3/4
京都 荒川 3
何分、何時間、どれだけ待っただろうか
3人は一向に来ません。
3人に電話をしましたが繋がりません。
ひなは帰ることにし、元来た道を戻りました。
しばらく歩いてると...
うずくまってる男の子を見つけました。
「どうしたの?大丈夫?」
「お父さんと虫取りしてたらはぐれちゃったの」
男の子は泣きながらひなに説明しました。
「お父さん探してあげる」
「うん...」
ひなは男の子と手を繋ぎお父さんを探しつつ進んでいきました。
結構歩きましたが、お父さんどころかだいすけ達も見つかりません。
(一体どこいっちゃったんだろ...)
ひなが心配になっていると
「あ!!」
男の子は足を滑らせ、川に落ちてしまいました。
ひなはその反動で手を離してしまいました。
「え?あ?え?」
ひなはパニックになってしまいました。
そんな時、木の棒を見つけました。
「これに捕まって」
ひなは男の子に木の棒を差し伸べました。
すると男の子はニヤリと笑い、強く引っ張りました。
ひなは川に落ちてしまいました。
男の子はひなの耳元で
「これで一緒に遊べるね」
そう言うと潜ってひなの足をつかみ思いっきり引っ張りました。




