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3.おばちゃんにはかなわない

 ロボットに求められる生産数。

 それは、ベテラン作業者——現場のおばちゃんの実績だ。


 現場で長年やってきた人間の速度が、そのまま基準になる。

 得てしておばちゃんというのは、最適化の化け物だ。

 ズレれば直し、違和感があれば止める。手際もいい。


 ロボットにはそれができない。


 しかも人間は両手。

 工場のロボットは単腕。


「じゃあロボットを増やせばいい」

 そう思うだろう。


 だが、コストは人件費基準で決まる。

 おばちゃんの人件費はご想像の通り。


 ロボットは、 おばちゃんの代わりなのだ。

 かなうわけがない。

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