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白いドレスの裏側
白いドレスの裏側には ほどけた夢が眠っている
綺麗な言葉で飾るほど 深く傷ついていくのに
鏡の前に立ち 悲しみを誤魔化して
誰にも見せられない 本当の私が泣いてる
拍手の音が遠く響くだけ
この胸の空虚さを 誰も知らない
白いドレスの裏側には ほどけた夢が眠っている
綺麗な言葉で飾るほど 深く傷ついていくのに
光の中で微笑むたび 影だけが大きくなる
誰かこの孤独を ほどいてください
枯れた花を抱えて まだ綺麗だと言い聞かせた
それでも滲む色に 自分の弱さを映す
期待に応えるほど 心は離れていく
綺麗じゃない私も 生きていいのかな
拍手のあとに落ちる静寂
私は私を 見失っていく
白いドレスの裏側には 泣き腫らした夜があるの
誰にも触れられない場所で 壊れていた心がある
優しさよりも怖いのは 見捨てられないことじゃなく
誰にも見られず ただ消えていくこと
白いドレスを脱ぎ捨てたら 私は私になれるかな
綺麗じゃない涙の跡も 抱きしめてくれるかな
光の中で笑うよりも 闇の中で息をしたい
ほんの少しだけでいい ここにいてもいいと
白いドレスの裏側で
私はまだ 生きようとしている




