矛盾領域の虚空計画
矛盾領域にて、最近、一つの壮大な企画、計画が進行、立ち上がっている。
それは”虚空”と呼ばれている。
図書館の主が主軸に参与し、それはそれは、壮大にして豪快、たちまちに参加者を増やした感がある。
図書館街区、あるいは図書館都市の、
だいたい主要な司書、高名な図書館長も参与し、総勢スタッフは数千を下らないようだ。
創作するものは、物語だ。
ただの物語と、それは言ってしまっても良い。
だが、並外れた、世界を響かせるほどの、それは力、強さと言えるほどのモノ、
超絶の領域の、ハイブレイ、インテリジェンスの巻き起こすモノだ。
それはそれは、現実世界が色褪せるほどの、深さと広さになるだろうと、予測予想される。
彼彼女達は、結集する、世界に比肩する情報量、積み重ねた英知と感性と博識を、それに。
お互いがお互い、物語の整合性、複雑性、ネットワーク性、そして付随する大規模性、
これら、全てが全て、バランス良く、最大値になるようにも、するだろう、
物語を規定するのは、それがどれだけ、現実に近く、超越するかに懸かっている。
つまり、リアリティーと、アンリアリティーの境界で、どれだけ高められるか、である。
図書館の主が、本筋を描くのだろう、それは容易に予想できる。
頭のレベルが最高位の存在が、全てを主要に主導しなければ、いけない。
むしろ、彼以外に、全てを制御し、コントロールし、完璧に完全把握した上で、整合させるのは不可能だろう。
彼以外には無理な、その作業以外を、彼以外が行うと、考えてもいいのかもしれない。
とかく、彼が本筋を描くのだろう。
彼以外は、あるいは物語の本筋からは、外れた部分を担当する。
登場人物の、生まれた時から、幼少期からの、史実のような物語だ。
そして、物語の本筋を終えた後の、蛇足のような物語、老後から死期まで、描く。
それがあるから、物語でどのように動くか、必然的に規定されると、言える。
キャラクターとは、死ぬまでを描いて、初めて完成すると、少なくとも自分は思う。
他にも、メカニズムや、空想の域に飛躍した、科学技術。
あるいは、ただ物語上では、東南域と、名前だけ出てくるような領域の、設定資料まで作りこまれるかもしれない。
とにかく、思いを、そこに込める、できる限りの最大限で、込め続けることが重要だ。
矛盾領域の盟主、図書館の主は、
知生態の生きたいと思う、その想いの総量を、力に変えるで有名である。
日常的なライフワークでも、その能力は、常に証明され続けている、
全勢力、その絶対的に対立する矛盾を内包し、統合し、
絶無の陣営とタメ張る、正面戦力として、常に在ることであるし。
彼の手腕を信用しない事は、世界のこれから先の存続を、信頼しないと同義なのだから。
さて、物語の概要は、全140部で構成される、超超長編スペースファンタジーだ。
総文字数は、おそらく、10000万文字以上、つまり一億文字程度だろう。
それが物語の本筋だけの文字数。
外伝や設定資料、関係の薄い、物語の外側の物語まで含めれば、
総文字数は、一不可思議から無限大量程度には容易に至るだろう、それだけ果てしなく深くて広い世界だろう。
また、全て、全世界に公開されるので、
読みたい人は、世界が永遠に続くと仮定するなら、永遠を掛けても全部読むだろうし、読めるだろう。
この計画は壮大なので、少なくとも一人は、必ず網羅するだろう、この物語群の端の端に至るまで全てを。
そんな計画の、遂行期間は、一年と初めから決まっている。
それは、365日、それが生命体の一周期、最も多彩に描ける、限界日数と想われるからだ。
もちろん、これは十年でも、百年でも、行えるが、
世界に対する、費用対効果を考えたとき、結論として、こういう演算計算が最適にかなったのだろう。
とかく、矛盾領域には、このような計画は、間々あるが、
これほどスケールの大きいものは、そうそうにない。
この企画は、少なくともここ一年は、この領域をにぎわせること間違いが無い。




