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一日の静かな歌
目覚めた朝 窓辺に差し込む
淡い光が 今日を呼んでいる
昨日残した 悔しさも痛みも
少しずつ薄れて 溶けていくようで
心の奥で かすかに響くのは
まだ終わらない 私のメロディ
小さな一日の静かな歌が
誰にも見えない想いを包む
泣いた夜さえ優しく変えて
明日へ向かうための色になる
歩き続ける意味はひとつ
生きてることが歌になるから
夕暮れ空 残されたオレンジ
茜色の夢 そっと染めていく
立ち止まるほど 迷う日もあるけど
それでも何かを 信じていたくて
胸のどこかで 途切れず続いてる
儚く揺れる 私のメロディ
小さな一日の静かな歌は
誰にも届かぬ想いを照らす
失くしたようで まだここにある
心の奥に眠る光たち
孤独を越えて出会う朝は
きっと世界が少し変わるから
声にならない声がそっと
私の肩を抱きしめる
何も言わず ただ寄り添うだけで
涙は歌に変わっていく
一日の終わりに静かな歌が
そっと頬を撫でるように響く
ありふれた今日が愛しくなる
かけがえのない私の景色
歩き続ける意味はひとつ
生きてることが歌になるから
そっと瞼を閉じて 微笑むように眠る
明日もまたどこかで 静かな歌を紡ごう




