夫。お医者さんになれるよ。』
そう話しす"手"には分厚いノートがあり、表紙には【#砂時計の砂が落ちきる前に】と書かれていた。
空は澄んだ色をしキラキラ眩しい太陽の光が砂時計とカラビナウォッチを照らしていた…
時が経っても変わらぬ2つの時計…
砂時計の砂やカラビナウォッチの針は止まる事なく時を刻み続けていく。
永遠に…
おわり
♡おわりに♡
小説を読んで頂きありがとうございます。
初めての小説で上手く皆さんに伝わるかなぁ…と思いながら毎日更新していました。
私の大好きな新潟県を舞台にし、実際に"雲海"をみて感動した自分を思い出しながら書きました。
作品はフィクションですが…(笑)
ですが、私が実際に見て感じた事も一緒に書かせていただきました。
皆さんの心の中には、目に見えない時計があると思います。時間を戻す事は出来ませんが、時間を振り返る事、前に一歩一歩進む事は出来ます。だから、皆さんも前に進みましょう!大丈夫!こわがらないで!皆さんが手を差し伸ばし合い、手を繋ぎ、支えて合えば必ずうまくいく。
天候の様に心の中が晴れて嬉しい時も雨が降って悲しくなる時も、変わらず時間は過ぎて行く。
だから、後悔しないように笑顔で自分自身や大切な人、旦那さん、奥さん、お子さん、家族、恋人、友人に伝えてあげて下さい。
『大丈夫』って。
…皆さんが笑顔になれますように…
ー追伸ー
また小説を書いて行こうと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
感謝です。




