最近はラノベが本当にガチでマジで神面白い件について
格差社会と言われる昨今、だが、これが逆に良い効果を出した
言うなれば、頭良い、付加価値を、小説本文でも挿絵でも、できる人間を本気で優遇しだしたからだ
昔は、需要者が馬鹿で、大して啓蒙されておらず、全体的にも子供だましが通じた
ならば、供給側はエンターテイメントの質よりも、別のところに金を回す
質が重視されてなければ、質を生み出すための、作者や挿絵を書く人間に金が回らない
そこに金が回らないなら、集まらないなら、必然的に良質な人材は集まらないだろう
しかし、最近はオタク文化一般化も伴い、人材面でも見逃せないほどの、インフレ的な革命が巻き起こっているようだ
昔よりも、今の人間の方が、面白い、これは当然だろう
今の人間は、昔の人間を踏み台に、全てを糧にできる分、俄然有利だ
全体的なレベルならば、それほどでもないだろうが、上位陣のレベルに関しては圧倒的な差異がある
さらにオタク文化の積み重ねた歴史も、上手い具合に、娯楽を創造する上で効果を発揮している、
これは、歴史小説が書店の一ジャンルを仕切っているのを見れば、明瞭に分かることだ、
歴史とは、ある程度広範に、共通の内輪ネタのように扱うことが出来るモノであり、共感と親近感を演出できたりする
オタクの歴史を、当然のように踏襲するのが、現代の若者というモノだ
古いもの、それでも色あせない、情報価値の依然高い、知るべきものは、自然と全体に浸透するものだろう
もちろん、情報量が多くなりすぎれば、そのような踏襲も形骸化するだろうが、
それでも生き残り続けるネタならば、元ネタの出所、リソースが分からなくても、一定で受けるのではないかと思う
とかく、金の集まるところに、真に一流の人材は集まる、それは企業を見ればスンナリ分かるはず
金が集まるならば、だ、優秀な人材は雪崩のように押し寄せる、
オタク文化が花開いて、馬鹿みたいに価値で意味で溢れてきたのも、
根本のツールとしての有用性もさることながら、この面が非常に大きいのは言うまでもない




