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真に価値ある小説、あとハードSFについて

 

 

 まず第一に、

 真に価値ある小説とは、商業にはありえない、

 くだらない商業を超越して、趣味の、芸術家気質の、

 妥協する必要性の皆無の、社会的真の上位者が、真に生み出せるもの。

 だいたいにおいて、完結が折り込み済みなのが、馬鹿らしい話しだ。

 ただの一本の、上位者が己の人生を注いで、半永久的な、続き続ける大長編、それで十分、それが重要。

 せっかく創造したキャラクターを、完結して台無しにする、その必要に迫られるのが、土台駄目だろう、

 一極集中して、一つの物語に、あらゆる価値を集約させるべき、それが情報価値の圧縮、凝縮、偏在させるだろうし、

 基本的に、構造的に、くだらないのだ。

 真に価値ある小説を知っていれば、気づけるのだが、真に価値ある小説なんて、希少価値を知っている人間は、どれだけいるか。

 自分も、奇跡的に一本程度しか知らない、これはハードSFの話しだ、

 その小説は、だいたい文庫本30冊程度で、掛け値なしに人生を変えてくれた。

 他の小説が陳腐に思える、わけじゃないが、その小説でないと駄目と思わせてくれる、何かが、そこにはあったのだ。

 もっと、こういうのが生まれないといけないと、思う。

 だが、こういうのが生まれる可能性は、限りなく低い。

 真に有能な創作者が、その真に有能な能力を注いで、手間隙時間を、それに注いで、くれるはずがない。

 本当に有能だから、己の幸福の追求に足しになる、金になることを、他に幾らでもできるのだから。

 例えば、医学部に現役で合格するくらい、それくらいじゃないと、真に価値ある小説は生まれない。

 このレベルじゃなくても、真に価値ある小説が、人間に描けていれば、とっくに世界は救われている。

 人間の能力というのは、所詮はその程度だからだ。

 だから、そういう真に上位者が、己を削って、趣味で、社会貢献で、小説を創造してくれるかというと、

 基本はありえない、それは奇跡のような、滅私奉公と、いえる。

 だいたい、小説執筆以外にも、世界に対しての滅私奉公の仕方は、無数にあるわけで、

 現状、不幸な人間など、腐るほどいるわけで、

 そういう人たちを真に救うならば、小国や大国で、なにかしらのポジションで暗躍するか、 

 そういう動向をする企業にでも、所属して働くのでも、一向にかまわないか、むしろ効率的だ。

 

 ハードSFというのは、深いSFモノだ。

 個人的には、規模やスケールのでかさを、まずは考えたい。

 超銀河団に広がり、ボイド、大規模構造を俯瞰するくらいの、星図が、個人的には必要に思える。

 もちろん個人的趣向である、これがハードSFに絶対必須じゃないが、

 第一に、こういう世界観が、あって欲しいと、思う。

 他に、宇宙を又に掛けるからこそ、地球で繰り広げられるのと、趣を異にする経済や政治など、

 超光速通信、光を遥かに越えた通信インフラで、広大な空間世界で、文化的均一性が保たれてたり、

 広大な宇宙でも、やはり共産主義と資本主義、全体主義などの、永遠に答えの出ない、

 人間性の病理に基づく、悲観的理想主義と楽観的現実主義の対立、などなど。

 そして、宇宙を地球においての空として、戦う航空戦力、

 または海として、戦う艦隊戦力も外せないだろう。

 そしてそれを操る人間達、

 場合によっては、人知を超越した計算・演算能力があってもいい、

 遺伝子の改変による、異法則を操れるようになった人間が、魔法を使っても、

 個人的には、遥か未来の科学技術なら、可能なんじゃないかって、

 思い込みでもなんでも、そこに己がリアリティーを認知できるなら、

 説得力が迫真に迫って、それを超越して、己の中で当然の現実として扱えれば、扱えていれば、いいと思うのだ。


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